SNS(ネット)の使い方

ゴーシュやtsutaeでの情報発信は、HPやSNSでそれぞれ内容を変えているのですが、利用しているものと内容を改めて書き出してみようと思います。

atelierゴーシュ 
HP – ゴーシュのシステムやムービー、一歩踏み込んだブログなど。
インスタグラム – 営業日にオープン~クローズでの1日2回をカジュアルに更新と、不定期でゴーシュのオススメ情報や雑学?など。
フェイスブック – ページだけでも作っておいたほうがいいよ、とのアドバイスに従い、とりあえず作ってインスタ投稿をそのままシェア。

tsutae
HP- 展示会情報や過去の作品画像など。以前はブログで色々書いていたが、文章での発信はほぼゴーシュに移行。
インスタグラム – 作品のルックを主に、時には制作途中画像や心動いた自然のひとコマなど。文章は展示会時のお知らせくらい。
フェイスブック – これまた、ページがあるだけで、特別な記事アップ無し。
ツイッター – これも少しずつツイートしたりしなかったり。ツイートする意味を見失い気味。たぶん近々やめます。

。。。。。
使い分けができているのやらなにやら、とりあえず持っているページがあったりなんだり、改善点が見事に見えてきてしまいました。
このブログを見てくださっている方々にとっては、違和感の無い書き出しになっているでしょうか?
インスタ更新はスマホ、ブログはデスクトップ、となるとどうしてもスマホでの更新が多くなり、ブログ更新が少なくなってしまうのですが、なぜかブログはやめてはいけないような気がして、こんなとりとめも無いことをたまに書いたりしてしまっています。
でも、ブログまで見に来てくださっている方々は、これはもう、ゴーシュについてもっと色々知りたい!と思ってくださっている貴重な方々に違い無いので、しっかり深めのことを書いていきたいとも思っています。
あと、僕の頭の中も、メモ的な感じで残していこうかと。
ツイッターはtsutaeをストップして、ゴーシュアカウントを作って、つくばや茨城のこと、暮らし関係の情報を集めるツールにしていきます。
使い分けを、より明確にしていきたいところです。

お知らせにて、ゴーシュ(tsutae)の秋の予定、アップしています。

作品制作と、バランスしっかり撮りながら進んでいくぞ!
相変わらずの乱文にお付き合いありがとうございます。

自分なりを重ね合う

ゴーシュにいらっしゃるとみなさん、建物やお庭をとても誉めてくれます。
そして、お掃除、お手入れが大変でしょう、と心をくださいてくださる方もいらっしゃいます。
基本的には自分で選んでこの場所、この状況を作り出しているので大変だと感じることは無いのですが、言われてみると大変と感じる気持ちももちろんわかります。楽な作業かといえば、決して楽ではないですしね。
でも、お庭の草刈りをしていると、身体的な大変さより、そこから得られる達成感だったり、小さな小さな気づきのようなものがあったりするので、やっぱり自分でやり続けたいと思っています。
1回で全部やろうとするととても大変ですし、とても手が回らない。
ゴーシュのお庭はそれなりに広さもあるので、ひとりだと丸1日仕事になってしまいます。
日々の作品制作もしたいですし、他にもあれこれ日常の仕事だってあります。
大概は時間を決めて草刈りするのですが、決めた時間にキリがよく終わらないことだってままありますし。
そして、お庭に生える草ぜーんぶを刈り取るわけでもありません。
そうしてですね、僕はこの草は刈るけどこれは残す、とかあれこれ考えながらしているわけですが、それはどれくらい見ている方に伝わるんだろうな、なんてふと思ったわけです。
人によっては全部さっぱり刈り取ったほうが綺麗と感じるでしょうし、色んな草がたくさん生えている方が、ありのままの自然を感じて綺麗と感じる人もいるでしょう。
僕は気になるからこの草は刈るけど、そうじゃ無い人もいるんだろうなーなんて思うのです。
これを例えば街中で考えてみると、ゴミを拾う人もいれば拾わない人もいますし、そもそもゴミが落ちていることに気がつかない(気がつけない)人だっているわけです。人それぞれ色んな状況がありますものね。
だから、みんなでゴミを拾いましょう!と言うよりも、みんなで綺麗な街を作ろうぜ!ってな気持ちで、みんなそれぞれ自分の気持ちが綺麗だなって思う環境を自分で作ろうとしていけば、みんなそれぞれのゴミを拾うようになるでしょうし、拾わないように見える人も、きっと違うところで何かを綺麗にしていたりして、結果そこに暮らすみんなが気持ちいい街ができたりするのかなー。
つまりは、少しでも重なる部分を見つけられたら、違う考え方や価値観も気持ちよく共存できるんじゃなかろうか。
なんてことを草刈りしながら思ったりしましたよ。
土が近くにある暮らしは、色んなことを感じさせてくれてとても楽しい。

