セミファイナル

あっという間に東京展は明日(4/2)で最終日。そして今日は土曜日。初めての街で初めての週末。
会場目指してきてくれた友人知人、元メンバーさん、以前の展示会でお会いできた方々、通りすがりで立ち寄ってくださった初めましてのみなさん。本当にたくさんの方と会えた1日でした。会場は商店街の一角にある、路面のギャラリースペース。駅からも近く、街行く人も多く。場所が持つエネルギーってやっぱりあって、それといかに混ざり合えるかというか、相乗効果をしっかりと出せるかがその場を楽しめるかどうかの大きなポイントだなー、と感じながらの時間でして、展示会が終わったら改めて振り返ってみようと思います。平日は電車通勤、土日は車通勤。運転があるため今日はしっかり休みます。

展示会スタート

今日からtsutaeの展示会、無事スタートできました!
先週は嬉しいことに、体験さんが毎日いらしてくださり、ゴーシュがクローズしたらtsutaeの準備の日々。ゴーシュがスタートした時点から、ゴーシュとtsutaeは両輪だと思っています。コロナ禍では新しい学びの日々で、至らぬことを感じる日々でもありました。今でもコロナ禍以前ほどは体験さん、メンバーさんがいらっしゃるわけではありませんが、それでもこの1~2ヶ月は少しづつ賑やかなゴーシュが戻ってきています。手で織ることの豊かさ、楽しさ、寛容さを伝える”atelierゴーシュ” 手で織るものから始まる社会との接点、可能性を伝える”tsutae”。どちらも僕が見たい世界を形作るには必要な存在です。そのほんの少しの入り口が見えたような、見せてもらえたような、体感できたような先週でした。スタッフ募集をスタートした去年とはまた少し気持ちも変化していて、僕一人でどこまで行けるか、改めて頑張りまくりたい。という思いでいます。一人で行なう理由が見えたと言いましょうか。でも、行きたい場所へ早く行くなら一人で行け。もっと遠くに行きたいならみんなで行け。と言いますね。こんなこと言いながらなんですが、僕一人で行ける場所にはそこまで興味がないというか、あの頃のような夢中さを持てないというか、人と関わることで生まれる未知の可能性の方が魅力的に思ってしまう自分がやぱりいるんですね。個展も楽しいし、行なう意義のあることですが、今回のような合同展はまた違った形でとても楽しい。僕一人では会えなかったであろう人たちに会える。たどり着けなかった場所に行ける。そんな時間がある。すごいことですね。だからこそ、ゴーシュとtsutaeは両輪のままでいたい、と思うんですね。ゴーシュに織りに来てくださるみなさんにはいつもご理解いただき、感謝のしようがありません。週3日の少ないオープン日を出張とは言えお休みするのですから。ちゃんとしっかり、心地異循環を作れるよう頑張ってきますね。少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ、会場へいらしてくださいね。仲間たちみんなで、お待ちしております。

<東京展>
日程
2023年3月28日(火) 〜 4月2日(日)
時間
11:00 〜 19:00(最終日 〜 17:00)
会場
(tefu) yoyogi uehara STUDIO
東京都渋谷区西原3-1-10-1F
小田急線 代々木上原駅より徒歩5分
代々木八幡駅より徒歩7分

<大阪展>
日程
2023年4月6日(木) 〜 4月9日(日)
時間
11:00 〜 19:00(最終日 〜 17:00)
場所
Gallery Sasaki
大阪府中央区心斎橋筋1-6-4ササキビル3F
心斎橋駅/4B出口より徒歩3分

※東京、大阪ともにJUCO. YEAH RIGHT!! との合同展
”haku maku kiilu”として開催いたします。
※各会場事前予約無しで、どなた様もご来場いただけます。

