体験のタテ糸

展示会前で体験さんも少しずつ増えてきた、このタイミングに花粉症らしきものになっています。
この2~3日は鼻詰まりがひどくって、日課の鼻うがいも効果を成さず集中力が下がる下がる、、、、。
鼻が通っていないと喉の調子もイマイチで、声もうまく出なくって、見事な悪循環に陥って。
まだ検査などしていないので確定ではないのですが、花粉症がひどい方は目も痒くなったりすると聞きます。もっとひどい症状の方もいるのでしょうね。と思うと僕なんか軽いくらい?!と思ってどうにか乗り越えるべく、アレルギーに効くお茶などを調べ始めました。少しずつ試していこうと思います。

さて、ゴーシュでは体験さんのタテ糸が黒をメインにしているのですが、春の陽気もあいまって、最近は軽い白系のタテ糸もご用意しています。初めての手織りだと黒が一番織りやすい、とは言うものの、やっぱり明るい色も織りたいよね!と僕が思うのでのご用意。先日、初めての体験さんが白のタテ糸で織っていってくれました。楽しんではいただけたのですが、色の組み合わせが少し難しい、、、と感じる部分もあったそう。そこで、こんな色の考え方をお伝えしました。

黒は色を吸収してくれる色なので、ヨコ糸にどんな色を選んでも、その選んだ色のまま見ることができます。グレーはグレー、黄色は黄色、赤は赤、、、、。
それに対し、白は膨張色なので、織ったヨコ糸の色がタテ糸と重なると、少しぼやけて見えます。
黄色は少し明るめの黄色に、赤は輪郭が優しい赤に、でも黒は対比が生まれるのでより黒に、、、、。
なので、軽い印象になる白いタテ糸は、選んだ糸の色が少し変わって見えるから、そのイメージの差で織りずらく感じているのかもしれませんね。

手仕事が好きな方で、これまで色々と糸にも触ってきたからか、その方にはなるほど〜と納得していただけたのですが、皆さんはどうでしょうか?
実際に織った布を目の前にしながらだと伝わっても、テキストだけで想像するのは少し大変ですよね。
なるべく織ることが楽しく、身近に感じてもらえるように、かつ、自分で身につけたい!暮らしに取り入れたい〜!と思っていただけるような形で手織りの第一歩を体験してもらえたら!と思っています。
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