日記のような、そうで無いような、ふわふわとしたテンションで記しているこのブログですが、そのふわふわしたまま新年明けまして、もう11日となりました。
書き残しておきたいな、と思うことと、目の前でやらなきゃいけ無いことの天秤はいつも揺れ動いてばかりなのですが、今年こそは「時間の使い方!」をより一層意識していきたいものです。

最近は”安心”ってなんだろうなー、と考えています。
いろんな角度から、状況を踏まえて考えられることですが、ざっくり言うと、「ある程度先が見える状態であること」
なのかな、と思います。
身の安全が担保されていたら、その場で危険なことは起きないということなので安心ですし、ゴーシュでどんなものを織ることができるのか、ある程度わかっていた方が安心して体験に来ることができます。
安全対策でどんなことをしているか、内容がわかった方が安心ですし、ゴーシュで伝える僕がどんな性格なのか、どんな人間なのか、事前に知っていただいていた方が安心ですよね。
「知らないことと、嫌いという感情はとても近い」と言いますが、そうであるならば、やっぱりできるだけゴーシュは透明な状態を目指して行くべきだし、そうなれたらもっともっと楽しいだろうなー、なんて考えています。

掃除をちゃんとできれば空気は澄んでいきますし、整理整頓ができれば頭の中がすっきりしていきます。←苦手なのですが、年明けがんばりました。

できなかったことができるようになったり、やろうと思って後回しにしていたことを済ませたりすると、やっぱりとっても気持ちがいい。

4月には家族が増える予定なのですが、こうなってくるともう、自分のことばかりじゃいられなくなります。ゴーシュのことも、4月に向けて仕組みをぐいっと変えていこうと計画&実行中。それこそ、家族があっての自分と仕事。
時間とぎゅっと手を繋いで、大切なことを抱きしめ続けたい。

DM発送

展示会のDM発送が終わりました。
感慨深い!
住所録を見直して、みなさんの顔が浮かんできて、ひと言書いたり、うーんとうなったりしながら、OPPに入れて、宛名シール貼って、差出人シール貼って、閉じて、梱包して、、、、。
全部に手書きでひと言入れたい気持ちはあるのですが、物理的に難しいのでそこはどうにか温度を感じてもらえるよう、あれこれその時の思案をしながら進めています。
作業にすればもう少し時間短縮できることも知っているのですが、ここはそんなわけにはいかなくって、どうしても時間をかけたくなっちゃう。
年賀状を書く時と似ているのかな。半年に一度の年賀状、、、。ちょっと違いますかね。
今年はゴーシュ周年のごあいさつDMをつくれなかったのですが、やはりこれはやりたい!と気持ちを確認。今度の4周年は復活させようと思います。
やっぱりお手紙っていいですねぇ。
もしDM送ってー!という方がいらっしゃいましたら、右側の「お問い合わせ、ご予約」の所から「DM希望」と書いて宛先などお知らせくださいませ〜!

ゴーシュのメルマガ

ゴーシュでは月に1回、メルマガとしてメンバーのみなさんへの活動報告や、ブログには書かないようなちょっと踏み込んだことなどを書いて配信しています。
(基本的に僕が伝えたい内容ばかりなのでもちろん無料です)
今回はゴーシュの周年もありましたので、このブログでも同内容をシェアさせていただきますね。
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ゴーシュメンバーのみなさまへ

こんばんは。
息子が7月25日で3歳になりました、atelierゴーシュの酒寄です。

はい、そうなのです。
ブログやインスタグラムでは書いていたりしましたが、今日は改めましてこちらメルマガでもお伝えさせてくださいませ。
月1配信と言っていたメルマガが今月はこれで3通目になってしまいしたが、お付き合いくださいませ〜!
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3年の壁を越えました。
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2017年にはじまったatelierゴーシュ、おかげさまで先日3歳になりました。
本当に、ほんとうに、みなさんのおかげだと思っております。
ありがとうございます。
現在進行形のコロナ禍にあって、それでもゴーシュをクローズすることなく、むしろオープンを続けたい!続けられる!と歩みを止めずに入られているのは、紛れもなく、これまでゴーシュに通ってくださっているみなさんのおかげです。
手織りの楽しみや、織ることの喜びを知り、今も織りを続けておられるみなさんのおかげです。
先ほどはゴーシュのことを息子と表現しましたが、オープンしてからというもの、みなさんとのやりとりを重ねて少しずつ変わっていくゴーシュを見ていると、これはもう、ゴーシュはみなさんに育てられていて、さしずめ僕が親だとしたら、みなさんはゴーシュのお兄ちゃんやお姉ちゃんのようだなぁ、なんて思ったりしています。
(というと、僕がみなさんの親ということにもなってしまうのですが、僕もみなさんに教えていただいていること多々多々、ですので、そこは僕もみなさんと同じ手織りを楽しむファミリーというところでよろしくお願いいたします。。。)

