コート・ドール

いつか行こうと言っていたそのレストラン。
僕は、オーナーシェフの著書を20台前半から何度も読んでいました。
同じ本を何度も何度も。
ことあるごとに読み返しては、その時々で入ってくる言葉、湧き上がってくる感情、見えてくる明日の景色、全てが違っていました。
こんな価値観を持った人が作る料理はどんな味がするのだろう。
どんな空間で、どんな人たちが働いているのだろう。

普段はコの字カウンターの大衆酒場が好きな僕です。
東京時代の行きつけは立ち飲み屋でした。
レストランなんて数えるくらいしか行ったことがありません。
しかしながら、今回は別です。
今しかできないこと=二人でレストラン、だなんて、書いててちょっとオシャレすぎる?と恥ずかしくなりますが、気持ちと懐を奮発して行ってきました。

そうしてそのレストランは、「行ってよかった」「今度は3人で来れるようがんばろう!」と思う、本当に素敵で優しいお店でした。
僕みたいな人でも頑張らずにいさせてくれるサービス。
塩味を感じないと言っていいほどあっさりした味付けなのに、すごく満足感のあるお料理たち。
量も少しずつなのに、これで充分!と感じるお味なのです。
すごかったなー。
本当に、全部が全部、やさしい空間でした。

この感動を伝えたい!と後日シェフに宛てて二人でお手紙を書きました。
そうしたらご丁寧にお返事いただいてしまって、そこに書かれた言葉たちがまた金言でして。
今、仕事ができていることに感謝し、仲間と、家族がいることをなにより大切にしていこうと、改めて思ったのでした。

家族が増えます

いきなりもいきなりですが、4月に家族が増えることになりました。
ジュコさんと一緒になり、家族のありがたさを噛みしめる日々にあって、大きな大きな変化を迎えます。
僕が人の親になるなんて、今でもまだ実感がわきません。
妊娠が分かった時は、”嬉しい!”よりも”とうとうきた?!”という驚きの方が大きくって、二人でじっくり見つめ合ったことを覚えています。
どうしたらいいかわからなくって、ひとまず仲間たちに話そうかと思ったけれど、「安定期が来るまでは家族以外には話さない方がいいよ」というアドバイスにドギマギしながら、でも、何があるか分からないから、、、と伝えた取引先さんには「まだ聞かなかったことにしておくね」と奥深いリアクションをいただいたり、、、。本当に初めてのことばかりで、未知への不安と楽しみが交互にやってきては、これから続いていくであろう二人から三人への暮らしの変化に思いを馳せています。
世の中のお父さんお母さんはみんなこんな道を通ってきたのか!と思うと道行くご家族全員を尊敬の眼差しで見つめるようになりました。
ほんと家族ってすごい。
夫婦の話題も増えて、より一層仲良くなれた気がします。
安定期を迎え、友人知人にも話始めると、みんながみんな喜んでくれます。
僕たちもびっくりするくらい、「よかったねー!」とハッピーな顔を見せてくれます。子供って、産まれる前から人を笑顔にできるんですね。
すごいことだなぁ。
これはもう、産まれてきたら楽しいことがもっともっとたくさん増えてしまって、今の楽しいことが手につかなくなってしまうのではないか?なんてよく分からない考えが浮かんできたり。

「産まれたら二人だけの時間なんてないんだから、今のうちに夫婦でしたいこと、全部しておいた方がいいよー!」

おお、ほんとそうですね。
そうしたら何がしたいかな。二人だけでしておきたいこと、なにがあるかな。
そうだそうだ。あのお店に行こう。
いつかディナーに行きたいね、と話していた、あのレストランに行ってみよう。

幼稚園見学

幼稚園の見学に行ってきました。
お散歩途中でいつも見かける”にじいろ保育園”。
田畑が多いエリアにすっとたたずむ素敵な建物で、どんな園なのかな、と思っていたらメンバーさんのお子さんも通っていたりして、これはやはり行ってみたい!と、これまたお散歩がてら、お伺いしました。
子供達の様子もみれますよ、との事で日中の訪問だったのですが、それはとてもとても幸せな場所でした。
子供たちを”ひとりの人”として尊重する考え方があって、みんなと同じ事をしなくてもいい環境が本当に心地いい雰囲気で。
案内してくださった職員さんの特に印象に残った言葉があります。

