穏やかなおにぎり

最近オープンしたばかりという、朝ごはん屋さんに行ってきました。
メニューは一汁一菜とおにぎり。
潔くて気持ちいい。
伺ったのはオープン間も無くの朝7:15ころでしょうか。
端正で穏やかな顔立ちの青年が迎えてくれました。
 「朝早くにすみません。ありがとうございます。お店開けておいてなんなんですけど。」
ぶっきらぼうでもなく、無理に話をしようとするでもなく、とつとつと静かに始まった会話からは、彼の自然体の姿勢が滲み出てきて、かっこつけていないのにかっこいいとはこういう感じなんだろうなーと思いました。
自分の信じるやりたいことや気持ちいいと思うこと、美味しいと思うもの、ひとつひとつ形にしながら、そこに向かって行っている最中なんだろうなーとか勝手に思っちゃって、きっと20代中頃であろう彼が、こうして自分でお店を始めて、しかもその主体がちゃんと「自分のやりたいこと」が中心にある感じがして、とっても気持ちがいいなーなんて何目線か分からないけどなんだか感慨深くなったりしちゃって、誰かの価値観じゃなく、自分の価値観で世の中と繋がって行ける、行こうとしている人がいるなんて、本当にとてもうれしいなーなんてしみじみしてしまいました。
インスタグラムからも、彼の人柄が滲み出ていてとても気持ちがいいのです。
https://www.instagram.com/agdc_tsukuba/
なんででしょうね。なんだかとてもうれしい。
彼の背景なんて、何にも知らないのに。
今思うと、とても不思議な感覚です。