緊急事態宣言

解除されましたね。
しかしながら、それによってゴーシュが変わることといったら実はなんにも無くってですね、これまでもこれからも、ゴーシュに行きたい、ゴーシュで織りたい、と思ってくださる方が安心して織ることのできる環境を整えていくこと。これに尽きると思っています。
ゴーシュがどんな場所で、どんな環境にあって、どんなことができて、それを伝える僕はどんな人間で、、、、ゴーシュに来る前にできる限り色々なことが「分かっている」状態を目指していきます。もちろん衛生面もしっかり整えていかないと、ですよね。こればかりは自分の感覚を疑いながら、「これで安全!」と胸を張って言えるような状態をキープしていかねばならんと思っています。
それでも、やっぱりどうしても、みんな来てくださいね!と両手広げていらっしゃいはできないと言いますか、しちゃいけないような気がしています。
来て欲しいのだけれど、来てとは言えない。
思春期の恋心みたいですが、本当にそうなのです。
なので、「ゴーシュに行きたい」と思ってくださった方が来てくれた時、「やっぱり来てよかった」と感じてもらえるような、ゴーシュをそんな場所にしていこうと思います。

持続化給付金

申請しました。
そこでいったいどれくらいの規模感なのか改めて調べて見ると、5月15日時点で90万件(NHK調べ)の受付があったそうです。
当初最大130万件の受付予定とのことですが、あっという間に到達しそうです。
給付までは約2週間、、、できることはなんでもする!と書類まとめて税務署に証明書お願いして、どうにか今日の申請だったのですが、間に合ったのでしょうか。。。

待つより進め!と手を動かしているわけですが、人の動きが制限されてこの方、ゴーシュへのご来場者もぱったり少なくなりました。
そんな時こそ環境整備!というのも限界がありますし、ここは手を動かす以上に頭を働かせねばいかんところだ!とも思いつつ。
しかしながら、世はみなさん一斉にオンラインオンライン。
ゴーシュもオンラインストアを始めましたが、そちらでしっかり頑張り始めることはどうも違うような気がしております。
ゴーシュはやっぱり手織りのアトリエであって、ゴーシュという環境と共に手織りの楽しさ、面白さ、表現度の高さ、可能性の深さ、そして何より身近さをお伝えしたいと思っています。
オンラインでもできることを進めつつ、それでも一番大切にしたいことは、ゴーシュに来たいと思ってくださる方が安心して来ることのできる空間を守ること、
ゴーシュに行きやすい空気感、環境を作っていくことだと考えています。
最近特に、織りを通して糸と触れ合っていると、自然と気持ちが落ち着いて元気になってくる感覚を覚えます。
こんな時だからこそ、これからの時代にも、手織りは必要なものだと実感します。
不急じゃないけど不要でもないよね!って思います。
織りと共に、糸と共に、手仕事と共に、これからの世を形づくっていきたい。

手織りキット

ふとした思いつきから手を動かし始めた手織りキットがようやく完成しまして、先日から販売開始しました。
そのキット製作と同時進行で、インスタライブやインスタTV、YouTubeにも作り方をアップしたりしました。
と言うのも、やっぱりものづくりって楽しいですし、その、作りたいもの(今回はコースター)を作れる道具自体も自分で作れちゃったらそれこそもっともっと楽しいだろうな〜という僕の妄想があったからなのです。
なるべく簡単な手順で、誰でも手に入る材料で、自分のおうちで手織りができるとなったら、おうち時間の選択肢も広がるしでしょうし、ちびっこでもできるとなったら、それこそ将来の可能性もぐいーっと広がるような気がしています。
何も手織り作家にならんでもですね、手織りって自分でもできるんだー、なんて価値観が自分の中にある人が増えたら、他のことに対する視点も世界も広がるような気がするんですね。
なので、自分でつくってみたい!と言う方にはぜひ!作ってみて欲しいと思い、作り方をシェアしてみています。

オンラインストアにもアップしましたら、早速キットを求めてくださる方もいらっしゃいまして、本当に御の字、感謝感激でございました。
お届けする際のパッケージも、せっかくなのだから楽しくってキレイな物にしたいと思ってあれこれそれこれ、、、、。
不慣れなことばかりをしている最近ですが、それでもやっぱりできないことができるようになっていく感覚や、世界が広がる可能性を作っている時間がとても気持ちよくって、どれだけ時間がかかっても惜しくないというか、今思いつくことは全部形にしていきたい!という欲に任せて手を動かしています。
少しずつ少しずつ、立ち止まらずに、一歩ずつ。
せめて1日30時間くらいあればなぁ、なんて。

