3月13日

最近は月末に迫ったtsutaeの展示会準備が大詰めを迎えています。
とは言いつつ、ゴーシュは変わらず穏やかなので、バタバタすることなく?過ごしています。
昨年はできなかった酒寄家恒例のキムチ作りを友人一家としたり、保育園の活動に勤しんだり、息子と動物園に行ったり。そうそう、先週は少し遅めになってしまいましたが、手前味噌の仕込みをしましたよ。まだ寒い日も多いから大丈夫かな?!ひとまずやってみよう!と、いつもより倍の量の麹を入れて仕込みました。来月で3歳の息子も一緒に味噌玉をにぎにぎしながら、琺瑯に詰めて、どんなお味噌ができるかなー、とワクワク。晴れた日は”洗濯物がよく乾くぞ〜!”とか、”お布団もふかふかに干せるな〜!とか、日常の当たり前のことがとても嬉しく感じられる最近です。
13年前の3.11のことを思い出したりもしました。
”忘れる”ということは人間が生きていくために必要な力だと思っていますが、やっぱり忘れてはいけないことがたくさんあって、それは忘れたくないことでもあって、だから、新聞やネットのメディアでも当時の出来事を伝えてくれている事実が有難いです。
辛い記憶を話してくれている方々がたくさんいて、そこには”もう同じ思いをする人がいないでほしい”という祈りがあって、でも、やっぱり不測の事態は起こるもので、だからこそなおさら、毎日をやさしい気持ちで家族や仲間たちと、世の中と重ねていけるように、ありがとうやごめんねや、おいしいね、うれしいね、を伝え合っていきたい。

夏の予定

”お知らせ”にも書いていますが、8月は土曜日オープンが数日あります。
5日と19日の二日間。あとちょっと飛びまして9月の2日。
世の中は夏休みですが、ゴーシュのオープン日は合わせているようで合わせていないようですみません。。。汗
あと、お盆の15日〜17日はお休みをいただきます。僕の兄弟はみんなつくばにいますが、それでもそれぞれ家族と仕事をもったらなかなか全員で集まるということも盆と正月くらいになりまして、久しぶりに酒寄家全員集合、ご先祖さまをお迎えに行ってきます。
夏になると、熱という刺激のせいか色んなことを思い出します。
蚊取り線香の香りも相まってかな。
じいちゃんばあちゃんが吊った蚊帳の中に潜り込んで、探検をしているような気持ちでワクワクしたこと。畑のきゅうりをもぎってかじったこと。ミニバスのお泊まり合宿。小学校の校庭でしていた盆踊り大会。土浦の花火大会。田中のわっくぐり。高校野球で休みなく毎日汗まみれになっていたこと。大学時代は青春18切符で沖縄まで行くぞーって鈍行列車の旅もしたなぁ。社会人になってからは好きな仕事に真っ正面からぶつかりまくって現場でよくケンカしたり歯を食いしばったり泣いたりしてました。
そして今は畑仕事に勤しみつつ、手織りとともに暮らす日々。
今の畑はスイカが最盛期でして、先日の体験さんにもらってもらったりしてました。
こうして暮らしの恵みをゴーシュに来てくれた方達とシェアすることは、ずっとしたかったことのひとつなのでとても嬉しかったな。その時々の畑次第なので、できたりできなかったりなのですが、それでも少しずつ思い描いたことを形にできていることは何よりも嬉しい日々の出来事です。お付き合いくださる皆さんに感謝。夏休みになると子どもたちの体験もちらほら増えるようになってきます。彼、彼女たちのささやかな夏の思い出にゴーシュもなれていたら、それもまたとても嬉しい。

君たちはどう生きるか

観てきました。皆さんどうですか?観ましたか?まだの方は今度のお休みに見に行っていただきたい。ぜひ、映画館で見て欲しい!というくらいの内容でした。ジブリ好きにはたまらない”ジブリ感”あり、もちろん絵の綺麗さやストーリーの深みもあり、言葉にはいい表せない感情がたっくさんうまれました。でも、観終わったら「いい映画だったね。また見たいね。」と言い合える、素敵な内容。感動的なシーンも各所にあれば、現代社会を突き刺すような表現もあり、でもそれは傷になるものではなく、確かに僕たちに課題を投げかけてくれるような、改めて見つめ直す時間であったり、自分の気持ちをより確かにする時間であったり、とても肯定的な物語で、僕は見ていてとても嬉しくなりました。そしてそして、これぞファンタジー!見たことのない世界!見方によっては怖くもなるけれど、子どもでも楽しんでみることができる、やっぱりジブリの映画は素晴らしい!宮﨑駿という人の宇宙が広がっている作品だと思いました。また見にいきたい!そうしてみんなとあれこれ語り合いたい!さぁ、僕はどう生きようか!

