ご予約無しの日

ゴーシュの営業日は毎週火、水、木曜日ですが、ご予約が無い日はお休みになっています。とはいえ、お仕事がOFFになることはもちろんなくって、そんな日は主にtsutaeの制作をしたり、サンプルを織ってみたり、動画を撮ったりしています。そんなところで今日は制作の日になりました。10月からtsutaeの展示会が始まるのですが、そちらに向けて秋冬もののマフラーを織っています。カシミヤ100%の暖かくって気持ちいいマフラー。ずっと巻いていたくなるような、何年先も使っていたくなるような、心地いいマフラー。未来の見えないこんなご時世だから、せめて織るものは明るくて暖かいものを。手仕事ができる喜びと共に、ハッピーな気持ちで織り上げたものを見ていただきたいと思っています。

ゴーシュも毎年8月はのんびりな日が多いです。
自然と制作の日が増えるのですが、今年はお庭で藍が育っているので染めもしてみようと予定しています。先日試しに染めたらいい具合にいけるかも?となったので、新しいことにもチャレンジしつつ、メンバーさんたちともできたりしたら楽しいなー、なんて思っていますよ。
梅雨が終わったと思ったらあっと言う間に真夏の日々。
災害列島日本とはよく言ったものですが、ゴーシュを少しでも心地よい場にできるよう、整えていきたいです。

お掃除

梅雨が終わってピカーンとした晴れが気持ちのいい週末。
そこかしこに溜まった湿気を思い切り吹き飛ばしながら、気になっていたあそこやここのお掃除をしました。
今すぐやらなきゃいけないわけではないのだけれど、ちょっと目についてしまったが最後、毎日そこが気になるようになって、でも、日常生活に大して支障があるわけでもなし、他にもやらなきゃならんことはたくさんあるから、そこは明日にしよう、、、、また明日、、、今度の週末に、、、、。
といってどんどん先延ばしにしてしまうことってありますよね?
誰にだってありますよね?
そういうものですよね?!
そんなところを重い腰あげてようやくお掃除しました。
お天道様が背中を両手でとんっと押してくれたんですね。
いやー、気持ちよかったですよ。
こんなに気持ちがいいなら早くお掃除すればいいのに。
ね。
世の中にはお掃除上手さんや整理整頓上手さんや予定組むのが上手な人や、いろーんな整え上手さんがいますが、みなさんほんとすごい。
毎日のちょっとした時間で少しずつ手を入れたり、段取りがいいんでしょうね。
お掃除終わってスッキリきれいになった気持ちいい空間を想像できれば、気になっていたあそこも自然ときれいにできる気がしてきました。
後回しよ、さようなら〜
と言ってみた途端に気になる所がまた増えた気がしましたよ。

paypayがやってきた

厳密に言いますと、paypayの営業マンがやってきました。
すごく感じのいい、笑顔が素敵な青年でした。
受け答えも丁寧ではっきりしていて、誠実さが滲み出ている感じ。
営業で外回りをしているためでしょう、ポロシャツから伸びる腕はかりんとうみたいにこんがり焼けていました。
学生時代はきっとサッカーなんてしていそうだな。
体育会系のすがすがしい気持ち良さをもった方で、会話していてとても気持ちがよかった。
もともとコロナ対策を色々と講じる上で、お会計のやりとりもなるべく非接触にできたらいいのだろうな、、、と考えていた所だったので、これを機にpaypayを導入することにしました。
初期設定の簡易さや手数料のことなどもメリットでありましたが、何より青年の感じの良さが嬉しくって。
こんな人なら、何か困ったことがあったらちゃんと対応してくれるだろうな、という安心感がありました。
実際に利用可能になるのは審査が通って1週間後くらいでしょうか。
こんなに感じよく記憶に残る営業さんなんて今までいなかったので、paypay使う度に気持ちよく思い出すのでしょうな。
とても嬉しい1日でした。