インスタライブ

インスタライブをし始めてまだ3回くらいなのですが、告知してからするのは以外と緊張するものですね。。。。
その場のテンションでふわっと配信するのはいいのですが、時間が決まっていると「あと5分、あと1分、、、、」とかひとりカウントダウンが始まったり、「告知したはいいけれど、見てくれる方いてはるんやろか、、、」というような考えもしなかったような心配事が出てきてしまったりするもので。
始まってしまえばあとはなるようになれ!で進めてしまうのですが、設定が違うだけで感覚が変わるのはほんとに何事に対しても面白いものですね。
しかしながら、コロナの影響でこれまでできなかったことができるようになったり、しなかったことをやってみたら以外といいかもしれないぞ?!となったり、これまた大きな内的な変化となっております。
オンラインのコミュニケーションは本当に不慣れなのですが、インスタライブで言えば絵文字のリアクションがあるだけで嬉しいですし、コメントなんてきた日には、手元そっちのけ、話していることそっちのけでお返事しちゃいますし、お顔が見えない方々と一方的な壁打ちキャッチボールみたいな感じで思っていたものが、全然そんなことありませんでした。
ゴーシュに来れなくってもこうしてみなさんとコミュニケーションできるんだから、ライブや動画配信も活動のひとつに組み込んでいったら楽しいですよね。
ほんと、やりたいことが止まらないって楽しくって大変だわもう!

おうちで手織り-その2

おうちで手織りキットの作り方を日々試しておりまして、ひとまずこの方法がベストかな?!という形が見えてきました。
あとは作り方動画とその受け皿と、どこまで整えてからsnsでお知らせしていくか、、、という段取り調整になっています。
とは言いましても、「こんなことしてます〜!」と何の気なしにインスタでUPしたら予想外の反響がありまして、これは気合が入るぞ!という気持ちと共に、マイペースでやっているわけにはいかないな、と少しドキドキしています。
面識のない方からのコメントは、とっても嬉しくって、その分背筋をビシッとのばしてくれます。動画もこれまでメンバーさん限定で配信していたのですが、今回は初めましての方も意識した「キットの作り方動画」にしたいところ。
会ったことのない方へ向けてのひとり喋り、そして作り方がより分かりやすいように、、、、やー、ドキドキします!
今日は朝からドキドキしっぱなし!
どんな方法がいいかなー。
この前思いつきでしてみたインスタライブも、その場でのコメントのやりとりが新鮮だったりしました。
うん!考えまとめます!

おうちで手織り

織り機レンタル案もそうなのですが、それよりもっと前に、「やってみたいけれど織り機までは、、、、」という方も多いはずですし、なにより外に出たくてもなかなか出ることがはばかれるような雰囲気を、何となく感じている方が多いように思います。
それで子どもたちもずっと家にいるし、そこでできることも楽しいこともなかなかどうしてバリエーションが、、、という方もいらっしゃいます。
そこでゴーシュができることは?!と考えたら、家にあるもので織り機作れるじゃないっすか!ということに気がつきました。
気がつくというか、思い出すというか、「ダンボール織り」というカテゴリーが織り業界にはありましてですね、それをお伝えできたらいいのではないかな、と思い立って、今日はずっと工作していました。
まずは手軽に、コースターを織るためのサイズ出しです。
どこを何cmでカットして、余白はどれくらいあったら織りやすいか、糸はどれくらい必要か、などなど、考えるポイントはいくつかあるのですが、一番のポイントは、「家にあるもので作る、あるもので織る」になるかな、と思っています。
このポイントを抑えてお家織り機の作り方や織り方、織れるもののことをお伝えできれば、それこそ身の回りには素材が溢れているように思えるかもしれませんし、消費することの楽しさと共に、生み出すことの楽しさも感じてもらえるかもしれません。
どうしたら「まずはやってみる」ができる環境、状況を作ることができるだろうな〜、と試し織りをしながらワクワク考えています。

動画配信、続いてます。

今月から始めたメンバーさん向けの動画配信がどうにかこうにか続けられています。
ひとまず慣れるまで、と、おさらいシリーズが終わるまではちゃんとやろうと思っていたら、今日で9個目の動画UP。
固定カメラの編集無しなもので、不特定多数の方にお見せするような物になっているとは思えないのですが、そこは面識のあるメンバーさんに向けてだからこそできているのかな、と思っています。
とはいえ、メンバーさんの人数より再生回数が増えている動画があったりすると、あれ?これはまんざら悪くはないのかな?なんて嬉しくなり始めてしまったり。
数字とは分かりやすく、かつ共有しやすい情報なので、コメントなど無くても、外出自粛であまりお会いできなくても、コミュニケーションさせていただけているのだなぁと感じています。
そして数字といえば現実的なゴーシュの運営です、、、、、。
この機会に事業計画を改めて見直しながらの織機レンタル案だったりもするのですが、、、、早速メンバーさんに聞いてみたら、好反応をいただきました!
月額おいくらだったらいいですか?というところでの、感覚値としての貴重なご意見も頂戴しつつ、GW明けにはまとめて皆さんにお知らせ予定でございます。
がんばるぞ〜い!