体調不良でした

いやー、大変でした!大変だったことをこうして「大変でしたー!」なんて言うのははばかれる気もするのですが、本当に大変だったのでちょっと書いちゃいます。
と言うのも表題の体調不良です。先週の火曜に異変を感じ、あれれ、去年と同じ違和感だぞう、と思い出し、嫌な予感が走りました。(注:去年の今頃、僕は人生初の肺炎を煩い、それはそれは苦しい経験をしたのです。肺炎ってすっごく痛苦しいんですね!)去年は呼吸ができないくらい苦しくなってからお医者に駆け込んだので、今年はそうなる前に!もうあんな思いはしたくない!と思ってすぐにお医者へ行ったのが水曜日の朝。レントゲンにCTスキャン、身体の内側を覗き込んでもらってきました。幸い肺炎にはなっておらず、その兆候も無し。ただ喘息が出ている、と。え、僕、5月にやったばかりですよ?!また?!呼吸器が弱くなっているのか、ただただ運動不足なのか、この頻度で同じ症状が出ることにちょっとショック。そしてもっとショックなのは、治りがめちゃめちゃ遅くなっていること。
30代の頃は、身体に違和感があってもその日のうちに無理しないで早めに休んでぐっすり眠れば治っていたんです。風邪ひいたとしても、まる一日横になっていれば、次の日には治っていたんです。しかしながらおそるべし40代?!水、木、金、土曜日と4日間横になっていてようやく身体が楽になってきたー!と言うくらい回復が遅い、、、、、。いろんな意味でしんどかったー!そう、大変だったのです。。。。もっと大変な思いをしている人たちがいることももちろん知っています。でも、”辛さ”って主体的なものだから、そして、それが乗り越えられたから!書かせてください!治ったー!(まだ薬飲んでるけど)2日間寝ていて全く体調が変わらなかったりすると、やっぱり「このままよくならないかも」とか思ってしまうんです。精神と身体ってつながってますよね。辛い時は思考もネガに寄ってしまう。まずいまずい、と脳みそではわかっていても、感情がそっちに触れてしまう。何も言わずに家のことをしてくれ、息子の相手を全身でし続けてくれた妻に感謝。そして書き残しておきたいことがもうひとつ。
土曜日の体験さんをお断りしてしまったのです。今回の体調不良が原因です。ゴーシュ初めて6年目。こんなこと初めてです。情けないやら申し訳ないやら恥ずかしいやら、泣く泣く状況説明のためお電話しました。そうしたら皆さん、軽やかに受け止めてくださり、お大事に、って労ってくださったりして。恥ずかしいことなんてないですよーって言ってくださったりして。辛い時に優しくされると泣きたくなる。ゴーシュに来てくれる方達は本当に優しい人たちでありがたいです(泣)
そんなこんなで本日7月10日の月曜日!復活だー!と思ったら今度は平楽(ひらく・息子2歳)が熱を出して保育園お休み。スーパーご機嫌な発熱ボーイと今日は在宅ワークなゴーシュになりました。
いろんなことがありますが、ほんとにほんとに、暮らしの仕方、時間の使い方を見直して、仕事のルーティーンに”体力づくり”を入れないとまずい!運動したい!と実感。すべての楽しいことは健康体から!
改めて、頑張りますー!