ゴーシュのメルマガ

ゴーシュでは月に1回、メルマガとしてメンバーのみなさんへの活動報告や、ブログには書かないようなちょっと踏み込んだことなどを書いて配信しています。
(基本的に僕が伝えたい内容ばかりなのでもちろん無料です)
今回はゴーシュの周年もありましたので、このブログでも同内容をシェアさせていただきますね。
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ゴーシュメンバーのみなさまへ

こんばんは。
息子が7月25日で3歳になりました、atelierゴーシュの酒寄です。

はい、そうなのです。
ブログやインスタグラムでは書いていたりしましたが、今日は改めましてこちらメルマガでもお伝えさせてくださいませ。
月1配信と言っていたメルマガが今月はこれで3通目になってしまいしたが、お付き合いくださいませ〜!
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3年の壁を越えました。
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2017年にはじまったatelierゴーシュ、おかげさまで先日3歳になりました。
本当に、ほんとうに、みなさんのおかげだと思っております。
ありがとうございます。
現在進行形のコロナ禍にあって、それでもゴーシュをクローズすることなく、むしろオープンを続けたい!続けられる!と歩みを止めずに入られているのは、紛れもなく、これまでゴーシュに通ってくださっているみなさんのおかげです。
手織りの楽しみや、織ることの喜びを知り、今も織りを続けておられるみなさんのおかげです。
先ほどはゴーシュのことを息子と表現しましたが、オープンしてからというもの、みなさんとのやりとりを重ねて少しずつ変わっていくゴーシュを見ていると、これはもう、ゴーシュはみなさんに育てられていて、さしずめ僕が親だとしたら、みなさんはゴーシュのお兄ちゃんやお姉ちゃんのようだなぁ、なんて思ったりしています。
(というと、僕がみなさんの親ということにもなってしまうのですが、僕もみなさんに教えていただいていること多々多々、ですので、そこは僕もみなさんと同じ手織りを楽しむファミリーというところでよろしくお願いいたします。。。)

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そこで僕はなにができるでしょう。
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最近では織機を購入される方も多く、これまで以上に暮らしの一部として手織りを楽しんでおられるのではないかな、と思っております。
そこで、そんなみなさんが楽しく手織りを続けられる環境、状況をどうしたらつくれるかな、と考えております。以前のメルマガでもお伝えしていますが、ゴーシュを起点としたイベント出展で織った作品の循環を作ることであったり、オンラインストアへの作品掲載であったり、織り上げた作品の循環を作ることにこれまでフォーカスしていました。
ここでもうひとつ踏み込んで、「糸自体の循環」にも目を向けてみました。

ゴーシュでは基本的に1本単位での糸の購入をお願いしておりますが、糸の販売価格はゴーシュで織る時と同じ設定になっています。そうすると、結果的にゴーシュで織った方が選べる糸もたくさんあるし、せっかく織り機を購入しても、家で織る時間はそんなに増えなかったりするのかもしれない、と感じました。(ゴーシュで織り上げた材料費で買える糸は大体1〜2本くらいです)もちろんゴーシュで織っていただけたら、メンバーさん同士の作品を見られたり、体験さんにもいい刺激になりますし、僕としてはどんどんゴーシュを利用していただきたいのですが、せっかく織り機がお家にあるのなら、お家でも織る時間を楽しんでいただきたい、とも思うのです。
そこで、糸の販売価格を変更することにしました。
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糸、特別価格設定
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明日(7/28)より、メンバーさん、織り機をゴーシュで購入してくださった方限定で、糸の販売価格を以下のように変更させてください。

綿・ウール ¥15/g(改定前)→ ¥10/g (改定後)※一部¥15/gのままの糸もあります
ラムウール ¥15/g(改定前)→ ¥12/g (改定後)
シルク   ¥30/g(改定前)→ ¥20/g (改定後)