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そこで僕はなにができるでしょう。
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最近では織機を購入される方も多く、これまで以上に暮らしの一部として手織りを楽しんでおられるのではないかな、と思っております。
そこで、そんなみなさんが楽しく手織りを続けられる環境、状況をどうしたらつくれるかな、と考えております。以前のメルマガでもお伝えしていますが、ゴーシュを起点としたイベント出展で織った作品の循環を作ることであったり、オンラインストアへの作品掲載であったり、織り上げた作品の循環を作ることにこれまでフォーカスしていました。
ここでもうひとつ踏み込んで、「糸自体の循環」にも目を向けてみました。

ゴーシュでは基本的に1本単位での糸の購入をお願いしておりますが、糸の販売価格はゴーシュで織る時と同じ設定になっています。そうすると、結果的にゴーシュで織った方が選べる糸もたくさんあるし、せっかく織り機を購入しても、家で織る時間はそんなに増えなかったりするのかもしれない、と感じました。(ゴーシュで織り上げた材料費で買える糸は大体1〜2本くらいです)もちろんゴーシュで織っていただけたら、メンバーさん同士の作品を見られたり、体験さんにもいい刺激になりますし、僕としてはどんどんゴーシュを利用していただきたいのですが、せっかく織り機がお家にあるのなら、お家でも織る時間を楽しんでいただきたい、とも思うのです。
そこで、糸の販売価格を変更することにしました。
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糸、特別価格設定
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明日(7/28)より、メンバーさん、織り機をゴーシュで購入してくださった方限定で、糸の販売価格を以下のように変更させてください。

綿・ウール ¥15/g(改定前)→ ¥10/g (改定後)※一部¥15/gのままの糸もあります
ラムウール ¥15/g(改定前)→ ¥12/g (改定後)
シルク   ¥30/g(改定前)→ ¥20/g (改定後)

ゴーシュで織る時はなるべくたくさんの選択肢の中から糸を選んで織っていただきたい、という気持ちのもと、仕入れ値の平均を取って材料費を決定しています。また、これまではお家に織り機がある方も少なく、糸自体の需要としてはとても低い現状がありました。
そのため、仕組みをシンプルにすることで、より感覚的に、自由度の高い状態で織る空間を作れるとの考えでいました。
ですが、前述の通りお家に織機がある方が増えていますので、少し仕組みが細くなったとしても、単価を下げることで、お家で織る用の糸のお求めもしやすくなりますし、糸が売れればまた新しい糸を仕入れることもできます。
大切なことは、「糸が循環していくこと」で、その先に「その糸で織った作品が循環していくこと」で、結果的に「みなさんが手織りを続けていけること」が最終目的になっています。
糸が循環すれば、新しい見たことのない糸が見れるようになりますし、そうすれば創作意欲も刺激されます。
作品の循環があれば、「自分では身につけないけれど、織ってみたい糸」を使うこともできます。
そうしてみなさんがゴーシュと共に織りを続けていってくだされば、ゴーシュ自身も運営を続けていくことができます。
糸の仕入れの時には、みなさんのご希望も参考にさせていただきたいです。

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ゴーシュのこれから
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コロナ禍にあってもできることをしよう!と動画配信やオンラインストア、手織りキットなど、ゴーシュの空間以外でも手織りを楽しめるような物事を進めてきましたが、それでも足元にあるものはゴーシュの空間であり、ゴーシュに集ってくださるみなさんです。
人の移動を制限せざるを得ない現状は十分理解している気持ちでいますが、それでも、僕はみなさんとお会いしたいですし、同じ物事や空間を共有したいです。楽しい!と思うことを一緒に楽しみたいですし、僕自身も手織りを生業として続けていく覚悟でいます。
これからは年々暑くなっている夏がやってきます。コロナに対しても、日常の環境保全に対しても、安心、安全第一にこれまで以上に心を配ってまいります。