<オンライン受注会>
日程
2023年3月27日(月) 〜 4月16日(日)
https://tsutae-online.stores.jp

打ち合わせ

今日はご予約もなく、制作の一日だったわけですが、普段と違ったことがひとつありまして。
ちょっとした打ち合わせなのですが、それが翻訳の方との時間でした。
2017年10月、ゴーシュオープン初年度、NYにtsutaeの行商に行ったのですが、新ためて今年、また海外とのやりとりを再開したい!と!(当時のブログ
アポイントも何もなく、素敵!と思ったお店に飛び込んで、ラインナップを見て、このお店最高!と思ったらお話しさせていただいてのやりとりが功を奏し?お取引ができたのが当時のミラクルな思い出。
そして次年度とやりとりを重ね、2020年、コロナ禍でNYはどうなっているのかメールでやりとりをさせていただきつつ、この2〜3年お仕事としてのやりとりはステイした状態でした。
日本はともかく、コロナ禍を脱して前に進んでいる諸外国。手織りのモノを伝えるtsutaeとしては、価値観を共有できる仲間がいるならどこへでも!の気持ちがありまして、それこそ時間と予算が許すならばいつでもいきます!くらいな気持ちなわけで(もちろんゴーシュのことも踏まえつつ!)、そろそろまた外の世界にもコネクトしたい、と言いますか、シンプルに楽しいことをし続けたいと言いますか。。。そんなこんなで、tsutaeとゴーシュの活動に興味を持ってくださった方からご連絡をいただき、先日はゴーシュにも体験に来てくださり、ではでは改めてお話しさせてくださいませ!となったのが今日のことでした。何がありがたいかと言いますと、やっぱり価値観を共有できるかどうかというところが本当に大きくて。もちろんお互いお仕事な訳ですが、しっかり割り切った関係がより良いお仕事に繋がるかというと僕はそうも思っていなくって、その人の背景と言いますか、パーソナルな部分も含めて会話ができる、共感できる方がやっぱり良い気がしていて。それは感情の介在したお仕事、ということなのですが、やっぱりお仕事って、”自分がしたいことをしている”という気持ちのもとで進められた方が絶対いいはずなんです。#理想論かもしれませんが
ポジティブな感情はポジティブな結果をもたらしてくれると信じていまして、とどのつまり肯定的精神姿勢と言いますか、主体的思考と言いますか、やっぱり僕は、”仕事だからやる”じゃなくて”自分がやりたいことだからやる”という気持ちを持っている方とお仕事をしたいと思ってしまうんですね。なので、今日の打ち合わせは本当に有意義な時間でした!#これが言いたかっただけ

草の根はりきゅう院

1ヶ月に一度、マッサージに行っています。
ゴーシュから徒歩15分ほど、大角豆(ささぎ)にある”つくば草の根はりきゅう院”にお世話になっているのですが、、、、ほんとみなさんにおすすめでございます。小池栄治さんが営む個人院なのですが、「地域の保健室でありたい」との言葉通り、人と暮らしに寄り添った治療をしてくださる、安心の治療院です。その痛みや身体の違和感はどこから来るのか、原因は何なのか、どうしたらその根本治療になるのか、しっかり話を聞いて、専門家の立場からアドバイスをしてくれるので、僕自身とても助けられています。初めて伺ったのはもう5~6年前になりますが、今でも初回に話したことを覚えています。
「僕たちはお客さんであるゴーシュさん達に、もう来ないでもらうようにするのが仕事なんですから、変な仕事といったらそうなんですよね〜」
栄治さんと話せば話すほど、この人は鍼灸師という仕事を商売としてではなく、生き方として選んだんだなー、ということが伝わってきます。
そうして、人の身体を整える仕事を天職として楽しんでいる(と言ったら語弊があるのかな?)姿勢がとっても素敵で、僕は月に一度の身体のメンテナンスのつもりで通っていますが、いつも自分の身体とその使い方を見つめ見直す大切な時間になっていたりします。
ゴーシュの環境や考え方に共感してくださる方になら、草の根はりきゅう院、きっと合うと思いますよ。月に一度、まめいちというマーケットを敷地内で開いていらっしゃるのですが、これも前述の通り地域の人たちを繋げる大切な場になっていて、僕たち酒寄家もまめいちに行くたびほっこりした気持ちになって帰ってきます。依存し合うわけでなく、程よい距離感でゆるやかに繋がっているって言えばいいのかな。これまた言葉では表現しづらいのですが、それぞれが独立していながらも共通感覚を持っている(と言えばいいのかな、、、!)心地よい空気が流れていて、いい感じの場なんです。身体に不調のある方は一度、つくば草の根はりきゅう院に通ってみてくださいね。そうして栄治さんといちどお話しして見てくださいね。


雑記 ー 食

いきなりですが、、、、
僕は発酵食品が好きですが、ポテトチップスも食べます。ポテコが好きです。
乾麺が好きで、地方では知らぬスーパーがあると立ち寄り、知らないメーカーのうどんや中華麺があると購入して食べてみるくらい好きです。でも、ホットヌードルのカレーラーメンも好きです。
先日は小腹が空いたのでおやつとお茶をしようと思ったのですが、ちょうどいいものがなかったのでカップラーメンのチリトマト味を食べちゃいました。美味しかったです。ちょっと後悔しました。
おせんべいも好きです。純米なんて美味しすぎて開けたが最後、一気に全部食べちゃう勢いだから買わないようにしています。
アイスも好きです。チョコモナカジャンボやスーパーカップが特に好きで、こちらも冷蔵庫に常備しておきたいくらいなのですが、これまたあると食べちゃうので自分に言い訳できる時だけ買うようにしています。言い訳上手になりました。
なんのこっちゃな話ですが、先日ふとした会話でジュコさんに言われたことがありまして、「ツヨシはカップラーメンとかポテチとかジャンク系は食べない人だと思われてると思うよ〜」と。
機織りしてて、畑もやって、料理も好きで、糠漬けしてるなんて、ナチュラルど真ん中だと。
それはそれで本当ですし、特に問題はないのですが、なんだかイメージと現実のギャップがあるようになってしまうのもあまりハッピーじゃないなぁと思ってこんなことをつらつらと書いてみました。
さてさて、とはいえ添加物に意識が向いているのも本当で、ソーセージやハム、ベーコンなんてほとんど買わなくなりました。出来上がりまで時間がかかるものが楽しいという気持ちがあってのことですが、自分で作った方が美味しく感じるんですよねー!家族も喜んでくれるし。その時々の楽しい!を無理なく楽しんでいきたいなーと思っています。

