-人生フルーツ- 2019.02.04 「人生フルーツ」 がつくばにやってくるって聞いて、これはいても経ってもいられない!と思い、インスタでご紹介して、ゴーシュに来る方にもお知らせしてってしていて、自分でも2回目だけど観に行って、そうしたらそうしたら、なんと、、、、いいものは何度観てもいいですし、その時々の気づきがあるものですね。順を追ってお伝えしていかないと、伝わることもちぐはぐになってしまうのでその時まで実らせておくとしましょう。 本当に、人生はフルーツなのかもしれません。 さて、少し話を戻しますね。 今のつくばを知った僕は、家もある、部屋もある、畑もある、と喜び勇んで実家に戻り、母と二人15年ぶりの(もはや)共同生活をつくばで始めました。 2016年の5月です。 手織りだけじゃない、ご飯はもちろん、野菜だって種から育てちゃうぞ!作れるものはなんでも自分で作るんだー!と畑に向かっていたら、都内で暮らし、浅草で仕事をする素敵な女性、ジュコさん(今の奥さん)と出会いました。 気になったら突き進まないと気が済まない性分は変わりません。 つくばに根をはる気持ちで戻ったのに、週末は都内に通う日々。 イベント出店があったり、ジュコさんに会いに行ったり。 色々と理由はありますが、当初の想像にはまったくないほど、東京との心の距離は変わらないつくば暮らしとなりました。 きっと、「お前はまだ都会から離れちゃいかんのだー」と誰かが言っていたのでしょう。ジュコさんとのお付き合いが始まってからは、お互いに東京とつくばを行き来する週末になりましたが、それはそれは違和感のかけらもない、充実の日々でした。 そうして、出会った年の末、僕たちは家族になることになりました。 より一層、二人でいる時間が濃密になり、未来が開けていく感覚。 無敵感、とまでは言えないけれど、それでもなんでもできるような、やりたいような、そんな気持ちが満ちていました。 色んな所へ行って、色んな話をして、色んなことを感じて、お互いの価値観を知り合って。その頃はあまり一緒に映画を観たことはなかったけれど、「人生フルーツ」は一緒に観たいと思って、東中野の小さな映画館に行きました。 2017年、1月のことでした。 -つづく-