メンバーさんは現在9名の方が通ってくださっていますが、15名くらいがゴーシュでの最大在籍人数と考えています。(現在の仕組み上24名まで受け入れ可能ですが、余白を作って15名としています。)
といいますか、正直にお話しますと、15名くらいになればゴーシュの運営が安定してくる予定ですので、目標の在籍人数だったりします。これも、ゴーシュの環境を整えていくことで、コロナ禍であっても達成できると思っています。
手織りの楽しさ、奥深さ、可能性の広さ、これからもしっかりじっくり、表現してまいります。
がんばります!
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これからもよろしくお願いいたします
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手織人 酒寄剛史は
ゴーシュという手織りの「こと」を伝える活動と
tsutaeという手織りの「もの」を伝える活動をしています。
どんどんオンライン化が進むこれからの世界にあっても、「織りたい人が織ることのできる」場所や環境は必要ですし、日常を健やかに暮らしていくためにも「手織りをする」という選択肢がある世界のほうがきっと楽しいと思っています。
その実現に向かって、「もの」と「こと」を伝えながら、これからも活動を続けていきます。
みなさんも変わらず手織りを楽しみながら、これからの活動を見守っていただけたら幸いです。

4年目のゴーシュを、どうぞよろしくお願いいたします。
酒寄剛史

インスタライブ

インスタライブをし始めてまだ3回くらいなのですが、告知してからするのは以外と緊張するものですね。。。。
その場のテンションでふわっと配信するのはいいのですが、時間が決まっていると「あと5分、あと1分、、、、」とかひとりカウントダウンが始まったり、「告知したはいいけれど、見てくれる方いてはるんやろか、、、」というような考えもしなかったような心配事が出てきてしまったりするもので。
始まってしまえばあとはなるようになれ!で進めてしまうのですが、設定が違うだけで感覚が変わるのはほんとに何事に対しても面白いものですね。
しかしながら、コロナの影響でこれまでできなかったことができるようになったり、しなかったことをやってみたら以外といいかもしれないぞ?!となったり、これまた大きな内的な変化となっております。
オンラインのコミュニケーションは本当に不慣れなのですが、インスタライブで言えば絵文字のリアクションがあるだけで嬉しいですし、コメントなんてきた日には、手元そっちのけ、話していることそっちのけでお返事しちゃいますし、お顔が見えない方々と一方的な壁打ちキャッチボールみたいな感じで思っていたものが、全然そんなことありませんでした。
ゴーシュに来れなくってもこうしてみなさんとコミュニケーションできるんだから、ライブや動画配信も活動のひとつに組み込んでいったら楽しいですよね。
ほんと、やりたいことが止まらないって楽しくって大変だわもう!

今日は何を着ようかな

大型連休で、ただでさえ人に合わなくなっている中もっと人と合わなくなっています。そうすると、自分にとって、「自分のためにしていること」と「人と会うから気をつけてしていること」が見えてくるなーと思った朝。
お洋服でいうと、今までパンツは同じでトップスだけ変えている日もあったのだけれど、これからは毎日違う服を着るようにしたい。
特別なものじゃなくっていいから、ちゃんと着替える。
今日は何着ようかな。
そう考えた結果、同じパンツが履きたい!ってなったらいいのだけれど、(おろしたばかりの服はやっぱり毎日でも着たくなっちゃうし)そこに「今日はどうしようかな」を意識していれていきたいなー、と思いました。
ストール織るときだって、何色にしようか毎回考えるし、織りながらだって考えてる。経糸作るときだって、どこにどんな色を配置しようかな、と考えるし、そんなコーディネートのストレッチにもなりますものね。(書きながら思った!)
お仕事系で言いますと、おうちで手織りのサンプルつくったり、ネットショップのシステム改善作戦だったり、庭木がら糸の染料作るための下準備だったり、、、これからへ向けての準備をしている状況でしょうか。
生活環境はどんどん変わっていくし、7月でゴーシュは3周年ですし、仕組み自体も織りたい方にとって、ゴーシュにとってより柔軟な形にしたいと調整中です。
ゴーシュが始まった時に思い描いた未来が、これからの世界でも変わらず目指せるのか、そんなところから見直さないといけません。
頭の中がいつも柔軟で、その時々に合わせて変化していけるように、いつも身につけるお洋服は、やっぱりいつも違う服がいいな、なんて思いました。
そういえば、うちの奥さんは毎朝クローゼットの前で
「今日は何着よっかなー」
と言っていたっけ。

