支援

atelierゴーシュでは1月から3月まで、手織り体験にいらしてくれたみなさんの体験代から半額を以下、団体へ寄付することにしました。

空飛ぶ捜索医療団ARROWS“(特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン)

東日本大震災の時に知ったこの団体。
国内外を問わず災害のあった現場にいち早く駆けつけ救助や現場に必要なことを行なっていて、その活動内容をメール配信やSNSで発信しています。
当時、支援をさせてもらうなら繋がりのある、顔の見えるところへ、支援の先が見えるところへ、と思っていたところに友人のブランド「STOF」が支援アイテムを作って売上を寄付!と企画していて知りました。

ゴーシュでは”atelierゴーシュ基金”として、毎月積み立てをしていますが、そちらと合わせて支援金として寄付して参ります。

※ atelierゴーシュ基金とは
2020年1月より、毎月メンバーさんから頂いている月会費と体験の方々から頂く体験代から5%をatelierゴーシュ基金として積み立てております。 社会福祉や被災者支援、心ある個人の方への支援などの活動に充てる目的としています。

SNSや新聞、ニュースから、寒さを凌ず大変な思いをしている被災者の方々の姿が見られます。
本当に、ほんとうに想像を超える辛さだと思います。
まったく違う話なのですが、僕は肺炎になってから、呼吸ができない人の辛さや不安、恐怖を知りました。おかげで、体験したことのない辛さも、以前より想像できるようになりました。
それでも、いつもの日常がなくなり、寒さも凌げず満足な食事ができない辛さは想像を超えると思います。ならばせめて、気持ちだけは保てるように。助けにいってくれる人たちが全力で助けに行けるように。できる範囲からちょっとだけ頑張って、”体験代の半額を寄付”とさせていただきました。

2011年3月がそうであったように、多くの人が今、”自分には何ができるのか、何をすべきか”を考えていると思います。ゴーシュはゴーシュの日常を保ちつつ、あの時できなかったことを少しでもできるように、勤めます。みなさんも、どうか心落ち着かせ、穏やかな日々を過ごしてくださいね。
何を成すにも、自身の心身、健康でないと成せないと、感じる2023年でした。
今年は、成すぞー!

臨時オープン日更新

ずいぶん久しぶりになってしまいました。
まずは本題からいきましょう!
年内の土曜日オープン日を更新しました。
11/4(土)、11/18(土)
12/9(土)、12/16(土)、12/23(土)
”お知らせ”でもご覧いただけます。)

平日だけじゃ手織りしてみたくてもできないよ〜という方はぜひ、このタイミングでいらしてください^^
さて、毎年のことではあるのですが、9月後半からtsutae(ツタエ・僕の手織りストールブランド)の展示会が始まって出張で大阪、東京に行ったり、日々の制作が立て込んできたり、とバタバタの日々。
そして家族の行事は息子の夏まつりや運動会、伝統芸能を見る会やクラス会、おやじの会、、、、。
言葉も行動範囲も増えていく2歳半の息子からは全部の意味で目が離せず。
やりたい事とやらなくちゃいけない事の境目なんてない日々は”充実”という言葉そのものなのですが、目の前のことに向き合いつつ、視線はちょっと先の3〜5年後くらいのことを見ていくくらいの余裕は持ちたいものです。
なかなか思い通りにはいかないものですが、せめて気持ちくらいは!ということで書き出すことから再スタート。
今週金曜から始まる展示会。毎年夫婦展を企画してくれているシンゴスターリビングでの開催です。
今回はなんとですね、11月5日(日)に酒寄家の食卓と題してランチプレートを作ることになりました。
(シンゴスターさんの隣はcoxというカフェなのです)
お祭りのようでとっても楽しみなのですが、飲食業から離れてもう15年くらいでしょうか。
日々のご飯や集まりでは料理を続けていますが、いかんせん離れていますのでドキドキものです。
このことが友人知人との話題になっても「来なくていいからね!」と笑って伝えています。
でもでも、このブログを見てくださっているゴーシュファンのそこのあなた!
あなたには来てほしい!そして、「ブログ見てるよ〜」と知らせて欲しいです!
coxのキッチンでワタワタしながら大きな声で「ありがとうございますーっ!」ってお礼します!



