ハッピーの仕組み 2019.03.15 3月11日のことについて、思っていることを色々と書きたいと思いながらも筆は進まなくって、進んだことと言えばアトリエの日々と製作、それにお庭のメンテナンスだったりします。 今年は畑の数を増やして、少量多品種どこまでできるかをやってみます。 ゴーシュに来る方々も、来る度畑の野菜が育っていく様子が見れたり、夏にはトマトなんてちょっともぎって食べてもらったりしたら楽しいな、なんて思ってお庭の畑を整えています。 そうして、土が汚染されて、空気が吸えない場所になって、代々続いた畑から離れなくては生きていけなくなってしまった方々たちの気持ちは、想像を絶するものであろうことが、ほんの少し分かるような気持ちでいます。 土に触れれば触れるほど、分かる、だなんて絶対言えない気持ちになる。 アトリエにいらしたメンバーさんとも、当時どこにいて、何をしていたか、どんな気持ちだったか、などを話しました。 忘れることなく、意識を持って、心に留めていかなきゃならない記憶。 暖かくなってきて、季節と一緒にゴーシュも少しずつ変わっていきます。 お庭の様子も、仕組みのことも。 来てくださる方々が少しずつ増えてきて、どうしたらみんなが気持ちよいことができるかな、と考えています。 手織りに興味を持っている人なんて全人口の0,1%にも満たないであろうなかで、縁あってゴーシュを見つけてくれた方々がいます。 そんな小さな小さな縁なのだから、ゴーシュに来てくださる人たち全員がハッピーになれる仕組みは、必ず作れるものだと信じています。