「みんな幸せになりたいだけなんですよね。」

ほかの子のものを取ってしまったり、押しのけてしまったり、ものを投げてしまったり、、、いわゆる”いけないこと”とされている事も、悪い事をしようとしているのではなくて、シンプルな”それをしたい”という欲求があるからしているだけで、ならばそれは叱ることではなくって、「こうしたらどう?」「こっちにもこれがあるよ」と選択肢を見せてあげたらいいのだと。
そうすると、その子が他の子にも同じように違うものを渡してあげたり、譲ってあげたりするようになる、と。

肯定された経験は自分を好きになるきっかけを生んでくれて、自然と人に対しても肯定する事ができるようになるんですね。
こんな環境や価値観が、人生始まったばかりの彼、彼女たちの近くにあるなんて、なんて素敵なことでしょう。

子供たちと触れ合う先生方や、対応してくださった職員さん、栄養士の先生方も、とても楽しそうに、和やかにしておられて、そこでもまた幸せおすそ分けいただいてしまいました。

人を育てるのもまた人であり環境。
とっても素敵な初めての幼稚園見学でした。

えんとつ町のプペル

突然ですが、僕はキングコング西野亮廣さんを応援しています。

あんなに一生懸命な人を僕は見たことがありません。
自分の目標に、あんなに正直な人を僕は他に知りません。
そして、あんなに優しい人を僕は他に知りません。
いや、最後だけは嘘で、僕のまわりには優しい人ばっかりで、みんな愛情深くって、ほんとにいつも感謝してばかりなのですが、西野さんの表現に触れていると、本当にこの人は優しい人なんだな、と思わずにはいられません。

西野さんに興味を持ったのは、「成人式をやり直そう!」みたいな企画でクルーズ船を貸し切って、費用は全部西野さん持ちで、衣装やヘアメイクさんや関係者各位もたくさんいて、そのイベントにボランティアで友人も参加していたりして、、、この人、なんか面白いぞ?!と思ってからでした。
絵本を書き始めた時も、その絵本の無料公開の時もそうですし、気持ちのどこかでずっと気になっていました。
そうして、西野さんの現在進行形エンタメが知れるということで、オンラインサロンに入会したのが去年の5月ごろ。
毎日投稿される記事にふむふむと学びを得て、膝を打ち、心踊らせ、背中を押されながら、いつの間にか西野さんのプチ追っかけみたいになっています。
つまりただのファンです。
知れば知るほど好きになる、と言ったら気持ち悪いのですが、気にせざるを得ない頑張りっぷりなのですね。
ほんとにほんとにほんとうに頑張っていらっしゃる。
言葉遣い変になってしまうくらい、西野さんはがんばっているんですね。
だから、こんなに頑張っている人がいるのだから、僕ももっともっと頑張れるし、もっともっと進みたい!と思わせてくれる。
同じ時代にすごい人がいたものです。

そんな西野さんが8年前にスタートさせた”えんとつ町のプペルプロジェクト”のフィナーレである、「映画えんとつ町のプペル」が12月25日に公開されます。
つくばでは、イオンの2F “USシネマつくば” かイーアスの3F “MOVIXつくば”で上映されるそうですよ。
僕も初日に見に行きますので、このブログを読んでくださっているみなさんも、ぜひご予定に入れてみてくださいね。
いつもありがとうございます。