ゴーシュで織る時はなるべくたくさんの選択肢の中から糸を選んで織っていただきたい、という気持ちのもと、仕入れ値の平均を取って材料費を決定しています。また、これまではお家に織り機がある方も少なく、糸自体の需要としてはとても低い現状がありました。
そのため、仕組みをシンプルにすることで、より感覚的に、自由度の高い状態で織る空間を作れるとの考えでいました。
ですが、前述の通りお家に織機がある方が増えていますので、少し仕組みが細くなったとしても、単価を下げることで、お家で織る用の糸のお求めもしやすくなりますし、糸が売れればまた新しい糸を仕入れることもできます。
大切なことは、「糸が循環していくこと」で、その先に「その糸で織った作品が循環していくこと」で、結果的に「みなさんが手織りを続けていけること」が最終目的になっています。
糸が循環すれば、新しい見たことのない糸が見れるようになりますし、そうすれば創作意欲も刺激されます。
作品の循環があれば、「自分では身につけないけれど、織ってみたい糸」を使うこともできます。
そうしてみなさんがゴーシュと共に織りを続けていってくだされば、ゴーシュ自身も運営を続けていくことができます。
糸の仕入れの時には、みなさんのご希望も参考にさせていただきたいです。

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ゴーシュのこれから
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コロナ禍にあってもできることをしよう!と動画配信やオンラインストア、手織りキットなど、ゴーシュの空間以外でも手織りを楽しめるような物事を進めてきましたが、それでも足元にあるものはゴーシュの空間であり、ゴーシュに集ってくださるみなさんです。
人の移動を制限せざるを得ない現状は十分理解している気持ちでいますが、それでも、僕はみなさんとお会いしたいですし、同じ物事や空間を共有したいです。楽しい!と思うことを一緒に楽しみたいですし、僕自身も手織りを生業として続けていく覚悟でいます。
これからは年々暑くなっている夏がやってきます。コロナに対しても、日常の環境保全に対しても、安心、安全第一にこれまで以上に心を配ってまいります。

メンバーさんは現在9名の方が通ってくださっていますが、15名くらいがゴーシュでの最大在籍人数と考えています。(現在の仕組み上24名まで受け入れ可能ですが、余白を作って15名としています。)
といいますか、正直にお話しますと、15名くらいになればゴーシュの運営が安定してくる予定ですので、目標の在籍人数だったりします。これも、ゴーシュの環境を整えていくことで、コロナ禍であっても達成できると思っています。
手織りの楽しさ、奥深さ、可能性の広さ、これからもしっかりじっくり、表現してまいります。
がんばります!
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これからもよろしくお願いいたします
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手織人 酒寄剛史は
ゴーシュという手織りの「こと」を伝える活動と
tsutaeという手織りの「もの」を伝える活動をしています。
どんどんオンライン化が進むこれからの世界にあっても、「織りたい人が織ることのできる」場所や環境は必要ですし、日常を健やかに暮らしていくためにも「手織りをする」という選択肢がある世界のほうがきっと楽しいと思っています。
その実現に向かって、「もの」と「こと」を伝えながら、これからも活動を続けていきます。
みなさんも変わらず手織りを楽しみながら、これからの活動を見守っていただけたら幸いです。

4年目のゴーシュを、どうぞよろしくお願いいたします。
酒寄剛史

温かい気持ち

atelierゴーシュは明日で3歳になります。
先日ちょこっとブログで書いただけなのですが、メンバーさんがお祝いに、と言ってお菓子の詰め合わせを持ってきてくださいました。
そうして、ゆっくりとしずかに、ゴーシュに対してお礼の言葉をくださいました。どこへ行っても誰と会っても、まっすぐに誠実であって、それを特別なこともすごいこととも思わずに、目の前の人を喜ばせることができるなんて、本当にすごいことだと思います。
朝から予想外の出来事に面食らってしまったと同時に、とっても温かい気持ちをいただいてしまいました。
こんな人が織りに来てくれているなんて、ゴーシュは幸せ者です。
おかげさまで、今日も穏やかな空気でいっぱいでした。
4連休も、コロナのことも、命のことも、暮らしのことも、色々いろいろ、考えることは増える一方ですが、それこそが生きているってことの一部だなぁ、と思います。
僕にとっての4連休は、物思いにふける、静かな時間になりそうです。

