インドのこと-ジャイプール初日

インドの思い出としてまっさきに浮かんでくるのは、「人のエネルギー」です。
手仕事のことや、街のことや、もちろん色々とあるのですが、やっぱり第一印象が強かったからか、どうしても思い浮かぶのは人のことでした。
もうそれは、本当に、人、人、人なのです。
インドでの滞在先であるジャイプールに着いたのは現地時間で6:30頃。
事前にお願いしておいた送迎の方ともトラブルなく合流できて、ひとまずホテルにチェックイン。
日が昇るまで一息ついて、目が覚めたら行動開始。
まずは徒歩で色々ゆっくり見てみよう、とホテルから市街地まで地図を片手に進みます。
そうして通りに出るやいなやクラクションの洪水!とでも言いたくなるような音のシャワー。
みんなとりあえず鳴らしているの?!と感じるほどのあちらこちらでクラクション。
ププー!ププー!
日本では考えられません。
・・・・・。
うるさい。。。。
・・・・・。
これが当たり前の日常ならなんかすごいぞ、しんどくないか?!
そうしててくてく歩いていると、ストリートチルドレンが近付いてくる。
何か食べるものが欲しいみたい。
でも、僕たちは何も持っていなくて、ごめんねと繰り返す。
歩道を進むと、側道地面のあちらこちらにげんこつくらいのサイズの穴がたくさん。
じっと見ていると、その穴から穴から大きなネズミが出てきます。
よく見たらいたるところにネズミがたくさん。
さながらネズミのコロニー?!
木の上からはリスが軽やかに走り回る姿が見えます。
ワンコは穏やかな顔して、のんびーりお昼寝タイム。
歩いている最中にも、路上からはオートリクシャー(トゥクトゥクみたいなの)のおっちゃん達が「こいつら乗るかな?!」みたいな顔でじっと見てたり、こっちにどんどん寄ってきたり。
「近付いてくる人は大概なにかしら怪しいらから気をつけて」みたいなことをネットや本で見知っていたから、完全にノーサンキュー、ウィーワントゥーウォーク!といってセイグッバイ。
ふっかけられてもボラれてもやだしなーとバリヤー張りつつ、市街地にどうにか到着。
歩道も車道も関係ないように行き交う人たち、車たち。
最初の1時間はあっけにとられていたけれど、慣れてきたら眠っていた僕のワクワク心が目を覚ましてくるのを感じ初めた、そんなジャイプール1日目でした。