冷静な判断

冷静な判断や正しい選択をしたいと常々思っていまして、身の回りで何か大きな出来事があったり、自分の感情がぐわんと動くことがあったら、その後の行動にはひと呼吸おいてから移るようにしたいのですが、どうしたってそうもいかないこともあるわけなんですね。
参院選、色々な党を見ていく中でやっぱり気になるのは山本太郎さん率いるれいわ新選組。FBでも友人たちがシェアしてくれたりしていて、ひとつ気になるものがありました。YOU TUBE「真の愛国者 山本太郎 伝説の演説」というタイトルの映像です。ちょっと気になるというのは、ちょっと偏ったというか、人によっては拒絶反応が出かねないタイトルかもしれない、という感情によるものなのですが、何はともあれ見てみました。
現在は各地での選挙演説が中心ですが、これまでも国会での質疑はもちろん街頭記者会見など、選挙期間以外も路上に立って市民とのコミュニケーションを続けてきた山本さん。
そして4月かられいわ新選組の立ち上げ。
参院選2度目の立候補。
この人は国会議員になった6年前から今まで、芯は全くぶれずに、初心を忘れず変わらずに、学ぶことを止めずに、戦っているんだと思いました。
直接生の声を聞きたいと思いました。
調べてみたら、今日の夕方から水戸で街頭演説があるというではないですか。
明日は品川で、れいわ祭なる催しもあるそうではないですか。
水戸も品川も、ここつくばから距離で言ったらあまり大差はなくって、あとは交通費とか、時間とか、制作スケジュールの進み具合とか、色々考えたのですが、やっぱり行くなら地方都市、水戸のような気がして、行ってきました。
そうして、目の前で山本さんのお話しを聞いてきました。
内容こそYOU TUBEのそれともちろん大差はないのですが、そこにはしっかりと体温があって、ボランティアの方々の一生懸命な息遣いがありました。
映像に心揺さぶられて急遽見に行ってしまった水戸での街頭演説ですが、やっぱり行ってよかったのだろうなと思っています。
現場でしか感じられないものって絶対にありますものね。
この人の描く未来を一緒に見たい、と思いました。
僕なりのスタイルで、ゴーシュを始めようと思った時の気持ちを忘れずに、世の中とともに、政治とともに進んでいこうと思っています。

意思決定

先日のイベント出店から、制作まで、ここ数日はぐぐぐいーっと駆け抜けたような感覚があります。雑誌の取材なんてのもありましたし、毎週末、何かしらこれ!ってのがあって、息抜く間もないような、それが楽しくって心地いいような、そんな最近です。

イベント出店では初日100%雨予報。
荒天ではない限りイベントは中止にはならない方針だったのですが、雨というのはどうにも色々とハードルが上がってきます。
搬出入から設営、オープンの間、雨に加えて時折吹く予測つかない風、風、風、とか。
ゴーシュのイベント出店は、いつも手織り体験と糸の販売です。
織り機は濡らしたくない。糸も濡れて汚したくない。売り物にならなくなる。
出店していても、悪天候だと気持ちもどんどん萎えてくるだろう。
でも、こんな時だからこそ!と足を運んでくださる方々だって絶対いる。
そんな方々とお話することで生まれるかもしれない絆みたいなものは、何物にも変えられない宝物になる(プライスレス)だってこともわかってる。
だったら、こんな天候でも、主催者がやる!って言っているんだし、ここは迷わず行くべきなんじゃないか。
色々なこと考えながら(迷いながら)、早朝5時から1時間、ベランダで雨を眺めなていました。
車に荷物は積んであります。
あとはアクセルを踏むだけだ。
さあ、どうするつよし。。。。。