体験予約空席情報

今年の夏は例年になく、体験さんがたくさんいらしてくれています。
子どもも大人もみんな手織りを楽しんでいってくれて、とても嬉しい。
ということで、お盆以降の空席情報(8/10現在)をお知らせいたします。

8/19(土)9:00〜12:00 3席

8/22(火)9:00〜12:00 4席 13:00〜16:00 4席
8/23(水)9:00〜12:00 2席
8/24(木)9:00〜12:00 2席 13:00〜16:00 2席

8/29(火)9:00〜12:00 4席 13:00〜16:00 4席
8/30(水)9:00〜12:00 4席 13:00〜16:00 3席
8/31 (木)9:00〜12:00 4席 13:00〜16:00 4席

9/2 (土)9:00〜12:00 4席 13:00〜16:00 4席

予定表で見ていると埋まってきた気がしたのですが、こうして書き並べてみるとまだまだ空席ありますね(汗
8月はゴーシュ6周年キャンペーンを行っているので、ぜひこの機会にこのブログをご覧になっている皆さんにもお会いしたいです!
以下、キャンペーン内容ご覧いただき、ご予約くださいませ^^

*ゴーシュ6周年キャンペーン*
*ご予約の際「キャンペーンで予約します」とのお声がけをお願いいたします。
画面右の”お問い合わせ・ご予約”からメール、もしくはお電話(029-896-7049)ください。

⁡①”体験代¥1000off
⁡半日体験代 ¥3000→¥2000
1日体験代 ¥5000→¥4000
*別途材料費がかかります。

②”カラータテ糸オーダー代無料!”
*通常オーダー代として¥1500頂戴しています
⁡黒のタテ糸以外でも、赤系、青系など、お好みに合わせてゴーシュがカラーのタテ糸をご用意します🙆‍♂️
織りたい感じの画像をインスタ投稿などでお知らせください^ ^
⁡*キャンペーンは併用できません。
*子ども体験にも併用できません。ごめんなさい。
*ご予約時に①or②の希望をお知らせください。

お子さんは身長120cm以上あれば、大人用の織り機で一人で織ることができます。
親子の夏の思い出作りにぜひ〜!

夏の予定

”お知らせ”にも書いていますが、8月は土曜日オープンが数日あります。
5日と19日の二日間。あとちょっと飛びまして9月の2日。
世の中は夏休みですが、ゴーシュのオープン日は合わせているようで合わせていないようですみません。。。汗
あと、お盆の15日〜17日はお休みをいただきます。僕の兄弟はみんなつくばにいますが、それでもそれぞれ家族と仕事をもったらなかなか全員で集まるということも盆と正月くらいになりまして、久しぶりに酒寄家全員集合、ご先祖さまをお迎えに行ってきます。
夏になると、熱という刺激のせいか色んなことを思い出します。
蚊取り線香の香りも相まってかな。
じいちゃんばあちゃんが吊った蚊帳の中に潜り込んで、探検をしているような気持ちでワクワクしたこと。畑のきゅうりをもぎってかじったこと。ミニバスのお泊まり合宿。小学校の校庭でしていた盆踊り大会。土浦の花火大会。田中のわっくぐり。高校野球で休みなく毎日汗まみれになっていたこと。大学時代は青春18切符で沖縄まで行くぞーって鈍行列車の旅もしたなぁ。社会人になってからは好きな仕事に真っ正面からぶつかりまくって現場でよくケンカしたり歯を食いしばったり泣いたりしてました。
そして今は畑仕事に勤しみつつ、手織りとともに暮らす日々。
今の畑はスイカが最盛期でして、先日の体験さんにもらってもらったりしてました。
こうして暮らしの恵みをゴーシュに来てくれた方達とシェアすることは、ずっとしたかったことのひとつなのでとても嬉しかったな。その時々の畑次第なので、できたりできなかったりなのですが、それでも少しずつ思い描いたことを形にできていることは何よりも嬉しい日々の出来事です。お付き合いくださる皆さんに感謝。夏休みになると子どもたちの体験もちらほら増えるようになってきます。彼、彼女たちのささやかな夏の思い出にゴーシュもなれていたら、それもまたとても嬉しい。