嬉しいこと- 体験さん

少しずつ、少しずつ、ゴーシュにいらっしゃる方々が増えてまいりました。
単純に「嬉しい!ありがとうございます!」という気持ちと、「いやいや、世の中はまだまだ混迷の真っ最中。」という、安心とは程遠い現実と、どちらも本当のことなんだよなぁ、と気が引き締まります。

基本的にゴーシュの窓は開け放しておりますが、今の時期は湿度、温度共に高く、心地よく織る環境が保てないときは窓を閉め、定期的に換気をする、という形で進めております。窓を閉めるときは、空気清浄機や扇風機で空気をできる限り止めないよう注意しながら、その時々の心地よい環境を保つよう心がけております。

初めていらっしゃった方が不安にならないように、安心して、手織りを楽しんでもらえるように。
おもいが伝わったかどうかなんて直接聞いたりできませんが、織っている時の雰囲気や織りあがった作品を見た時の表情で、僕もよかったー!と嬉しい気持ちをいただきます。
手織りが与えてくれる感情の豊かさや人の価値観の多様さ、ものづくりの豊かさを体験さんはいつも思い出させてくれます。
僕は毎日毎日織り機に向かって糸に触れていますが、この日々は当たり前なんかじゃないってこと、この数ヶ月は改めてしみじみと感じています。
そうして、織りたいと思う人がゴーシュを見つけて織りに来てくださること。
本当にすごいことだと感じます。
7月25日でゴーシュは3歳。
ようやく幼稚園に入れます。
みなさんと、ちゃんとお話できるようになっているでしょうか。
気が向いたら、気軽にお話しにドアをノックしてみてくださいね。

嬉しいこと- 紫蘇ジュース

最近ゴーシュでは紫蘇ジュースをお出ししています。
この時期になるとお庭のあちこちからわさわさと生えてくる青紫蘇。
紫蘇ジュースといえば鮮やかなピンク色のイメージですが、青紫蘇でもしっかり味と香りがする!ので、いらっしゃる方々の潤いになれば、と作っています。
そうしたら先日メンバーさんが、お家でも作ってみたよ〜、と。
紫蘇ジュースが美味しくかったから、お庭に紫蘇が生えてたし、自分もやってみましたよ〜、と。
こういうの、ほんとうに嬉しいです。
価値観が共有できて、ぐるっと巡った感じといいましょうか。
僕は僕で、シンプルに紫蘇ジュース好きですし、お庭に自然に生えてくるもので作るという過程も楽しいですし、「僕、こんなものが好きですけど、いかがですか?」というくらいの感覚でしたが、こうして、自分でもやってみた!という反応がいただけると、これこそがより楽しいし素敵だ!なんて思ってしまいました。自分の気持ちの中だけで止めずに、作ってみる、形にしてみる。これってすごい楽しいなーって、改めて感じてしまって。
「自分でする」って自分で動かなきゃいけないから一見できることがどんどん限られてくるように思うのですが(実際その側面もありますが)、それでも、自分がいいな〜と感じたことは自分でやってみる、形にしてみるって、できることが増えていくことだし、濃度が高くなっていくっていうのかな。そんな感覚がずいずい湧いてきます。先日の金継ぎなんてまさにそうですし。
そんなこんなで嬉しいと感じたこともこうして書き残しておきたい!と思った早起き朝の投稿でした。

