田植え 2019.06.11 「どまんなか野菜」本橋さんの田んぼへ、田植え体験に行ってきました。インスタグラムでは少しずつご紹介させていただいているのですが、こちらでも改めて書き留めておきたくなりまして。そうそう、本さんと初めてお会いしたのは、ゴーシュの近所で行われている「まめいち」でした。なにやら朗らかな笑顔で野菜を売っている兄さんがいまして、話しかけてみると自然農で野菜を育てていると。栽培に対する考え方、種のこと、自然のことなど、短い時間でしたが色々とお話しするうちに、どんどん興味が湧いてきて、今では定期的にお野菜を届けていただいています。先日は実際に畑の見学も行かせていただいて、とうとう田植え体験!だったのですが、これがもう、とてもいい時間だった。田に素足を入れ、苗床から苗を上げるところから初めて、手でひとつひとつ苗を植える。一粒のお米(籾殻)が種となり、苗が出来て、稲穂の光景が広がる。秋の実りを想像しながらの作業でしたが、収穫以上に、最初の工程を体験できたことがよかった気がしています。地道な作業が実は、喜びと楽しみの塊だったこと。手作業だからこそ得られる、地に足が着いた時間。人の速さで進むことができるという安心。未来を確実に自分たちで作っている満足感。自然との関わりを生業にすることは、想像もできない苦しい状況もあると思います。でも、そんなことこれっぽっちも感じさせずに本橋さんは笑います。きっと、僕が苦しいであろうと想像する状況も、本橋さんにしたら「自然のこと」なのでしょうね。生きること、暮らすこと、食べること、作ること、、、ぜーんぶ自然のことだと思ったら、今まで以上に毎日の営みが楽しみになってきました。今日という日が人生のどまんなか。明日も、よく笑えそうです。