ゴーシュ6周年

おかげさまでゴーシュは本日をもって6周年となりました!
週3日オープンの極少営業にも関わらず、そして大きなPRもしていないのにこうして営みを続けられているのは、手織りをしたい!とゴーシュを見つけて通ってくださるみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
6年の間に変わったのは世の中はもちろん、ゴーシュも変わりました。運営している僕自身も大きく変わりました(家族が増えたりとか)。変わりゆく状況の中で、何が正解か分からない日々の中、それでも現状維持は退化だからと、思いついたことはひとまずやってみて、それからどうするか考えて、、、、続くことも続かないこともいろいろありました。それでもひとつ、変わらないことといえば、ゴーシュという場を保ち続けたい、という気持ちでした。それは、仕事だから、生活のため、ということ以上に、”手織りをする、自由に織る、ということが暮らしの選択肢としてあったほうがいい” という思いがあるからです。ゆっくり息を吸って考えてみると、暮らしの中で実は無くてもいいかな、必要ないかもしれない、と思うことって実はあると思います。そして、自分にとって必要なこと、無くても困らないけれど、あったらいいな、というものもあると思います。そんなもののひとつに、”自分を感じる時間”というものがあります。目の前にやらなきゃいけないことがたくさんあって、無我夢中で生きていると、ついつい自分をおざなりにしてしまいます。僕も息子が生まれて家族が増えて、その一端を感じています。でも、その慌ただしい日々もとても幸せで、仕事に夢中になっている日々も最高で、かけがえのない毎日だったりします。ただ、そんな自分以外のことを大切にする日々の中に少しだけでも、自分を感じられる時間があると、これまで以上に周りに気持ちが向くようになったりします。人にやさしくできるようになったりします。そんな自分を大切にする時間のひとつに、ゴーシュでする手織りの時間がなりたい、と思っています。6年運営しても、形にしたいことの半分もできていなくって、言っている僕ですら目の前のことに突き進んでしまう日々なのですが(イノシシ年)、ひとまず4年後を見据えて、僕も、自分自身を日々感じながら営みを続けたいと思っています。どんなに忙しい日々でも、夢や希望、なりたい自分を掲げていきましょうね。相変わらずの乱文ですが、いつもブログをご覧くださっている皆さんにもとっても感謝しています。7年目のゴーシュも、どうぞよろしくお願いしますー!

オンラインストアについて

細々とですが、ゴーシュにもオンラインストアがあります。

https://atelier-gauche.stores.jp/

オンラインストアを始めたきっかけは御多分に漏れずコロナ禍で、直接みなさんと会うことは出来ずともできるコミュニケーションは、、、と考えた結果でした。(早速余談ですが、youtubeも少しアップしたりしていました。)あれやこれや試行錯誤しながら、体験チケットを出したり、手織りキットを企画してみたり(今はお休み中)していたのですが、今は開店休業状態。時に体験チケットを購入してくださる方がいらっしゃるのですが、定期的な新商品のアップもなく、さてどうしたものか、、、な状態を続けていました。そこでそこで、このままじゃいかん!と。そもそも僕自身がオンラインストアを楽しめていません。なんでかというと、いつかやりたいと思っていたことをずっとできていないからです。
そう、織り機購入の窓口としてちゃんと整えたい!という気持ちがありながら、進められていなかったのです。メンバーさんにはもちろん、体験さんにも「この織り機って売ってるんですか?」と聞かれることは珍しくありません。もちろんその時は、販売していること、どこで買っても織り機の値段は変わらないこと、どんな風に織り機が届くのか、などなどご説明しているのですが、”ここで見てくださいね”と言える窓口がなかったのです。僕が今もお世話になっている工場さんや各地の工房さんでも販売していますし、そちらをご案内することもあったのですが、それはちょっと無責任だったかもしれない、と今は思っています。ゴーシュで手織りのこと、織り機のことを知ってくださり、興味を持ってくれた方なのだから、 できる限りゴーシュでその後のこともサポートできた方がお互いにより気持ち良いコミュニケーションができる、と。今は、ゴーシュでおススメできる”自宅で始める織り機セット(仮)”という形で、最初に必要な道具類もまとめてご案内できる形を目指し進めています。
ゴーシュに通って覚えるのは距離の問題で難しい、でも家で手織りを始めたい!という方向けの”タテ糸作り講習コース”とかがあってもいいかもしれません。
色々考えながらよりいいな!と思ったものは取り入れながら進めますので、ひとまず過程のお知らせでした〜!

