リモートワーク

今日からリモートワークが始まりました!
と言っても僕ではなく、ジュコさん(うちの奥さん)でございます。
ジュコさんのアトリエは東京浅草。そう、靴の街浅草なのですが、緊急事態宣言が出たこと、そして感染拡大防止のため、というキッカケでずっと形にしたいと話していたつくばでの仕事が今日からスタートとなったのです。
僕の事務部屋とは名ばかりの、ストックルームというか、荷物部屋というか、そこをすっきり片付けまして、そちらをジュコさんのつくばアトリエとして使ってもらっています。
これまで基本的にゴーシュには僕とメンバーさんや体験さんしかいなかった日常に、ジュコさんという存在がいることになるというのは、なんだかとても不思議な気持ちです。
同じ建物にいるけど空間は別。シェアオフィスみたいな感じでしょうか。
今日はメンバーさんもいらっしゃらなかったので、お昼も一緒にしましたし、新しい働き方が始まったな〜という実感がよりしました。
そして、当たり前に仲間たちと働けていたことが、本当にありがたいことだったね、と話し合い、僕は僕で、メンバーさんや体験さんがいらしてくれる日々が、本当にかけがえのない時間だったと、改めて感じています。
先日アップした動画は無事メンバーみなさん見てくださったようですし、ここでもあらたなコミュニケーションが始まった気持ちでいます。
一人で三脚立てて、自分で経糸作りしている動画撮ってなんてしていると、アングルや光の入り具合やチェックしたいところはどんどん出てくるし、伝えたい内容がすらすら滑らかになんてなんでか出てきませんし、ほんとユーチューバーの方々すごい!と実感しています。
今日は2回目の動画を撮りました。明日UP予定です。
これもゴーシュなりのリモートワーク?リモート経糸講習会?
ネタが尽きるまで、続けて行こうと思っています。

動画配信

大阪から帰って本日。
久しぶりにお会いできるメンバーさんのお顔にとても嬉しくなります。
茨城県は緊急事態宣言対象区域に入っていませんが、つくばから都内にお仕事に行かれる方も多いと思います。
知事さん曰く「茨城県の感染経路は把握できている」と言っても、安心していい訳ではもちろんありませんし、本当に誰もが明日の自分ごとです。
それでも、日々の暮らしは続いて行くし、ずっと自粛や緊張状態でなんていられません。子供達は元気で希望に満ち溢れて欲しいし、僕たち大人だって、今が明るい未来の種だと信じたい。
だからこそ、日々の喜びや楽しみ、自分自身に集中できる瞬間はやっぱり必要だと思ってしまいます。
こんな時にゴーシュは何ができるでしょう。
どうやって、世の中とコミュニケーションを取ることができるでしょうか。
まずはここから、という気持ちで、メンバーさん向けに動画配信を始めてみました。内容は手織りに関する技術的なおさらいです。第一弾は「経糸作りで気にしておきたいところ」。慣れないことをすると、もちろんうまくいかなくて恥ずかしいものになってしまうのですが、それも含めて楽しんでもらえるんじゃないかな、なんて気持ちでいます。
どんな反応があるかな。
メンバーさん向け限定配信、なんていったらメンバーさんの人数しか視聴がない訳で、つまり視聴回数15回にも満たないわけで、、、、。
でも、それでも、目的はコミュニケーションだから、きっと僕は嬉しくなっちゃうんだろうな、なんて想像しています。
いつだって初めてのことをする時はトライ&エラーを繰り返すのみ!
ここぞとばかりに、色々と挑戦していきます。

時代が変わる

展示会、終わりました。
どうなることかと、いや、どうしたらいいものかと頭を悩ませたあげく、3月末の政府の発表を受けて、予定通り行うことを決めた大阪展。
この選択が正しかったかどうかは2週間後、お客様方、スタッフ、関係者全員の健康が確認できてからだと思っています。
決死の覚悟、というものではなく、ただただ、「これはやるしかないな」「自分たちでしっかりと決断し、進むしかない」という気持ちのもとでした。
しかしながら、この一週間でも急速に広がっていく感染の事実があります。
本当に、大きな大きな時代の転換期に立っている感覚があります。
どんな形で手織りと共に歩んでいくか。
物作りを続けていくか。
伝えていくのか。
展示会中もずっと考えていました。
今も考えています。
進行形の僕の頭の中を、メモするような気持ちでここに書いていきたいと思います。
心斎橋のホテル7階、静かな夜より。

