手織りと暮らし

春に向けて、お庭の畑を少しずつ整理、改良しています。
ここ1〜2年はより自然農に近づけるべく”耕さない、持ち込まない”をしているのですが、もう少し収量を出したいなー、という気持ちになってきました。
というのも昨年夏、体験に来てくれた子どもさんにきゅうりをもぎってもらったら、すごく喜んでくれたんです。あと、手織りだけでない、ゴーシュの環境をシェアできたような感じがして僕もとても嬉しかった記憶があります。
もともと”人生フルーツ”に憧れて出会ったゴーシュの物件ですから、そうそう、こんなことがしたかったんですよー!ってな具合なのです。
そしてゴーシュスタートとともに畑も始めるのですが、最初は畑が楽しすぎて、耕すのも楽しくってどんどん進めていたのですが、畑を張り切りすぎるとアトリエ内部のお仕事が手付かずになることが出てきて、、、これはいかんと、初心に帰ろう!と自然農の形に向かうわけなのですが、今度は息子が生まれて大きくなってきて、彼とも収穫できたり、野菜が育つ過程を一緒に見れたらいいなぁ、なんて気持ちも出てきまして。
そうすると、野菜が育ちやすい環境づくりもしたいなぁと思い始めたところに、畑の先生となる方と出会いまして。そうして、アドバイスいただきながら、改めて畑の調整をしているというわけなのです。
しかしまぁ、土仕事ってやっぱりとても気持ちがいい。気持ちが落ち着くというか、安らぐというか、土を触っていると、どんどん心が健やかになっていく感じがするんですね。本当にこれ、びっくりです。これまでなんとなく目測で作っていた畝なのですが、紐を通して線を出して整えて。畑という自然の力に少しだけ人の意思を入れさせてもらうって感じなのかな。自然の力がより心地よく作用する様に手を入れるって感覚で、堆肥を入れてみたりして。この冬の作業が春になってどう出てくるのか、気の長い話ではありますが、時間の経過が必要なことは、手織りを楽しいと思う性分に合っているのかもしれません。これまで育たなかった野菜もできるようになるかしら。手織りと暮らしのatelierゴーシュ。少しずつ形にしていきます!