映画えんとつ町のプペル公式サイト →  ☆☆☆
西野さんのオンラインサロン    →  ☆☆☆
最近のエッセイもたまらないです  →  ☆☆☆ 




久しぶりの畑

久しぶりに畑をしました。
にんにくを植えて、タネ採りのために藍を刈り取って、里芋を掘りました。
里芋の茎は干して芋がらにすると保存もききますし、歯ごたえがシャキシャキと心地よくとても美味しいので、その仕込みもしています。
ある程度乾いたらひっくり返してまた乾かして。
風の力を借りて、味もぎゅっと深みが出るようです。
最近の暖かさのせいか、草も少し生えてきました。
緑が心地よくもあるのですが、そこはえいやっと草刈りしたり。
そうそう、堆肥にするための今ポスターに枯葉をたくさん詰め込んだりもしましたよ。
お庭のある暮らしになってから、生ゴミは捨てずにお庭の土に還すようになりました。自然の循環の一部にお邪魔させてもらえているようで、なんだか嬉しい気持ちになるのです。
そしてですね、堀った里芋をゴシゴシたわしで洗って泥や毛を落とし、(毛が生えている?!かのようなもさもさなんですよ)里芋からニョキニョキ生え出ている根っこをプチプチ切り落としながら思いました。
芋を洗うって、なんて手間なんだ、と。
そして、この手間を省くことなく、自分で植えて収穫した芋を自分で洗い続けられる暮らしをしたい、と。
もちろん美味しく頂くところまでしっかりね。
芋の煮っころがし、大好きなんです。

ピンポンがなった

ゴーシュのインターホンには、通りすがりの方でも気軽に見学できるようピンポンしてくださいね〜と書いた札を下げています。
ご近所さんたちがこれで立ち寄ってくれたりするかな〜と思いながら、そんなことは起こらず4年目を迎えているのですが、昨日とうとうピンポンがなりました。
普段はご予約の方か、ヤマトさんか佐川さんか、最近始めた生協さんか、はたまたキリストさんの布教の方か、、、が鳴らしてくれるピンポン。
とうとう通りすがりの方がならしてくれました。
「見学できますか〜?」
と軽やかな声。
エントランスには公園帰りと思われる、遊び道具をたくさんカゴに詰めたちびっことお母さん。
いらっしゃいいらっっしゃい。
ようこそゴーシュへ。
ちょうどメンバーさんや体験さんもいらしている時で、こんな感じでやってます〜といつもの雰囲気を見ていただけました。(誰もいなかったら寂しかった!)
気づいてもらえるって、気にしてもらえるってなんて嬉しいのでしょう!
これからもこんな感じで少しずつみなさんに知ってもらえるよう、軽めのアピール続けていこうと思います。

つくばはシンゴスターリビングさんでの展示会も始まりました。
とはいえこれからは企画展。会場はスタッフさんにお任せしつつ、ゴーシュのあれこれも進めつつ、、、と思ったらなんとブランドさんへの生地納品の納期が見事一ヶ月ずれていたことが判明し、慌ててどうにか予定組み直して製作して、、、と機に向かう日々でした。
そちらもようやく無事に?終わりまして、改めて少しずつ日々を整えはじめております。

自分の当たり前を見直しながら、当たり前に感染予防しつつ、これまた当たり前にやりたいことの実現に向けて進んでいくためにはどんな道があるのか。
どんな道を作るのか。
世の中が変われば自分の暮らしも変わりますし、そうでなくたって日々の日常は変わっていきます。
続いていく道の先にあるのはハッピーでありますように、今できることをしっかりやるのみ!と頭の中を整理しながら、時にそれを書き出したりなんてして。
デスクワークが面白いくらいに苦手なのですが、頭の中を書き出してみるとより頭の中がクリアにスッキリするものですね。
机に向かう時間を作れるありがたさと、織りに向かう時間をいただけるありがたさはやっぱり同じことだと思うようになりまして、こうした時間もまたこれから先の道を作るひとつになっているような気がしています。

展示会、感じたこと

おかげさまで3週連続展示会も無事終わり、日常に戻りつつあるゴーシュです。
先週はゴーシュもオープンしまして、久しぶりにメンバーさんにお会いしたり、体験さんとのやりとりもあったり。織った”もの”を伝えるtsutaeの活動と、織る”こと”を伝えるatelierゴーシュの活動を並行して行っていますが、やっぱり僕の日常はここ、ゴーシュにあるなぁという安心感をいただく時間でした。

まだまだ”織る”ということが暮らしの選択肢にないもので、それも”もの”と”こと”で表現しているわけなのですが、とりわけ新木場で行われたイベントではとてもとても良い反応をいただけた感触があります。
織機とともに、織りながらストールたちをご紹介させていただいたのですが、やはり会場にいらっしゃるみなさんは織機を見たことがない方ばかりです。
特性上、人より手仕事に興味がある方々がいらっしゃるイベントなのですが、それでもみなさん興味深く織機を見てくださり、「織る」という工程を受け止めてくださったように感じました。