織り機レンタル案

最近はここぞとばかりに、ゴーシュの整理整頓をしています。
と言ってもみなさんには普段隠して見えない部分でして、見えないが故に雑多にしてまうことが多い部分を整えております。
これをすることで、その後の業務がとってもスムーズになること間違いない!と信じてあれこれ配置を変えたりジャンル分けをしたりしております。

そんな事をしながら頭の中のもう片方では、ゴーシュのこれからを考えています。これはもう、それこそ四六時中、寝てる間も考えています。(夢にも出るから。)ネットショップを始めましたが、本当に力を入れるべきはそこじゃなくって、この期に及んでもそこではなくって、やはり今まで出会った方々にどうしたら喜んでもらえるか、とか、手織りをしたいのだけれど色々理由があってどうにもできない、という方々へ何をしたら喜んでもらえるだろうか、とか、どうしてもそちらのほうが大切だと思ってしまいます。
これらの方に、ネットショップでのお買い物でどれだけ楽しんでいただけるかを考えて商品出すのもひとつですが、ここはひとつそうではない方向で何ができるでしょうか。
いまぼんやりと考えているのは、織り機のレンタル案実現という方向があります。
前々からちょっと考えていたのです。
レンタル業務。
自宅でも織りをしたいけれど織り機は場所をとるから、、、一人で続けられるか不安、、、糸もそんなにそろえられない、、、初期費用がちょっとハードル高くて、、、色々なお声が聞こえていまして、そこに加えて今は外出もしずらいですし、今後ずっとソーシャルディスタンス問題は続くと思います。ゴーシュという空間で手織りの楽しさ、面白さをお伝えしたい!という気持ちは無くなっていませんが、それはただただ僕の願望でして、それを一番にするのはそんなに楽しくありません。手織りをしたい方が、安心して、リラックスして、織りたいものを自由に織れるようになっていただいきたい。
どこまでも続いていく手織りの楽しさを感じていただきたい。
それをお家でするか、ゴーシュでするか、そんな選択肢があったいいな、と考えています。
仕組みはまだまだ見えていませんが、まずはやってみる!という事で実現を目指していきます。

仕立て

今日は仕立てをしました。
服を作るのは2~3年ぶりでしょうか。
今だからこそ、服を作りたい。
自分で織った布で、自分が着るための、自分の服を作りたい。
そう思って、お気に入りのベストで型を取り、手付かずに取っておいた布を裁断し、手元にある材料で作れる物を形作ろう!とボタンもリボンテープも、押入れをガサゴソガサゴソ。
初めて仕立てをした時のように、ドキドキしながら。
でも、たくさん仕立てをしていた東京時代を思い出しながら。
どうせ作るなら、ちゃんと着れる物がいいな。
でも、布に無駄が出ないほうがいいな。
シルエットも綺麗に出したいな。
いわゆる手織りの服じゃなく、自分が作りたくて作った、自分だけの服にしたい。
そうだ、もっともっと自由でいいのだ。
少しくらい形が変でも、左右がずれててポッケの形が違くたって、そんなのおかまい無しでいいのだ。
色合わせだって、柄合わせだって、奇をてらうこともなく、型にはめようとするでもなく、自分の手を動かしてみて、気持ちが楽になる方に進めばいいのだ。
普通の形のベストだって、布はどこにもない、自分が織った一枚だけの布なのだから、それこそ本当の一点ものだい。
どこかで見たことあるような、そんな布だっていいのです。
自分で織りたくて織った布なのだから、普通に見えても、ありふれて見えても、それはどこにもない、自分の布なのだ。
ベスト、ベスト、マイベスト。
自分で自分の服を作るって、こんなにもワクワクドキドキするんだったね。
こんな気持ち、独り占めなんてもったいない。
早くみんなに、おすそ分けさせておくれ。

剪定した枝葉を片付け、ジャガイモの芽かきをして土寄せをし、グリーンピースのために支柱を立てたりしていると、この植物たちが育つことにも菌は関わっているんだよな、なんて思いつつ、何を考えていても、どうしていたって進んでいく自然の営みの眩しさに、気持ちを揺さぶられます。

今日はゴーシュの什器配置を少し変更してみました。
もう少し織り機の間にゆとりがあるといいかな、でも、ソファーはある方がすこし狭く感じてものんびりできる雰囲気になるかな、サンプル作品も色々見てもらいたいから棚は無くせないな、、、。
今は、また会いたい人たちがゴーシュに来てくれた時に、やっぱりまた来てよかった!って思ってもらえるように、色々整える時間をもらったのだと思います。
お庭も広いし、手織りは時間がかかるので、幸い仕事には困りません。
でもたまにはのんびりすることだって、仕事のうち?でしょうか。
誰かを想ってすることは、どれだけ時間がかかってもいいものですね。
什器の配置も、一度動かしたらあそこにあれが欲しいとか、これもあったらいいなとか、今なら自分でつくればいいね!とか。
どうも僕は人に動いてもらうより、やっぱり自分が動いた方が気持ちがいいようです。