二人展も今日から早くも折り返し地点です。
週末の在廊以外はアトリエのことやtsutaeの活動をしております。
せっかくシンゴスターさんで、普段お目にかかれない方々とお会いできる機会なのにもったいない!と、思いつつもやらねばならんことがあるのです。

というのも、10月上旬にNYへ行ってきます。
とある方からご縁をいただき、あちらのお店さんとお話できることになりました。
しかしながら、初めてのアメリカ、初めての海外行商。
アレヤコレヤと頭の中はテンヤワンヤ、、、にならないように、ひとつずつひとつずつ冷静に、、、、としっかり日々ポーズをとっております。笑

しっかりと仕事して来るためにも準備に必要な時間はしっかりとって、こちらで思いつく限りの事は全部して、万全の体制で向かいたいと思います。

そして並行して11月に東京、吉祥寺で行う個展用作品の製作も進めています。
こちらも、これまでにないテーマでの作品をお披露目できそうです。

tsutaeは僕という個人のブランドではありますが、その活動もしっかりatelierゴーシュに通ってくださるみなさんに還元できるよう、色々吸収してきますね。

シンゴスターさんの展示から始まった今シーズン。
年末まで、走り抜いていきます。
始まりはここから!といった意味でも、ぜひ、シンゴスターさんへお出かけいただけたら嬉しいです。
会期は9月24日(日)19:00まで。

詳しい情報はこちらから  →   http://shingoster.com/

どうぞよろしくお願いいたします!

カテゴリー「僕のこと」では、個人的に考えていること、気になるもの、tsutaeの活動などをお知らせして参ります。

そこで早速!
つくばでの二人展が始まりました。
tsutaeのHPに詳細アップしていますので、ご覧になってみてくださいね。
ブログには製作活動の上での気持ちの部分なども書いています。
会場のシンゴスターリビングさんも、ぜひみなさんにお知らせしたい空間です。
会期は来週日曜日まで。
どうぞよろしくお願いいたします。

HP、オープンしました。

 

誰でも自由に手織りが楽しめる場所を作りたい。
そして手織りの楽しさ、豊かさ、可能性を伝えたい。

そう思ったのが、atelierゴーシュの始まりです。

織りを初めて7年目。
2年目から個展での作品発表を始め、
回を重ねるごとに出会いも増えてきました。
求められるがまま、個展の度にワークショップも始めました。
そうして、やりたいことが増えてきて、暮らしも地元つくばに移して一年。
心揺さぶられる場所に出会いました。

いつかはアトリエを持ちたい。
そうして、自分がこれまで得てきた技術や知識をシェアする場所を作りたい。
なにより、手織りというこんな楽しいものをもっともっと世に知らせたい。
手織りは自分が思っているより全然難しくないし、
むしろシンプルな仕組みでとても面白い。
やりたい気持ちと少しの時間があれば、誰だって手織りはできる。
そんな実感が積み重なっていった時。

出会った場所には、広いお庭と大きなシンボルツリー、
古びたブランコ、イチジクや柿の木、梅、ビワ、椿などたくさんの樹木、
うっそうと茂った草たちも、とても力強く活き活きと見えて
まるで、ここにいらっしゃいと僕たちを呼んでくれているようでした。

ここでアトリエを開きたい。

ここでなら思っていたことを実現できる。

確信なんていう強い言葉より、ただただそう思った、という感覚が当てはまります。

atelierゴーシュでは、酒寄剛史という個人が求められているかも分からない,
自分勝手な想いを形にしました。
作家としての製作の場でも、酒寄家の暮らしの場でもあります。
でも、
来てくれる人が心地いいように。
手織りが楽しいものだと伝わるように。
日々の暮らしの、小さな豊かさのひとつになれるように。
喜びを共有できますように。

そんな想いを込めています。

至らないこともまだまだたくさんあって、
あれもしたいしこれもしたいし、ここも替えたいし
こんなのも作りたいし、、、、って
言い出したらきりがありません。

でも、小さな満足と幸せを重ねながら、オープンすることができました。

力を貸してくれるたくさんの仲間には、感謝しかありません。
始まったばかりのこの場所を、しっかり育てていきたいと思います。

どうぞ、見学だけでも気軽にいらしてくださいね。

行ってみたい、と思って来ていただけるだけでとても嬉しいものです。

つくば市並木3丁目、茶色いお家でお待ちしています。

はじめての、最後に。

妻の存在無くしてこの場所は生まれませんでした。
いつも、支えていてくれてありがとう。
これからも、見ていてくださいね。

2017年9月11日
atelireゴーシュ
酒寄剛史