金継ぎスタート

金継ぎに挑戦し始めました!
使い続けてふとした時に割ったり欠けてしまった器たち。
捨てるには忍びなく、と言ってもボンドで付ける訳にも行かず、溜まりに溜まった子たちにようやく再び出番が、、、!
4年くらい前に一度したっきりの金継ぎですが、その素材の面白さや工程の段取り、歴史を見ても1万年以上前から使われていた素材だっていうのですから、これはもうドキドキものです。やるしかないのです。
漆が乾くには湿気が必要とのことで(乾かすのに湿気ですって!)、梅雨の時期が適期かな、と。しかしながら、完全防備。漆かぶれをしないように、素肌は絶対出しちゃいけません。ゴム手袋に長袖メガネ。体質によっては、漆を触っていないのにかぶれてしまう人もいるそうです。自分がそうか分かりませんが、そんな実験する訳にもいかず、恐る恐るじっくりと、漆と小麦粉混ぜて、接着剤にして、、、、。どうにかこうにか、くっつけました。そうして湿度の高い部屋に置いて、一週間後に次の作業へ、、、、。
、、、、。
、、、、、、、、、、、、。

って長いですよね。長いのです。完成までがとっても長いのです。
しかしながら、金彩の美しさ、割れが模様になる面白さもあれど、僕はこの時間がかかる、手間がかかることにもとっても魅かれています。
すぐにできない=簡単にはできない、という訳ではないと思っているのですが、手間がかかるということは、完成までの工程が色々あるということで、色々あるということは、慣れたら慣れたでもっと色んな可能性やおもしろい表現の世界があるんじゃないかな、という気がしておりまして。
あっという間にできてしまうものは、あっという間に無くなって、違うものに取って代わられてしまうけれど、時間がかかるものは、その工程にたくさんの記憶が一緒に詰め込まれていくからやっぱりいつまでも手放せなくなっちゃう。
いつまでも手放せないものたちと、繕ったり直したりつなぎとめたりしながら暮らしていけたら、どんなに楽しいだろうなーと思ったりしています。

Q & A

先日メンバーさんと何気なくお話する中でですね、色々とご質問いただきましたのでこちらにもそのお返事を載せてみますね。

Q 出身どちらですか?
A 生まれも育ちもつくば市です。
つくば市北部にある、作谷(つくりや)という地域の出身です。

Q 手織りを始めたキッカケは?
A もともとお洋服が好きでリメイクやリサイズなどもしていました。
そんな中、穴が空いたデニムを刺繍糸でハンドステッチで直したらすごくいい感じになる!と思ってから糸自体にも興味が湧いて、街中を歩く時にも糸ものにセンサーが働くようになりました。そうしてある日、「糸売ってます」という看板に導かれてマンション内の一室にあるお店に入っていったら、そこが糸屋さんじゃなくて手織工房で。そこで自由な考え方で手織りができることや、自分で織った布で服が作れることだったり、いろんな話を聞いてこれは面白そうだぞ!ってなって、後日体験に行って。そうしたら実際とても面白くって、休みのたびに体験に行って、仕事が早上りの日にはそのあと「今から行ってもいいですかー?」っていうくらいハマって、気がついたらこうなってました。

Q もともと作ることが好きだったんですか?
A はい。小さい頃は工作で牛乳パックを集めて人ひとり乗れるくらいの船を作ったことがあります。あとは、カレンダーの裏にびっちり細かい迷路をかいたり、夏休みの自由研究で葉っぱの葉脈の模写をしたり、、、細かいことや時間がかかることが好きだったみたいです。

Q のんびりした話し方というか、話しかけるタイミングが絶妙ですが元からですか?
A 笑。手織りしていたらこんな人間になっちゃったような気がします。
もともとそうだったのか自分では分かりませんが、手織りを始めてから、人に「やわらかくなったね」と言われるようになりました。(うれしい)。飲食の仕事をしていた時は、もっともっとちゃきちゃきガツガツしていたとおもいます。
話しかけるタイミング、変じゃなかったらよかったです。
あまりこちらからあれこれ言いすぎず、でもほったらかしにされてると感じさせてしまわないように、とは考えていたりします。