庭木の剪定

ゴーシュには20本以上の庭木があります。シンボルツリーのヤマモモをはじめ、ツバキ、クスノキ、キンモクセイ、ツツジ、シャリンバイ、アジサイ、ビワ、ユズ、グミ、チンチョウゲ、カキ、オチャノキ、センリョウ、ユキヤナギ、、、、、。1年目は手が空いた時に少しずつ一人で剪定していましたが、6年目の今となってはそうもいかず、年に一度、シルバー人材センターの方々と一緒に剪定をしています。
お願いできるところと、自分で手を入れたいところと色々なのですが、特に背の高い樹木はやり甲斐も大きく、できるだけ自分でしたく。特にヤマモモは枝振りもよく、とても登りやすいので、年甲斐もなくワクワクしながら作業しています。高さも4m以上はあるでしょうか。登って小枝を落としてまた降りて、全体のバランスを見ながら進めていきます。横にも広がっていく樹形なので、広がりすぎず、穴が空いたりしないようにイメージしながら手を入れてくのですが、初めての時はまったくうまくいかなくて大変でした。混み合った枝をどんどん落としてスッキリしていく気持ちよさのままに進み、終わってみたらなんだか違和感のある樹形。あぁそうか、切りすぎてしまったんだな、、、、というのはゴーシュがスタートして1度目の剪定でした。その後回を重ねるごとに要領も見えてきて、全体を目視確認する回数もずいぶん減って、頭の中で離れたところからのイメージが多少つくようになってきました。そうしてある程度スムーズにできるようになって、シルバーの方々にも「にいちゃん、上手だな〜!転職してこっちの仕事したらいいよ〜」なんて誉めてもらえると、それはもう嬉しいもので。大きな木の剪定は、立体造形を製作しているような、舞台の大道具さんや美術さん?になったような気持ちになっていて、もはや自分なりの変なこだわりみたいなものを出しながら楽しく作業しているのですが、それを認めてもらえたと言いますか、本業の方々が見てもそれなりにできているんだな〜とちょっとした達成感を得たりしています。あと、一番上まで登るとそれなりの高さになるため、足を滑らせ落ちたりするともちろん大怪我。その普段身近にない緊張感も程よく集中力を高めてくれるのかもしれません。兎にも角にも、少しずつ手を入れ整え、ゴーシュにいらっしゃる皆さんの目を潤せるくらいのお庭になってきたような気がしています。ビワの実も少しずつ色づいてきました。6月中旬頃にはプラムも赤くなっているかな。どうかな。織ることはもちろんなのですが、それ以外の空間も楽しんでいただけたらと思っています。

ゴーシュの楽しみ

GW終わりまして!
ゴーシュは初めての体験さんや常連さんが織りに来てくださり、いつもながら穏やかな時間となりました。土曜日オープンも始めましたし、遠方の方もいらっしゃるかな?と思ったりもしていたのですが、そこはまだまだのんびりゴーシュです。少しずつ知っていただけるように進めていきますね。
ゴーシュでの楽しみはもちろん手織りの時間なのですが、そのほかにも暮らしにまつわる楽しみがあるといいなぁと思っていまして、そのひとつがお庭のことだったりします。
冬の間に整えたお庭の畑に色々と野菜が増えてきました。トマト、ピーマン、ナスにジャガイモ、ビーツ、ほうれん草、スイカ、とうもろこし、夏野菜が色々です。秋に向けて里芋を植えたりもしましたよ。果樹ではプラムの実がぐんぐん大きくなっています。枝葉も茂ってきたので、剪定もしっかりしました。近づかないと見えなかった果実も遠目から見えるようになりました。風通しや日当たりも良くなったから、色づくのも早くなるかな?なんて、思いつつ、庭仕事、土仕事の喜びを感じています。
2年前もプラムは豊作で、あまりに採れすぎたのでインスタグラムで”誰か貰ってくれませんか?”と投げかけたほど。なかなかこういうことはオフラインで繋がっていないと難しいかな〜と思いつつの投稿だったのですが、「欲しいです〜」と知らない方から連絡いただいたりして。楽しい記憶になっています。今年もたくさん採れたらお知らせしてみようかな。そうそう、昨年はきゅうりやヘチマもたくさん採れて、それこそ体験に来てくれた小学生に「もぎっていきなよ〜」と収穫体験?もしてもらえたりしました。身につけるもの、食べるものを自分で作ったり育てたりできたら、衣食住に直結することの一端でもゴーシュで感じてもらえたら、もっともっと生きていくことが自由に感じられるような気がしていて、そんな場づくりを今年の夏もできたらなー!と思っています。

