展示会準備 2019.02.28 最近は4月に行うtsutaeの春夏展示会準備に早くも追われています。 これまでは、展示即売形式での展示会を行っていたのですが、改めて、オーダー会という、一般的なアパレル展示会の流れに沿ったことをしてみようと思ったのです。 つまり、春に行う展示会で秋冬のオーダーをお客様からいただき、8月終わりころから9月ころに納品する、という形のものです。 半年先のものを注文をいただくなんて、正直、作る方も使う方も、お互いに無理があるんじゃないかな、なんて思っていましたがやり続けてみるとどうでしょう。 やっぱりすべてには、「そうなっている」理由があるものです。 僕の場合では、昨年の4月に行った春夏向けのストール展示会があまり振るわなかったということ、やっぱりtsutaeのストールは秋冬ものをメインに打ち出していきたいと思ったこと、世の大きな流れに沿ってみて見える景色を見てみたいと思ったこと、などなどあげると色々と理由がありますが、大きく言えば、やったことのないことをしてみたい、という気持ちが根本にあるように思います。 それでは、使う方にとっての理由、メリットはなんでしょう。 tsutaeの展示会で言えば、納品までの時間的余裕がある事で、セミオーダーとして共同製作ができる、ということでしょうか。 オーダーしていただくにあたって、前提知識を必要とせずに持てる共有認識はなんだろう?どんな形がお互い気持ち良い表現になるのかな。 手織りを初めて9年目。 ようやく誰かのために織る、という事が楽しく、面白くなってきました。