悩みに悩んで初日、不参加を決めました。
その分、普段できないアトリエの掃除や事務仕事を1日かけてしまくりました。
2日目は、びっくりするような快晴。
初日の分も!と、どれだけのことができたかは分かりませんが、日々日々、悩んでは正解かもわからない答えをその時々で出しながら、その時の自分と今の自分を信じて信じて、ひたすらいかに笑って日々を終えるために何ができるかを決め手に意思決定をしています。
ゴーシュはもうすぐ3年目に突入。
どうしたらもっと、今の仲間たち(メンバーさんや体験さん)が居心地よくなって、ゴーシュを使いやすくなるかをこれまた大きな意思決定へまっしぐらな最近です。

展示会終わって

先日の月曜日、無事にtsutaeの展示会も終わりました。
バタバタわたわたと駆け回って回って回って、ようやく落ち着いて文章を書く時間を作ろう!と思えるようになりました。
改めて、イベント出店や展示会などを続けてこられるのは、各会場に来てくださる皆さんや、イベントに呼んでくださる主催者の方々、ギャラリーを貸してくださるオーナーさんのおかげなのだなぁ、としみじみ思います。
やりたい気持ちは大切だし、何よりの原動力なのだけれど、やりたいだけじゃ、やりたいことはできないのが世の中の仕組みってもので、その気持ちに付随する行動や実力や運が必要だったりします。
自分にそれがあるかどうかなんて、それはやっぱり分からないのだけれど、だからこそ、こうして続けられている今は、関わってくれている、出会ってくれている人たちのおかげさまです。
何度だって改めて言いたい。伝えたい。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

また、ここからひとつひとつ、1日1日、積み重ねて行きたいです。

展示会準備

最近は4月に行うtsutaeの春夏展示会準備に早くも追われています。
これまでは、展示即売形式での展示会を行っていたのですが、改めて、オーダー会という、一般的なアパレル展示会の流れに沿ったことをしてみようと思ったのです。
つまり、春に行う展示会で秋冬のオーダーをお客様からいただき、8月終わりころから9月ころに納品する、という形のものです。
半年先のものを注文をいただくなんて、正直、作る方も使う方も、お互いに無理があるんじゃないかな、なんて思っていましたがやり続けてみるとどうでしょう。
やっぱりすべてには、「そうなっている」理由があるものです。
僕の場合では、昨年の4月に行った春夏向けのストール展示会があまり振るわなかったということ、やっぱりtsutaeのストールは秋冬ものをメインに打ち出していきたいと思ったこと、世の大きな流れに沿ってみて見える景色を見てみたいと思ったこと、などなどあげると色々と理由がありますが、大きく言えば、やったことのないことをしてみたい、という気持ちが根本にあるように思います。
それでは、使う方にとっての理由、メリットはなんでしょう。
tsutaeの展示会で言えば、納品までの時間的余裕がある事で、セミオーダーとして共同製作ができる、ということでしょうか。
オーダーしていただくにあたって、前提知識を必要とせずに持てる共有認識はなんだろう?どんな形がお互い気持ち良い表現になるのかな。
手織りを初めて9年目。
ようやく誰かのために織る、という事が楽しく、面白くなってきました。