2020.02.03

tsutaeの大阪展示会へ来ています。
移動は車で、宿も会場から徒歩圏内、なるべく人混みを避けつつ、展示会自体もクローズドな感じ。新規の方へはお知らせ無しで、これまでご縁をいただいていたみなさんに向けてのみ、入場人数制限あり、入場前に手洗いをお願い、会場換気、扇風機設置などなど気にしすぎることは何もなく、気になることはなんでもするぞ、の気持ちでいます。
おかげさまでみなさん快くご協力いただけて、ゆったりした場にできているように感じます。

未知のモノに対しては、本当にどうしたらいいか迷います。
僕らはもちろん、医療従事の方々でさえもそうだと思います。
だからこそ、これまで出会ってきた人たちを信じ、真剣な言葉にしっかり耳を傾けたいと思っています。


手織りのこと

手織りのいいところって何かな、と考えてみています。

・一定の時間がかかるところ
・電気を使わないところ
・表現の自由度が高いところ
・自分のペースでできるところ(機械は機械のペースになる)
・世界各国にある技術であるところ
・つまり非言語コミュニケーションができるところ
・歴史が深すぎるところ(たしか2000年前からあるらしいですよ)
・布を織ったその先の広がりがたくさんあるところ
・ご年配の方とのコミュニケーションツールにもなるところ(こちらが自然と後輩になれるところもいいですね)
・価値観を再認識できるところ
・手織りのものを身につけている人を見つけたら話しかけたくなるところ
・世の中の服を見たら「これどう織っているの?」と素材に目が行くようになるところ
・・・・・・・
探せば探すだけ色々と出てきます。
まだまだまだまだあるはずですし、それをもっともっと噛み砕いて表現していけたら、きっともっと楽しい気持ちが増えていくはず。

コロナ対策

ゴーシュで何ができるかな。ゴーシュにしかできないことは何かな。
ずっと考えています。
ゴーシュに織りに来てくれたみなさんの、今も織りに来てくれるメンバーさんの、これから織りに行きたいと思ってくれているあなたの、気持ちがふっと軽くなるような、居心地がいい場所であれるように。
これからも共に、手織りが暮らしの中にある日々を続けられるように。
できることは何があるでしょうか。
あっちを立てたらこっちが立たないとか、みんなにとっていいことを見つけるなんて容易じゃないかもしれませんが、それでも、ゴーシュで織りたいと気持ちを寄せてくれる方がいるのだから、容易じゃないことでも光を見つけたいと思ってしまいます。
うん。光を見つけに向かったらいいですよね。
幸い僕は考えることが好きなので、これ以上ないお題が目の前にある感じです。
楽しい!とは言いにくいですが、辛いとか苦しいじゃなくって、この局面をどう解釈して打破していくか、まずは認識をしっかり明確にしていこうと思います。
視点の角度をたくさんもって、解像度をあげて日々を重ねます。

