庭仕事 2020.02.07 冬仕事と言えば、干し柿、柿酢、切り干し大根、味噌仕込み、キムチ作り、漬物色々、、、と食べ物のことが多いのですが、庭木の剪定もこの時期です。植物たちが寒さで落ち着いている時に、枝葉を整えさせてもらって、春の芽吹きの一助になるといいな、と手を動かします。ゴーシュが始まって1年目はどうしていいか分からず、ひとまず伸びた枝を切り取るばかりの剪定でした。調子に乗って切り過ぎてしまって、禿山みたいなスカスカの木になってしまったもしたのですが、それでも、春には新葉がむくむくと開いてきますし、プラムやゆずの実りが良かったり、ならなかった枇杷が実ったりするので、少しずつやり方も調べつつ、毎年順番に剪定をするようになっています。ゴーシュのお庭で一番高い木は、クスノキでしょうか。4~5mくらいあるのですが、上まで登ってチョキンチョキンと切っていきます。時々離れて全体を見ながらバランス考えて、、、、。そうするといつしか、大きな造形物を創っているような気持ちになってきます。プラムもどんどん上に伸びるし小枝も茂ってくるから、細かく刈りそろえて横に広げたほうが収穫がしやすいぞっ!と、思い切って太い枝を落としてみたり、、、。庭師さんや園芸家さんとか、「木」というものと関わるお仕事の方の凄さというか、バランス感覚の難しさというか、本当に感じ入ることが多い庭仕事です。ゴーシュにいらした時は、ぜひお庭にも出てみてくださいね。