お庭のすもも

お庭のプラムが色づいてきたかと思ったらどんどん木の上で熟れていくもので、ゴーシュに来る人、会う人にお裾分けしていたら、あーっという間に数えるくらいの量になってしまいました。
明日いらっしゃるメンバーさんにどうぞしたらそれが最後かなーというところ。3月下旬くらいからあたたかい陽気が増えてくるにつれ、枝も少しずつ伸びてきて、混み合ってきたら剪定し、花が咲いては実りを想い喜んで、今度は新緑も合わせて力強くみなぎって。何度剪定をしたか分からず、少しずつばを大きくなる果実に合わせて少しずつ摘果をし、大きくなーれーおおきくなーれー!と隙間を作りながらもぎりました。緑の小さな果実はプラムシロップに浸けて楽しみつつ、ようやくやってきた収穫のこのひととき。いやーあっという間でした!準備は時間と手間がかかるのに、実りの時はこんなに短いなんてなぁと思うのですが、そのわずかな喜びの時間を分け合える人たちがいるということが何と嬉しくありがたいことか。ゴーシュにいらっしゃる初めましての体験さんやメンバーさん、ご近所の友人知人、いろんな人たちと楽しむことができました。このゴーシュにやってきたのも、元を辿れば”人生フルーツ”の世界観に憧れた気持ちがきっかけのひとつにあります。まだまだ津幡夫妻のようにはいきませんが、少しだけ夢が叶えられたような気がしてとても嬉しい。それもやっぱりゴーシュに興味を持って集ってくれる人たちがいるからなんだよなーと、改めてありがたい気持ちでいっぱいです。ゴーシュのすももにお付き合いくださったみなさん、ありがとうございました〜!

子どもとの時間

土曜日オープンをしていない日は家族の予定があったりすることが多いのですが、今回は息子の保育園のイベントでした。”リズム”というお遊戯(と言っていいのかしら)があり、ピアノに合わせて飛んだり跳ねたり走ったりぐるぐる回ったり、、、、色々と運動があるのですが、そちらを親も一緒に楽しみましょう!そして普段子供達はどんな食事をしているのか、園のお昼ご飯を一緒に食べましょう!という試食会がありました。普段見ることのできない子どもたちの姿、日常が垣間見れてとても嬉しい時間。
園としても2年ぶりに開催できた試食会とのことで、事前のお知らせから皆さんの嬉しい気持ちが伝わってくる、本当に気持ち良い場でした。改めて考えてみると、子供達は朝から夕方まで、8〜10時間くらいを園で過ごすわけで、これってすごいことですよね。1週間で考えても、親といる時間より園にいる時間の方が長いんじゃない?!ってことで。数字で言えば1日24時間なので、10時間園にいたとしても、残りの14時間は親といるのですが、そのうち9時間くらいは子どもは寝ているわけで、実際コミュニケーションしている時間はやっぱり園の先生方や仲間達の方がやっぱり多い。息子は生後半年から入園したので、僕たちと親といる時間より実は園にいる時間の方が人生ですでに長くなっているのかなーなんて。こうして文字にして考えるとちょっと寂しさと言いますか、もっともっと一緒にいる時間を作りたいなーなんて思ってしまったりすのですが、もうすでに彼には彼の人生が始まっているわけで、園での時間がとても楽しそうだからやっぱり今のこの形がいいんだろうなー!なんて思ったりしています。僕たちの知らない彼の時間がたくさんあるわけで、それを知れるものなら知りたいー!って思っちゃうのですが、そして、それを少しだけ埋めてくれた今回だったわけですが、でも、ぐるり回って僕たち親が知らない彼の時間や世界が2歳の今からすでにあるってことがきっと素晴らしいんだろうなって、そんな風に思っています。青空がとっても清々しい週末でした。子どもたちの元気な笑い声と走り回る姿が幸せな園庭でした。今週も1週間、走り抜けましょー!

興味があること

6月入ってからの2週間は色々あって、なんだか駆け抜けたなー!という感じです。
神戸、大阪へ出張行って、ずっと気になってた取手のお店に行って、タップのライブ見に行って、どんどん生えてくるお庭の緑を整えたり、プラムの摘果したり、枇杷を収穫して配ったり、、、。
仕事のようなそうじゃないような、もう境目のないことばかりですが、やりたいことがたくさんあるってことはありがたいなーと思いずっと身体を動かしています。
そうそう、つくばの友人がお蚕さんの活動をしているのですが、それがとっても興味深くてですね、7月に夏蚕のワークショップがあるので参加しようと思ってます。
3回続く企画だそうで、蚕を自宅で育てることもするそうです!
ということで、7月の上旬はゴーシュにお蚕さんがやってきます。
う〜ん、どんな感じになるんだろう。どんな気持ちになるんだろう。
ワクワクには逆らえず、とりあえずやってみる!の精神で進んでいます。
お蚕さんとの時間が始まったら、こちらのブログで投稿していきますね。
ご興味ある方、お楽しみに!