東京展示会、終わりました。

金曜日、パタパタと流れるように、流されるように最終日となった東京展示会でしたが、それでも場を設けてよかったと思えた時間でした。
時勢を鑑みると、「展示会をしない」という決断も選択肢にあったのですが、僕たちのような本当に小規模で行っているブランド(tsutae)、アトリエ(ゴーシュ)は場を止めた瞬間に営みの可能性が無くなってしまいます。もともと何の保証もなく、想いの高りのままに始めたことではありますが、だからこそ、自分たちで決断していきたい、すべての責任をできる限り自分に置きたい、という気持ちで行った展示会に、足を運んでくださる方がいる。この事実にとても救われました。
「どうぞいらしてくださいね」と声にすることはできず、でも、「ここにいますね」と発信し続けたら、伝わる人には伝わるんだ、という実感が持てたこと。
今回の一番の収穫はこの体験かもしれません。
大阪での展示会も行うことにしました。
当初新幹線での移動予定でしたが、車で1日かけて安全運転してきます。
会場も完全アポイント制にして、入場人数も上限を決めて、空気を常に循環させて、、、考えられること全部しながら、営みを続けようと思います。
こうした過程はすべてゴーシュという場にも繋がることですので、しっかり反映させていきます。
自己責任という言葉は今は乱暴に、無責任に感じてしまうので使いたくありません。
ただ、自分にできることを自分に対して、世の中に対して嘘の無いようしっかり続けていくことだと思います。
こんな状況だからこそ、できることに眼を向けて、光を見つけていきたいです。

展示会終了

コロナウイルスの影響は甚大で、会場のヒカリエが週末の土日全館閉館を決めました。
これによって、展示会もいきなり明日の金曜日が最終日となります。
もう、展開が目まぐるしすぎて振り落とされないように必死。
ですが、これも何も、すべてに意味があるんだよな、とか、これは何かに気が付けるチャンスなはず!とか、光を探して、いつも以上にあれこれ考えています。
大阪展も出来るかどうか、はたまたやっていいものか、改めて話合いながら良い決断をしていきたいです。
振り返りはもう少し先の未来で。
ひとまず明日、しっかりやり切るぞ!

展示会初日

展示会初日、無事終わりました。
大きなトラブルもなく、まずはスタートできたことにひと安心しつつ、、、、。
肝心のご来客はどうだったかと言いますと、大忙しでもなく、かといってのんびりすぎるわけでもなく、ちょうどいい初日だったのかな、なんて思っています。
まだ慣れない会場で、JUCO.さんとの合同展を行うということで、ギャラリーの空間ともまだまだ仲良くなれていせんし、お互いの場とのキャッチボールも、どんな球が投げやすいか、どんな構えをしていれば投げやすくなるのか、そして受け取りやすいのか、その時々で話合いながら進めました。
ゴーシュのメンバーさんもご家族と一緒にいらしてくれたりして、それはそれは、「やってよかったー!」と初日にして思わせていただきました。
ほんとうにもう、ありがとうございます。
加湿器に扇風機に空気清浄機に、、、備品も整えつつ、空気の循環作りながら最終日まで軽やかに走り抜けようと思います!

展示会

tsutaeの展示会搬入も無事終えまして、今週はつくばから渋谷へ通勤の毎日となります。展示会は半年に一度のビックイベントなので、電車通勤もなんのその!とアドレナリン様様です。
実際新型コロナの影響でどうなることか、と思っていたのですが、ひとまず開催できることとなりひと安心しています。
こんな時に足を運んでくださる方々はもう神さま仏さま!の気持ちにしかなりえません。「都内はやっぱり心配で、、、」「人混みが怖いよね、、、」
そのお気持ち、完全に同感でございます。でも、みなさんそんな気持ちになっているからか、会場でヒカリエ、とーっても空いてました!
人混みの ひ の字もないくらい空いていました、、、、。
駅まわりこそ、それなりの賑わいでしたが、商業施設に入ってしまうとどこもそうなのでしょうか。みんなどのお商売も大変な状況には違いない、という現状を目の当たりにして、改めて気が引き締まりました。
「人混み少ないから、ぜひいらしてください!」なんて道中のこともありますしやっぱり言えないのですが、心のどこかに留めていただけたらとても嬉しいです。今週はゴーシュをお休みいただきますし、しっかり頑張ってきます!

tsutaeの手織りストール点 春
「十人十色」」
東京展
会期:3/24 (火) – 3/29(日)   
時間:12:00 – 20:00(最終日 〜17:00)
会場:aiiima 2 (アイーーーマ2)  
渋谷ヒカリエ8F 8(ハチ) Creative Lounge MOV内
東京都渋谷区渋谷2-21-1 
※シューズブランド「JUCO.」との合同展です。