ゴーシュクローズの日

ご予約がない日のゴーシュはクローズ。最近は主に春の展示会に向けて、ひたすら織っています。今日はコラボレートの依頼をいただいた制作&ストールカラーセミオーダーのサンプル製作。秋の展示会と違って春は受注会の場でもあります。春にいただいたオーダーをぐわわわー!と織って、寒くなるちょっと前にお届け。東京で活動していた頃は、ただただひたすら織りたいように織っていたのですが、今はデザインのことや生産のこと、糸の在庫も加味した企画をしてみたり、、、、と、ずいぶん織りとの関わり方が変わってきました。それでもこれまでやっていなかったことをするようになったり、ちょっとでもその段取りが理解できるようになったら、それはそれは気持ちよくって。自分の織りたいように織る、ということはどんな過程であってもやっぱり”自由”な感覚を持てるのだと思います。今朝の新聞で目に止まったひと言がありました。「9回作ってうまくいかなくても、10回目に成功する。」なんとまぁ、織り続ける日々を肯定してくれる言葉でしょう。時代の荒波を乗り越えてきた先人の言葉はとっても強くて逞しい。