クラウドファンディング

最近ちょっとずつではありますが、利用していたりします。する方ではなくって、支援する方なのですが、picture bookというプラットフォームの仕組みが心地よくって、いいなぁと思うものにポチッとしています。といっても、僕が支援させてもらうのは”ただただ支援”というようなシンプルなものなので、額面としてはお気持ちくらいのものです。これまでも某クラファンサイトをチェックしながら、気持ちが動くものには参加させてもらったことがあります。それはいわゆる”予約販売”よろしく、企画を伝えてその新商品をリターンでお届けします!みたいなものじゃなくって、個人が個人のまま動いているようなすぐその先が想像できるものです。個人の古着屋さんがフランスへ買い付け行くのでその渡航費を集めたいですー!というものに支援したことがありましたが、その方も、それは建前で、既存のお客さんたちと何か楽しい試みをしたい!という気持ちが形になった企画でした。それって、人と人との関係性をもっとより良く、楽しいものにしたいっていう、とてもポジティブな気持ちだから、なんだかいいなぁと思ってポチッとしたのでした。picture bookでも、多少なりとも人柄が見えるもの、背景が思い浮かべられるものに支援させてもらっています。まだまだ始まったばかりのプラットフォームらしくプロジェクトの数も少ないですが、それは違う視点から見ると、プロジェクト数を出すことを目的としていない場なのだということを感じさせてくれます。最近支援させてもらった加藤さんのプロジェクト。ご想像の通り、僕は加藤さんとは面識ありません。加藤さんを知ったのは西野さんのオンラインサロンのコメント欄です。加藤さんは毎日投稿される西野さんの記事に、毎日コメントをされていて、そのコメント内容がとっても学び深く、「なるほどなー!」と膝を打つこと、「そうですよね、、、!」と自分を振り返らせてもらえるもの、、、、加藤さん自身いろんな物事をいろんな角度から感じ、形にしている方なんだなー!といつも唸って見ていました。そんな方が地元で学習塾を開く(加藤さんは料理人で、中華料理屋さんを営んでおられます)というものだから、本当にお気持ちばかりですが支援させていただきました。知らない街で頑張る、会ったこともない人とこうした形で少しでも関わることができる仕組みって、本当にすごいですよね。僕もゴーシュを始めるときに「クラウドファンディング、やってみませんか?」と声掛けをいただいたことがありました。その時は丁重にお断りしたのですが、今なら然るべきときに挑戦することも選択肢に入っています。世の中の進化、自分の変化ってすごい!自分でできることを全力でやりながら、もっともっと、いろんな人と関わって行けたら最高ですね!

セトちゃん

いきなりですが、”セトちゃん”という24歳の男性を応援しています。
彼は何者かと言いますと、、、現在、”えんとつ町のプペル”のミュージカルをブロードウェイで公演するぞ!と挑戦を重ねているプロデューサーだったりします。学生時代にキングコング西野さんの会社へインターンに入り、21歳で西野さんの個展inエッフェル塔の責任者を任され、見事成功!その後”えんとつ町のプペル”ミュージカルを日本で行い、勢いそのままブロードウェイで公演する為、NYに移住して現地のクリエーターたちと交流を重ねながら奮闘している若者なのです。
もともとは西野さんのオンラインサロンでセトちゃんの存在を知り、その頑張りっぷりを間接的に知っていたのですが、ふとしたタイミングでセトちゃんのオンラインサロンにも入ることにしてみました。そうしたらもう、彼の頑張りっぷりと言いますか、ひたむきさと言いますか、熱量がたまらなくてですね、ほんとほんと、物事を成し遂げるのはそのエネルギーと素直さだよねー!と僕も背筋を伸ばしつつ、一緒に同じ挑戦をさせてもらっているような気持ちで彼のサロン記事を読んでいます。若さってたまらないよなー!と思いながら、いやいや僕だってまだまだ若い!(40歳です)今が一番若いんだから、もっともっとやりたいことに挑戦できるぞ!とあれもこれも実現したいことはたくさんだー!と思っています。そしてそして、それを実現するにはしっかり一歩ずつ進むしかないわけで、そのセトちゃんの道程も共有してくれているのです。聞けば誰もが知っているであろうミュージカルプロデューサーとの出会い、各界のトップランナーたちとの出会い、その会話から得た気づき、学び。決して奢ることなく謙虚に走り続けるセトちゃんの姿を見ていると、応援せずにはいられなくなっている僕がいました。
ということで、ちょっとでも興味持ってくれた方はひとまず試しにセトちゃんのVoicyを聴いて見てください。いい感じですよー!