土曜日オープン

先週”お知らせ”にて告知しました土曜日オープン。今年度は継続していきたいと思った矢先!4月22日(土)もオープン予定としていたのですが、早速予定変更とさせていただきました。と言いますのも、平楽(息子)の2歳の誕生日だったのです、、、、!
今年は土曜日オープンするぞー!と展示会終わって息巻いて、こんな大切なことをど忘れしてしまっていました。汗。まだご予約もお問い合わせもいただいていないのが幸い?ですが、いずれにせよこれはですね、やはり家族優先でございます!日中オープンして夜お祝いしたいいじゃない!次の日も日曜日なんだから、土曜日はオープンしたらいいじゃない!そんな考えもあると思うのですが、ただでさえ平日は8時から18時まで10時間(文字にするとすごい)保育園に行って、僕たち大人に協力してくれているのだから、誕生日くらいはずーっと一緒にいたい!と思ってしまうんだなー!保育園の先生方みなさんとってもステキで、平楽は協力してるつもりは微塵もなくってただただ思い切り楽しんでいるんだと思うのですが、これまた親の気持ちと言いますか、わがままと言いますか、とにかく息子の誕生日は朝から晩まで一緒にいたいのです。せっかく自営業で踏ん張っているので、こんな時はその少ない利点を思い切り活用させていただいちゃいます。ちょっと脱線しますが、数少ない利点とはいえ、自営業は値千金の喜びが随所にありまして。このこともそのうち書きたいと思っています。あと、平楽が通う保育園のことも。ということで、まだまだ認知されていないゴーシュの不定期土曜日オープン予定の変更についてでした。ちなみに、4月22日は動物園に行ったら楽しそうだな〜!と思っています。

マスクについて

先日の展示会でとある出来事があったので、改めてゴーシュの考えをお伝えしておきますね。
atelierゴーシュではマスクの着用は特に求めておりません。昨年の9月くらいから僕もゴーシュではマスクをしなくなりましたし、ご来場の方々にも「マスクはしてもしなくても大丈夫です。気持ちが楽なようにしてくださいね。」とお伝えしていました。マスクを外そう、と言うつもりもありませんし、マスクをしている方に対する特別な感情もありません。コロナうんぬんじゃなく、今の時期でいえば花粉症かもしれませんし、お顔周りにちょっと気になることがあるのかもしれません。人それぞれ状況や考え方が違うのだから、それでいいし、そのことが自然と肯定される環境でありたいと考えています。とは言え、価値観がとても多様になっている昨今。寄り添う気持ちは無くしたくないと思っていまして、それが冒頭のとある出来事に起因しています。展示会ではマスクをしているスタッフもいれば、していない人もいる。ご来場の方々も、同じようにしている人していない人、人それぞれでした。街の雰囲気もそれで違和感ない雰囲気でしたし、僕自身ノーマスクでお店に入ったり電車に乗ったりしても、特に視線を感じるようなこともありませんでした。そんな中、マスクをして入場された一人の女性の方がちょっとよそよそしい。知り合いではないのでそれもそうかと言えば、そうでもないちょっと周りを気にしながらラックのお洋服やストールたちを見ている感じ。どうしたんだろう、と思いお声がけしました。(僕、ノーマスク)「気にせず着てみたり、羽織ったりしてみてくださいね。」そうすると、身体を少し後ろに引いて「私、持病があるのでマスクしてない方とは距離を取っているんです、、、。」
僕はまったく想像していなかった返答に、「、、、すみません、、、、!」としか言えませんでした。
「もっと色々みたいんですけど、、、ごめんなさい、、、、!」と帰られたその方。会場はちょうど賑わっていて、その賑わいが入りやすさもありつつ、でもその方には落ち着いて見ることのできない環境になってしまっていたのだと思います。(会場にはマスク、ノーマスクの方色々でした)色んな人がいる、ということは分かっているはずだったのに、僕は分かっていませんでした。
なので、ゴーシュでは変わらずノーマスクで大丈夫の場としつつ、僕も基本はノーマスクなのですが、体調に不安のある方かどうか、僕がおや?と感じられた方には「僕、ノーマスクでいて大丈夫ですか?」とお伺いしようと思っています。聞かずに感じられたらいいのですが、なかなか難しいですし、ならば元からマスクしていたらいいかといえば、やっぱり僕にとってマスクは少し苦しかったりします。最初の1~2年はできたのですが、今年はもうしんどくなってしまったんですね。僕自身の体調のこともありつつ、でも思いやりや寄り添う気持ちを忘れずにいたいので、まずは質問形式にさせていただいて、もし、マスクが必要な方が体験ご希望であれば、ご予約の際にその旨お知らせください。その時はお互い無理がない形で場を保てたらいいなぁと考えています。
今月は土曜日も体験ご予約受け付けております。
これまでお会いできなかった方々にもお会いできたら嬉しいです。