嬉しいこと- 体験さん

少しずつ、少しずつ、ゴーシュにいらっしゃる方々が増えてまいりました。
単純に「嬉しい!ありがとうございます!」という気持ちと、「いやいや、世の中はまだまだ混迷の真っ最中。」という、安心とは程遠い現実と、どちらも本当のことなんだよなぁ、と気が引き締まります。

基本的にゴーシュの窓は開け放しておりますが、今の時期は湿度、温度共に高く、心地よく織る環境が保てないときは窓を閉め、定期的に換気をする、という形で進めております。窓を閉めるときは、空気清浄機や扇風機で空気をできる限り止めないよう注意しながら、その時々の心地よい環境を保つよう心がけております。

初めていらっしゃった方が不安にならないように、安心して、手織りを楽しんでもらえるように。
おもいが伝わったかどうかなんて直接聞いたりできませんが、織っている時の雰囲気や織りあがった作品を見た時の表情で、僕もよかったー!と嬉しい気持ちをいただきます。
手織りが与えてくれる感情の豊かさや人の価値観の多様さ、ものづくりの豊かさを体験さんはいつも思い出させてくれます。
僕は毎日毎日織り機に向かって糸に触れていますが、この日々は当たり前なんかじゃないってこと、この数ヶ月は改めてしみじみと感じています。
そうして、織りたいと思う人がゴーシュを見つけて織りに来てくださること。
本当にすごいことだと感じます。
7月25日でゴーシュは3歳。
ようやく幼稚園に入れます。
みなさんと、ちゃんとお話できるようになっているでしょうか。
気が向いたら、気軽にお話しにドアをノックしてみてくださいね。