気持ちのいい文章ってありますよね。

最近、Z会の長野先生のブログをよく読んでいます。
最近、と書いたのは、本当にここ1〜2ヶ月くらい前に読み始めたばかりなので、あまり知っているような表現でどうのこうのとは書けないのですが、とても読んでいて気持ちの良い文章なのです。
ご自身との関係が直接あるなしに関わらず、他者を尊重する気持ちがふんわりと伝わってきますし、使われる言葉にとても含蓄といいますか、人間の奥深さを感じてしまいます。
といっても、もちろん仰々しいいわゆる「教えを与える」ような感じも全くありません。
人生の大きな帰路である「受験」というものに立ち向かう人たちと共に日々を過ごしているからでしょうか。
読んでいて、保育士を30年以上続けた母のことが思い浮かんできました。
(まだ元気に存命です。)
僕も文章、読むことも書くことも好きだ、って気持ちを再認識しています。
長野先生のブログを読むきっかけになったのは、吉祥寺でBONDOというセレクトショップを営まれている村上さんが、ご自身のインスタグラムでご紹介されていたから。
村上さんが気になるものが、僕は気になる!と思ってのことでした。
昨年はブログを書く書く詐欺をしまくっていましたが、今年は少しずつ自然と書けるようになってきました。
書けるように、という表現を書くことが好きと言っている人間がすることも変な話なのですが、なんだかおかげさまだなーと思っています。

-そして、今-

アトリエを作るんだったらこんな風にしたい!
糸棚はこんな感じで、テーブルも欲しいし、織り機に合う椅子はどうしよう。
照明だって重要だよね!
リーフレットやアトリエのロゴは?
新しく名刺も作らなくっちゃ!
あれこれとイメージが湧いてくるものの、超現実的に予算と相談。
預金残高とランニングコストのことも忘れちゃいけません。
やりたいことと、できることと、今しなきゃいけないことと、ゆくゆく形にしていければ大丈夫なことと。
びっくりするほどの経験とそこに基づく引き出しをもった、そして何より気持ちで動いてくれる仲間たちのおかげで、atelierゴーシュはオープンすることができました。
人生フルーツに心動かされ、運命的な物件との出会い、背中を押しながらしっかりと支えてくれる家族、仲間たちの存在、たくさんの出来事が集まり、重なって今のゴーシュがあります。
こんな書き方すると何十年もゴーシュがあるみたいだけれど、思い返すと本当にそんな気持ちが浮かんでくるのです。
オープンして1年半。
メンバーさんも少しずつ増え、体験にも2回3回と織りに来てくれる方がいます。
本当に、おかげさまの日々。
ありがたいことです。

ゴーシュ2年目の春は、お庭の畑を少しずつ増やそうと挑戦中。

やるんなら自然農!と思っていましたが、「土地を耕す」という行為が僕には向いているみたいで、やってみるととても楽しいのです。
粘土質の土地には馬ふんがいいらしいので、試しに混ぜて耕しました。

耕していたらノビルの根がたくさん出てきたので、ノビル畑を一箇所作りました。
僕、ノビル好きなんです。

11月に植えたにんにくも寒さに負けないように、籾殻を敷いてみたり、敷いてみなかったり。
どんな違いが出るかの実験中です。
黄色の名札はもちろん津端さんの真似をさせていただきました。
お庭に黄色があるとなんだか楽しい気分になります。

僕たちも初めてのことを重ねる日々ですが、縁あって出会ったこの場所で、縁あって出会うみなさんと、時を溜める暮らしを共にしていきたいと思っています。

これからもブログは不定期更新、乱文は変わらないと思いますが(ごめんなさい)、こんな感じで、ゴーシュのことや僕のこと、考えていること、時に織りのことなんて、あれこれ書いていきますね。
日々の更新はライトにインスタグラムが主なので、ブログでは腰を据えてブログならではのことを。
僕自身の再認識、確認も含めて。

ひとまず、カテゴリーとしては「僕のこと」として書きました。
自己紹介、ちゃんとできたかな。
ゴーシュに来てみたら想像してた感じと全然違うー!なんてならないように、できるだけカッコつけずにいきますよ!
カッコイイって言われてみたいけど!

ではでは、SNS全盛の中でブログまでたどり着いてくれたあなた!
いつかどこかでお会いできたら楽しいなー、なんて思っています。

また書きまーす!