COVID-19対応

街に行けばマスクは商品棚から消えているし、ならば自作だ!と思ったら今度ははゴム紐が無くなるし、果てにはトイレットペーパーやティッシュ、お米なんかも買い占めが発生しているとか。
こんな時は色んな所から情報がなだれ込んでくるから、何が本当か見えなくなってきます。
でも、そんなたくさんの情報を伝えるそれぞれの側の根底にも「思いやり」や「人を、社会を助けたい」という気持ちがあると信じたい。
肯定的な気持ちで、冷静に状況を見つめたい。
ということで、厚生労働省のコロナウイルスに関するQ&Aを見ています。

ゴーシュのような小さなアトリエには不特定多数の方がいらっしゃる場には当てはまらないと考えていますが、人同士の濃厚接触という場には当てはまりそうです。(上記サイト問14参照)
「一定時間以上の接触」の一定時間がどれくらいをさすのかは明記がありませんが、新型コロナウイルス自体が解明されていないので、こういった表現になるのだと理解しています。
これまでの感染状況を鑑みて、空気感染は起こらないものと考えて良さそうですし、マスクの有用性も見直した方がいいのかな、と感じています。
(予防用にマスクをすることは個人的に必要だと思うのですが、「感染症拡大の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが何より重要」と全国マスク工業会、厚生労働省、経済産業省、消費者庁が言っています。)
時が経つにつれて状況も解明されてきて、正しい対応が確率されてくると思います。
「ゴーシュにいらっしゃる方々の安全・安心」を最優先の判断基準とし、この局面を乗り越えてまいります。


ゴーシュのコロナウイルス感染・拡大防止について

こんばんは。
atelierゴーシュの酒寄です。
これまで徐々に徐々にではありましたが、昨日、とうとう分かりやすく日本社会が大きく揺れたと感じています。
そんな中、少しでも安心が生まれたら、と思いお知らせさせていただきます。

・今頃ではありますが、ゴーシュのエントランス、お手洗いにも消毒スブレーを設けました。(無水エタノール、精製水、アロマで作っています。)
・みなさんが触れるドアノブ、織り機なども毎朝の拭き上げを徹底いたします。
・換気ももちろん毎朝しております。
・3月からは、オープン中のマスク着用もさせていただきます。
・会員さんには臨時休会の受付をしました。
・すでにご予約いただいている体験のみなさんも、無理なくご判断くださいませ。

何がどこまでできるか、どこまでを気にするかは人それぞれになってしまいますし、だからと言って全員の価値観に対応できないから営業しないとなったら経済活動が止まるわけで、それこそ目の前の暮らしが止まり、生きていけなくなります。自粛要請はいいのですが、ゴーシュの営みは止めたくないし(止めたら死んじゃう)、進み続けることで肯定的な価値観を表現していきたいと思っています。
続々と各地イベントの延期が発表されていますが、決断されたみなさんの背景を思うと本当に辛くなります。
ゴーシュで織ることが安心と共に在れるよう、最善を尽くします。
大変だけど、頑張りましょうね。

選挙が終わって

毎回毎回いろんなことを考えて、いろんなことを知って、感じて、を繰り返しています。選挙の前と後で世の中は変わったのでしょうか。日本は、世界は変わっていくのでしょうか。
もちろん、変わっていかないはずなんてなくって、もし、何も変わらないじゃないか、と感じていたら、それはきっと自分が何も変わっていないからなのだろうなと思います。もっともっと、世の中のことを知りたい。世の中の仕組みを知りたい。独立してから、どんどん世の中との接点が増えていって、本当にいろんな人がいて、いろんな価値観があることを体感します。
世界はとても広くて身近なものでした。
意志がある人はもっともっと、独立して自営業がしやすくなる社会になればいいんじゃないでしょうか。
僕は独立してから、人に対する感謝の質が変わりました。
本当に、心の底からありがとうございます!って思える。
思わざるをえないって気持ちです。
やりたいことをできる、チャレンジして失敗しても、その失敗こそがかけがえのない価値なんだぞーと思うことのできる人が増えれば、もっともっと日常は輝いていくはず。
だってみんな、前を向いて進んでるんだもん。

手織りでも、初めての体験だったら、やったことないことをする今が一番大切で面白かったりするんだよー、だから、デザインも気にしなくっていいから、まずは好きな色や気になる糸を選んで思いっきり遊んでみてね〜、って、なんとなくでも手を動かして織っていったら、あら、いつの間にかなんだか素敵なものが織れちゃったじゃない!なんか楽しい!みたいなテンションで進められるような雰囲気作りをしたいと思っています。