土曜日オープン予定、更新しました!
6/24(土) 7/1(土)7/8(土)7/22(土)
おひとり様からお気軽に。

健康管理

いきなりですが、今年の1月に40歳になりました。
歳を重ねるごとに変わることといえば、年齢はもちろん、食べ物の好みや家族環境、暮らす場所、やりたいこと、仕事のステージ、人間関係、色々あるのですが、この1〜2年でぐいっと明確に変わったなー!と感じていることが”健康のこと”。昨年人生ではじめて肺炎になったんです。ちょうど1年前くらい。熱はないのに咳が出る。風邪の引きはじめのような、そうでもないような倦怠感。シャキッとしないな〜と思い軽く運動してみても変わらない違和感。そんな日々が数日続いたある日。咳と共に痰が出て、そこに血が混ざっていました。
「え、これまずい状態?!」
その日の夕方には階段登るのも少し重いものを持つにも息が苦しく、胸が刺されるような、ぎゅーっと掴まれるような痛み。呼吸が浅く、息ができなくなるような、、、、とにかく苦しい。息も絶え絶え#8000に電話。急いで医者に行ってくださと言われる。そのあしで夕方から受診できる呼吸器科へ、、、。
なんてことを経験したのですが、それ以来?ぐいっと身体がよわっちくなったと言いますか、外的要因(気温の急激な変化とか)の影響を敏感に受けるようになった気がしています。
これまでは「あれ、風邪かなぁ」と思ったら、その日のうちに生姜湯飲んで、熱めのお風呂に入って、身体を冷やさないようにして早めに寝て、、、で次の日には持ち直していたのですが、今はそうもいきません。体調崩しても1日しっかり休めば治っていたのに、2~3日は寝ていないと復活できなくなりました。いやー!書いていても少し気が滅入る内容ですね!読んでくれている方、ごめんなさい。でもでも、こうした自分の変化に敏感になったってことは、自分の身体を今までよりもっと感じられているということだから、案外悪くないなぁと思っています。気力、体力で乗り切れていた時期から日々の暮らし方が直接的に身体に影響するようになってきたということですから、毎日のことにより意識を置くようになりました。朝起きたらまず一口めは必ず白湯を飲んでいますし、眠る時間もなるべく波がないように、”規則正しい”ということを気持ちの根っこに置くようになりました。なかなかそうもいかないこともあるのですが、気持ちに置くだけで日々の選択のちょっとした指針になるので、毎日できなくても”していなかったことが少しできるようになった”という前進の気持ちがあります。身体の地力が少しずつ下がっていったことを知るように、それを持ち直してより良い方向(日々の暮らし方)にしていくことも、いきなり変える!ではなく、少しずつグラデーションで変えていければいいなぁと。
そんなこんなで、体力作りも仕事のうち!と、今年は意識的に歩くようにしています。スーパーの買い出しも車で行ってまとめてするのではなく、歩いて行ってその日必要な分だけをゲットする。とか。そうすると頻繁にスーパーにいく必要ができてくるから、結果歩かなくちゃいけなくなるようになって一石二鳥かな?とか。絶対しなくちゃいけないこと(買い出し)とした方がいいこと(運動)を合わせるイメージです。みなさんどうでしょう?日々の健康管理ってどうしていますか?今度ゴーシュで聞かせてください。