更新

お知らせを更新しました。
重い腰を上げてPCを開き、さて!としたのはずいぶん止まってしまった”お知らせ”の整理やこちらブログの更新、、、、、。
インスタグラムはオープン日の朝と夕方にアップしているのですが、どうにもHPはなかなか手を伸ばせず。。。でもでも、こうしてカテゴリーを作って表記しているのはやっぱり伝えたいことや知って欲しいことがあったり、はたまた書きたいだけのことがあったりしたわけで、それは今も無くなったわけではなくてですね、ならばやっぱりこうして書いて残していくべきなんだよなー、なんて新年明けて19日も経ってからようやくキーボードとにらめっこしています。
しかしながら、SNS全盛期にあってホームページ。しかもブログ。
更新が容易なのはやはりSNSなのですが、それ以上にホームページにはいいこと(やさしいこと)があるような気がしています。
やっぱり少しずつ、改めてゴーシュのことや暮らしのあれこれを記していきたいと思っています。
インスタから、どちらからかここまでたどっていらしてくれたあなた。
たまに気にかけて覗きにくてくださるあなた。
どうぞよろしくお願いいたします。


家族が増えて

目まぐるしくも幸せで、それはもうただただ幸せな日々を重ねています。

病院に二人を迎えにいって、初めて会った息子がとってもとっても小さかったこと。
ジュコさんの腕の中ですやすやと眠っていたこと。
”ありがとう”
”ひとまずおつかれさまでした”
”これからもよろしくね”
感謝の気持ちで花束を渡したら、涙を流して喜んでくれたこと。
助産師さんたちがとっても親切で頼りになる方々だったこと。
自宅に帰ってきたジュコさんがとっても嬉しそうだったこと。
初めて家に来たはずなのに、なぜか”お帰りなさい”と息子に思えたこと。
泣き声が本当に「おぎゃあおぎゃあ」なこと。
ずっと開かなかった眼がそっと開いたこと。
お乳やミルクをごくごくと飲むこと。
おしっこやうんちをたくさんしてくれること。
手についたり浴びたりして、くさいー!なんてジュコさんと笑えること。
でも、汚いなんてまったく感じないこと。
沐浴は父の仕事!と張り切って緊張しまくったこと。
まだ言葉を持たない息子の”こうして欲しいのね?!”が時に分かること。
顔つき、表情、体型、表現、日に日に変化していくこと。
親の状況なんて気にせずこちらを振り回してくれること。
それこそ、息子のすべてが本当にかわいくって仕方がないこと。

僕たち酒寄家に家族が増えたことを、たくさんの人たちが喜んでくれました。
ゴーシュのメンバーさんも、織りのそばに赤ちゃんがいることをとても心良く受け入れてくれました。
ほんとうにありがたいことです。

これからも、こうして変わっていく暮らしとともに、ゴーシュの営みをお届けしていきたいと思っています。

SNSが主なお知らせになっていますが、たまにこうしてブログでもお目にかかれますよう、筆を進めてまいります。

これからも、よろしくお願いいたします。

誕生

父になりました。
4月22日木曜日、23時19分。
3700gの元気な男の子が酒寄家にやってきてくれました。
ジュコさんは身体をガタガタにしつつも命に別条はなく、それは息子も一緒で。
それがただただ嬉しく、安心しました。
万が一を考え始めたらどんな可能性もゼロではなくって、でもそれじゃあ何もできなくなってしまうよ、ということなのですが、立ち合いも付き添いもできない状況では家で一人待っている時も、何をどうしたら少しでも同じ人生を歩めるのだろうか、寄り添えるのだろうか、と取り留めのないことばかり考えてしまいました。
日付も変わったころ、ジュコさんから電話があり「出てきたよ〜」と穏やかな声。
女性は本当に強くて逞しいって、これまで何度となく思ったことを再認識。
本当によかった。

まだ息子とは対面できていないのですが、送られてくる画像や動画を見ているだけですでに幸せいっぱい。
これで対面してしまった日にはもう、この人の何ひとつ見逃したくない!って思ってしまうのではなかろうか。

僕の人生にこんな日が来るなんて。

僕を選んでくれたジュコさんへ

僕たちを選んできてくれた息子へ

本当にありがとう。

早く二人を抱きしめたい。