Q 色々気を使いませんか?
A 人間関係ってこういうものだとおもっているので、気は使っているとおもいますが、大変だとは感じてないですよ〜。
むしろ、普段製作している時は完全に一人の世界なので、メンバーさんや体験さんとのやりとりできるのはとても楽しいです。

Q 製作活動とアトリエ業務だと製作の方が収入のメインですか?
A はい。今は製作の方がまだまだ割合大きいですが、両輪だと思って活動しています。

Q もともとアトリエ開きたいと思っていたんですか?
A つくばに戻ってきたのは作り手としての活動をメインにするためで、5年後10年後くらいにアトリエ開けたらいいな〜くらいの感覚でした。
でも、結婚することになって、家を探している過程でゴーシュの建物と出会い、
「ここでアトリエができたら素敵だな」
「ここだったら、手織りと暮らしの可能性を伝えることができるかもしれない」
「この建物、人生フルーツみたい!」
とテンション上がってしまって、そのまま走り出しちゃいました。

Q 奥さんとの出会いは?
A 共通の取引先さんがいて、もともと先方が僕のことを奥さんに話してくれていたみたいです。「ジュコさんに合いそうな人いるよ〜」って。(奥さんはJUCO.という靴のブランドをしています)それで、取引先さんが主催する合同展示会にJUCO.が出展していて、そこで僕がジュコさんに出会って恋に落ちて、、、、。

Q 作り手同士だと製作で言い合いになったりしませんか?
A デザインの話をすることはありますが、性別の違いや作っている物の違いもあるので特に言い合いみたいになることはありませんよ。「こうしたらもっと巻きやすいかも〜」「メンズならこんな色合いの靴だといいかも」みたいな感じで、相談し合い提案し合うようなやりとりが多いです。

・・・とまぁ、こんなような会話をした記憶でおります。
記憶を頼りに書き出しているので、無意識の加筆修正、追記がされている可能性多々でございますです。また割愛した部分もあるであろうことも含めて読んでいただけたら幸いです。

しかしながら、文字起こしすると物事の感じ方が変わるから興味深いですね。
他にも話の流れでいろんなことをお話させていただいたのですが、話しすぎていなかったかどうか、、、、。
でも、質問してもらえるのって、やっぱり嬉しい!

織りの失敗

タテ糸作りをしていて「あれっ?!」ってなることがあります。
織りの設計はほとんどしないのですが、それにしても感覚だけで織るだけでなく、考えながら織ることの楽しさを知ってからというもの、ああ織りたいこう織りたいという気持ちがクリアになってきました。
今はグラデーションのタテ糸を作っているのですが、そこで、しっかりとそれぞれの色数、配置を設計しずぎずに(あえてです)手を動かし始めました。
経験則で「いい塩梅」にできる、なるとふんでいたんですね。
ずれたらずれたで落とし所も見つけられますし、気持ちいいずれ方もあったりします。こうしなきゃダメ、なんてないので失敗という概念すらないのが設計しずぎない利点なのですが、こと、今回のグラデーションには当てはまりませんでした。タテ糸作りの途中で「あれっ?!」ってなってしまって、むむむ、、、とうなって、糸の通し直しをしたりしました。
失敗なんてないはずなのに直すなんて変な話ですが、これは違うぞ、気持ちよくないぞ、となってしまったのです。
グラデーションになっている、ちゃんとグラデーションに見えるタテ糸をつくりたかったんですね、僕は。
「急がば回れ」でしっかり設計をしてから動けばよかったのですが、百聞は一見に勝りませんし、そもそもグラデーションなんて今まで織ったことないものですから、結局「設計しないで間違った」という貴重な経験ができた、ということに喜んでみたりしつつ、また初めての織りに挑戦する時には、「まずは織らなきゃ分からない!」なんて言って、また失敗したりするんだろうな。