-ゴーシュ、始める-

その物件が先日観たばかりの「人生フルーツ」の世界と見間違うのも無理はなくって。
お庭には大きなシンボルツリー
ブランコに広いデッキ
イチジク、柚子、柿、グミの木、プラム、枇杷、、、
果樹もたくさん。
畑ができるようなスペースもお庭にはあります。
建物の外観、内装、共に木がしっかりと使われていて、天井も高い。
きっと、暮らす事を大切に、日々の時間を気持ちよく生きたいと願った人がこの家を建てたんだろうなぁ。
誰にでも合う家では無い。
でもここで日々を楽しみ暮らしていただあろう人たちの姿が浮かんできました。

こんなところで手織りができたらどんなに気持ちいいだろうなぁ。

アトリエを開く事などずいぶん先の未来だと思っていたのですが、ふとそんな考えが頭をよぎり、織り機が並んでいる風景が見えてきました。

そうして内見が終わり現実に戻り、改めてジュコさんと相談。
二人で住むには広すぎる。でも住みたいよね。
もう一度、お日様が高い時に来てみようか。
日当たりって重要だよね!
このおうちで何ができて、何ができないのか、このおうちに住んだらできるようになる事と、できなくなる事はなにか、考えられる事は全部考えました。
現実的な固定費や、交通費、ガソリン代など、都内暮らしでは考える事がなかった事もあれこれ出てきました。
もし、アトリエやるとしたら駐車場も借りなくっちゃ。
うむむむ、うむむむ。
そもそも、つくばで手織りに興味がある人っているのかな、、、、。
うむむむ、うむむむ。
魅力的すぎる物件を前にしながらも、考えれば考えるほどリスクってものが明確に見えてきました。
そして、「やらない理由」もびっくりするほど見つけられました。
探してないはずなのに、見つかる見つかる。
少しずつ弱気な自分と仲良くなり始めた時、ジュコさんが言いました。

「あたしは決めて動き出してるのに、何言ってるの?!」

ジュコさんは自分で会社をやってて、従業員も抱えていて、職人さんたちの仕事の事も考えていて、事務所の移転と暮らすところの変化と、他にも考える事が山ほどあるなかで、つくばで暮らす事を決めてくれていました。
かたや僕は手織り作家。
個人事業で、基本的には自分基準で物事が決められる。
僕よりも抱えるものがある人が、僕より先に、決断している。
自分、かっこ悪!
何、やらない理由ばっか見てんのじゃ!
やらなかった後悔の方が始末が悪い事くらい、もう今までで充分知っている。
だったらやろう。
やれるチャンスがあるんなら、やったほうがいいでしょう!
やって良かったかどうかは、やってみないと分からない。
今度は、やる理由ばかりが見つかるようになり、やるためにはどうしたらいいかが見えてくるようになりました。
そうして、atelierゴーシュを始める事になりました。

-つづく-

-物件と出会う-

「人生フルーツ」を観た僕たちは、いいね、気持ちのいい暮らしだね、いつかあんなお家に住みたいね、なんて言い合いながら、僕は心の中で、つくばに戻ってきた理由をぐっと思い出していました。
さて、その頃の話題を占めていたのが二人の暮らす場所のこと。
一緒になるのだからやはり一緒に住みたい。
暮らしていて楽しい、帰りたくなるような場所に住みたい。
そんなことを考えつつも現実は現実。
ジュコさんの仕事を考えたら、都内に戻ることもありえるな。
つくばから浅草って通えるのかな?
そもそも、僕と出会うまでつくばのつの字も知らなかった人が、つくばに来ることってイメージできたりするのかな。
お互いの間をとって守谷とか?流山?
色々なことを考えて、浅草界隈、つくばでも、何件も内見に行きました。
都内だったらやっぱりマンションなのかな。
でも平屋にも住みたいね。
ならばつくばかな。
でも駅近だとマンションになっちゃうね。
だったら都内と変わらないかもね。。。。

何件も見るうちにひとつ、気になる物件を見つけました。
庭付き一戸建て。駐車場もある。(縦列だけど)
駅まで車で10分。
結構広そう。
いい感じかもしれない。
でも、、、、家賃が高い。。。。
うーん、どうしよう。予定していた予算の1.5倍かー。これは見に行っても借りられないよな。。。うーん。でも気になるな。
見に行くだけなら、、、、いいよね?と自分を納得させて、何も知らせていなかったジュコさんを連れて、内見に行きました。
日も傾き始めた夕暮れ時。
オレンジ色の光に照らされたその物件を見て、僕たちは顔を見合わせ言いました。

「ここ、人生フルーツみたいじゃない?!」

-つづく-