こばやしゆふさん

毎日、織ったり庭仕事したり、新聞や本を読んだり、車を乗ったりしながら今日はあれを書こう、これを書こう!と思い付いてはあっという間に時間が過ぎて、わわわ、もうお迎えの時間だ!その前に晩御飯の準備しておかないと!って時間になってしまい、毎日更新したいという気持ちばかりがあって、実現はなかなか難しいわけです。それでも去年までに比べたら、こうして週の初めに書けているし、1週間は空いていなし、まぁ悪くなんじゃない?なんて小さなご褒美(やさしい言葉)を自分で自分にあげたりしています。余談ですが、とあるコーヒーショップのスタッフ募集にこんな一文がありました。
「自分で自分の機嫌を取れる人。不機嫌な人とは仕事したくないですものね。」
うーん、深い!
僕も自分で自分をご機嫌にするべく、適度な負荷をかけつつ、時に甘やかしたり褒めちぎったりしています。
さて、今日は思い立ってお昼から都内に行ってきました。青山で行われている”こばやしゆふ”さんという方の個展が目的だったのですが、それはそれはすごかったです。芸術家に説明責任はない、というのは大竹伸朗さんの言葉ですが、それを思い出すほどのエネルギーが満ち溢れていて、見ているだけでワクワクしたり、心がほわ〜っとなったりするのです。抽象画なのですが、「このモチーフやイメージはなんですか?」と聞かずとも何かしら(本当に何かしら)を感じて満足しちゃう、というか、すげーなー!という気持ちよさ?!が先に立って嬉しくなるというか。ご本人はとってもチャーミングな方だそう。それを聞いてますます納得の作品達でした。
表現をすることって、本当に素晴らしくって尊い。今回は絵や陶器の展示でしたが、音楽や詩、朗読、演技、ダンス、スポーツ、、、、、いろんなステージに上がる表現はもちろん、日常生活の中にあるやりとりのひとつひとつもその人自身を表現してますよね。(これについては改めていつか書きたいです)そのすべての表現が尊いんだよなーって。言葉を変えたら、表現は”他者との関わり合い”と言えるかもしれませんね。書いていてふと思いました。これを書いている今は22時18分。明日ヒラクの保育園に持っていくお布団カバーが乾いていなくって、慌てて温風を当てている洗面所の台の上です。こんな時間もまた素晴らしき日々の営みという表現だ〜!なんちゃって。
5月20日(土)27日(土)はゴーシュオープンします。
おひとり様でもお気軽に手織り体験、ご予約お待ちしております。

保育園のこと

平楽(ひらく・息子)が通っている保育園がすこぶる素敵なので、こちらを見てくれているみなさんにもお伝えしたい!という気持ちで書きますね。いきなりなに?というところなのですが、先日、園から渡されたものがすごく嬉しかったんです。平楽が去年(1歳の時)、園生活で描いた絵を全部とっておいてくれて、それをまとめたもの。100枚以上ありました。1歳になりたての頃はまた握力も弱く、絵は線にもならず、手前に点が少し描けていたくらいなのですが、2歳になる頃には用紙いっぱいに力強くぐるぐると大きな円をたくさん描けるようになっていました。1枚1枚を余すことなく描かせるでもなく、小さな線だけ描かれたものもあれば、数個の点だけのものもあります。きっとそこには先生方と平楽のコミュニケーションがあったんだろなーと感じられて、その過程も嬉しかったんですよね。描いた日付も残してあって、その時の平楽の時間を共有させてもらったと言いますか。それこそ園には毎日10時間くらいいて、たくさんの園児、先生たちと共に生活をしているわけですが、それはそれは目まぐるしい毎日だと思うのです。寝返りをするまでは布おむつ。寝返りができるようになったらパンツでの生活。(園内ではおむつしないのです)最初は洗濯物の量にびっくりしたものですが、それはその分先生方が子ども達をお世話してくれている、気にかけてくれているということで、その時間に比べたら洗濯物なんてまったく大変じゃないよなー!と思うようになりました。もちろん先生方は大変なんてそぶりは一切見せず、いつも朗らかな笑顔でいてくれて、そして凛とした雰囲気も持っていて、見ていて、話していて、先生たちみんなかっこいいなー!と思っちゃうんです。寛容でおおらかで、メリハリきいてる感じもしてて、とにかくかっこいい。子ども達も園が大好きなんだなーと感じます。平楽も毎朝園に行くと先生見つけたら真っ先に走って飛び込んでいきます。家族の他に安心できる大人がいてくれるという日常は、どんなに素晴らしくって貴重なことでしょう。本当にありがたいです。ちょっと最初の話から脱線しちゃいましたが、そんな日常の中でもたっくさんの絵を綺麗に保管しておいて、僕たち親に子どもの成長を感じさせてくれる先生方の気持ちが本当に嬉しかったんですね。友人からの紹介でたまたま知った園でしたが、平楽はもちろん、僕たち親も大好きな場所になっています。名前はまつぼっくり保育園。もし興味がわいた方はメールでもなんでもいいので、ご質問くださいね。ゴーシュでは手織りの話はもちろんですが、園の話、子ども達のお話しもできたらいいなぁなんて思っています。