細かい作業に思えるけど、大変さより楽しいこと、創造性が高い作業なこと
織る人で織り上がるものが変わること
いわゆる手織りと機械織りの違うところ
ひとりでタテ糸作りから織り上げまでをしていること
デザインしすぎると織る人も見る人も面白く無くなること
でもデザインも大切に思っていること
、、、、、

ひとつ聞かれたら5も10も話したくなってしまうところがある僕なので、あまり自分のペースでお話ししすぎないように、こういった場では特に気にしていたりします。
ですが、みなさんぐっと”織ること”に興味を持ってくださり、ストールもじっくり見てくださる方も多くいらっしゃいました。

個展ではこれまでのお客さま方や、そのお友達の方々でしたり、なんとなくどんな方なのか見える方との交流が多いのですが、イベントでは初めてお会いする方ばかり。
そんな中でこれだけのコミュニケーションをさせていただけたことは、本当に貴重な時間でした。
今の時勢ですから、なおさら強く感じています。
なんといいますか、 “織ること”を肯定してもらえたような感覚をいただきました。
本当にありがたい限りです。

最近はぐっと制作に時間をいただき、来月に行うつくばでの夫婦展に向けて準備をしています。とはいえこちらはお店さん企画のイベント。展示会は行いつつ、11月はゴーシュもオープンいたします。肌寒い日も増えてきて、織る楽しみがより増えてくる毎日。糸仕事が本当に嬉しいんです。

織ること、織るもの、これからもこれらを両足として踏ん張ってまいります。
またゴーシュで、時に展示会でお会いしましょう!


大阪からスタートした展示会は新木場での合同展示会へ続き、今週は渋谷でJUCO.さんとの個展を同時開催!というところまでやってきました。
始まる前は不安ばかりですが、始まってしまえば感謝を重ねる時間しかないことに気がつきます。展示会が続けられていることも嬉しければ、毎回足を運んでくれるお客さま方、友人たちにも救われます。展示会が続くとバタバタの毎日ですが、それでも早起きが習慣になっていることも嬉しい。習慣が続いて、日常になって、それが日々の暮らしの気にも留めない毎日のひとつになっていったら気持ちいいだろうな、なんて思ったりもしています。
そうして続けていけば時間もできてきたりして、今も少しですが朝の時間に2週間ぶりにブログを書いてみたり。
今週末で渋谷の個展が終われば少しひと息。
がんばるぞ!

展示会スタート

おかげさまで無事、展示会がスタートしました。
半年に一度の展示会と週に3日オープンするゴーシュ。
手織りという共通点はあるものの、tsutaeでは手織りから生まれるモノを、ゴーシュでは手織りから派生するコトをお伝えさせていただいております。
アウトプットが違う分、ゴーシュに織りに来てくださるみなさんには、展示会期間中臨時休業という形でご迷惑をかけることになってしまいます。
それでもみなさん「気をつけて行ってきてくださいね」「頑張ってくださいね」とエールを送ってくださる。本当にありがとうございます。
こうして作品発表が続けられるのは、みなさんがこうして気持ちを寄せてくださるからなんだ、と初日を終えた今、改めて感じています。
展示会が始まる前はどんどんテンションが上がってきて、アドレナリンもじわじわ出てきて、「スイッチ入ってきたー!」と自分でも感じていたりするのですが、ゴーシュでメンバーさんとお話ししていると、「普段の僕から離れていっていないかな」「ゴーシュはゴーシュの空気感を保っていたいな」と思ったりもします。そんな僕を感じてか、みなさん本当に優しくって。
僕の活動の根本には、「手織りを暮らしの選択肢のひとつにしたい」という気持ちがあります。手織りのものを身につける、自分で手織りをしてみる、身の回りにある布の見え方が変わる、いろいろな物に背景がある事に気がつく、興味がわく、、、、。早すぎる世の流れ、変化に逆行するような手織りですが、今日、展示会場で織りながら思ったのです。
人の進む早さで生まれた物を伝えたい。
ゴーシュで言えば、みなさんそれぞれ違う進み方でだいじょうぶ。自分のペースで織りと接していってくださいね。自分が気持ちいい織りをしてくださいね。そのための環境づくりをどうしたらいいか。それを僕が考え、行動し続けますね。。。。
織りながらとつとつと、自分のしたいこと、すべきことを再確認しています。