atelierゴーシュ基金

実は今年の1月から、毎月メンバーさんから頂いている月会費と体験の方々からいただく体験代のうち5%をatelierゴーシュ基金として積み立てております。
社会福祉や被災者支援などの活動に充てる目的としています。
寄付として募っている訳ではなく、毎月の売り上げの一部を基金に充てているのですが、その運用の仕方で悩んでいます。。。。
基本的にお金の動かし方は「三方良し」を大切に考えています。
近江商人の考え方なのですが、作り手、売り手、買い手、みんなが良くなるように商売しなくちゃあきまへんで、というもので、これは何事にも当てはまるなぁ、と思っていて、何か物事を決める時はこの考え方をベースに置くことが多いです。(たまに考えずに直感の時もあります、、、)
基金の場合は、ゴーシュで織っているみなさんと、ゴーシュと、その支援された側、みんながハッピーになる方法が一番良いと思っていて、そこに遠慮やモヤっとした気持ちみたいなものが入る余地がないくらいシンプルに気持ちいい運用をしたいと考えています。
最近だと、コロナのワクチン開発とか演劇やイベントなど芸術関係とか、医療関係の方々へとか、支援先は増えていく一方です。
九州地方の大雨被害だって、大変な状況です。
ですが、その場その場の出来事に反応して動く単発的なもので無く、継続性があってこその支援や福祉だという気持ちがあります。
メンバーさんや体験さんからしたら、寄付という前提がない基金なので僕の不思議な悩みになってしまうかもなのですが、やっぱりゴーシュは楽しい、気持ちの良い場であって、いろんなものが見通せる場を目指したいのです。
それは織ることだけでなくって、ゴーシュという経済活動としてのことも含めて。