はだしのゲン

小学生の頃、図書室に通って何度も何度も読んだ本があります。
恐ろしい描写がたくさんあって、原爆の残虐さや戦争の愚かさに胸を刺され、ページをめくることが怖くなるような本です。
それでも、僕は何度も読み返していました。
それは怖いもの見たさではなく、絶対にしてはいけないことを心に刻もうとしていたのかも知れません。どんなに辛くとも信じた心を曲げず凛と生きる人たちのように、自分も生きていきたいと思っていたのかも知れません。
「今、読み返しておきたいね。」
ジュコさんとそう話し、はだしのゲンを購入しました。
今見ても恐ろしい描写がたくさんあって、でもそれは決して作り話などではなく、作者が実際に体験した事実を元にして書かれた、誰もが知っておくべきであろう戦争の記録の数々。
こんなことがあったなんて、、、と辛い気持ちばかりが巡るけれど、こんな辛い出来事は二度と起こしてはいけないのだから、やっぱり僕たちはこの事実を心に留めておかなくちゃいけないんだろうな、と思っています。
知らないことは防げないし、常識から逸脱した事柄には全く想像が及びません。
だから、知っていなくてはいけない。
強く思いました。

311のことだって、何年経っても忘れてはいけないし、口に出すことを止めてはいけない。
語り合うことで、必ず来る次の災害に心を備えていたい。
辛い出来事を何度も確認することは、もうその辛さを二度と経験しないためにも必要なことなのかも知れません。
忘れちゃいけないことを忘れないために。
今起きていることから、目をそらさずにいようと思います。

イベント出展

ゴーシュ、2年ぶりのイベント出展が決まりました!
嬉しい!
何が嬉しいって、選考通って参加できることも嬉しければ、こういったイベントに参加しよう!したい!と思えるようになったこと自体も嬉しいことでした。
参加するイベントはこちら

フェルムドフェスvol.11
2022/5/28(土)-  29(日)
10:00~1700(予定)
こもれび森のイバライド
茨城県稲敷市上君山2060-1

過去に何度もお世話になっているイベントです。
コロナ禍が続く中でも主催の家貨屋さんたちは、できる形でイベントを続けてきてくれました。
ご自身のお店を移転したり、新たなイベントを立ち上げられたり、ずっと頑張って下さった。
続けるって本当に大変ですごいことだから、コロナ禍になってイベントに応募すらできなくなったゴーシュをまた内定してくれるなんて、もう、感謝しかないのです。
この2年でゴーシュにも家族が増え、できるようになったことがたくさん増えました。
ゴーシュを飛び出て初めましてのみなさんにお会いできる、久しぶりの機会です。
そしてゴーシュも今年の夏で5周年。
何をしたら楽しいかなぁ、、、なんて想像膨らませつつ、まずは春に向かってレッツゴー!です!

土曜日オープン日

体験さんのご希望がある日は、営業日問わずゴーシュをオープンしています。
主に週末が多いので、不定期ではありますが、「今月の土曜日オープン日!」として都度お知らせしていくようにして参ります。
展示会があったり、出張があったり、イベント出店があったりと週末に予定が入ることがあるので、毎週土曜日オープン!とはできないのですが、ゴーシュから、「この土曜日オープンしますよー!」とお知らせできたら、なんとなく興味あるんだよな〜なんて方にもいらしていただけたりするのかな?なんて考えています。
相変わらずのんびりまったりなゴーシュではありますが、そもそも手織りは完成までの工程がちょっとだけ多かったりします。メンバーさんにタテ糸作りを初めてお伝えする時は、ほんとんどの方が「これ、覚えられるかな、、、」となります。僕も始めはそうでした。覚えられる気がしない、、、、ってなったんです。でも、僕がお世話になっていた工房も、ゆったり穏やかな空気が心地よく、自然とリラックスできる空間を作ってくれていたおかげで、いつの間にか手織りができるようになっていました。
ゴーシュもそんな風に、覚えようとしないでよくって、ただただ、自分のやってみたいことに楽しくチャレンジできるような、織りたいものを織っていたら、いつの間にか手織りが自分でできるようになっているような、そんな空間でありたいと思っています。
なので、このゆるやかで穏やかな空気はそのままに、色んなやりたいこと、織りたいイメージを持った方が集える場所にしていけるよう、仕組みを整えて行こうと思っています。
辛く悲しい出来事はいつまで経っても無くならないし、外の出来事にしちゃうことだってできなくはないのだけれど、どうしてもそうは思えないし、拳を突き上げ、声をあげるのも辛い。(デモをしている人たちも本当に辛いだろうなと思う)それでも心のうち思っているだけでは何も伝わらないし、伝えられないから、胸を張って手織りを続けようと思っています。手織りができる社会は、ひとつの平和の象徴になれるのではないだろうか。だから、手織りができる場所は無くしちゃいけないんじゃないかな。そんなことを考えています。

熱が出まして。

週末、久しぶりに熱を出してしまいました。
前夜、お風呂上がりと来客が重なり、上着を羽織ったものの、暖房の無い玄関で話し込んだのが不味っかったのだと思います。一時38.7まで熱が上がり、あれれこれれと、ずっとお布団に入りっぱなしの休日でした。幸い症状としては熱のほか、少し悪寒があったくらい。咳もほとんど出ませんでした。お粥と葛湯をいただき、湯たんぽ抱えて一晩寝て、翌朝になったら熱も下がっていました。
ですがですが、念の為病院に行き、検査もしてきました。
抗原検査、PCR検査共に陰性。家族や近い人たちにとっても心配をかけてしまいました。
普段通りの生活ができないことの辛さもあれば、うつしちゃうかも知れないから息子を抱けない!ということがこんなにも寂しい気持ちになるなんて。
陰性の結果が出て、抱けた時の安心感ったらなかったです。

しかしながら今回のことで、改めて思うことがあり厚生労働省にコロナ関連のことを問い合わせてみました。
今までSNSや新聞、ネットニュースで情報を得ていたのですが、そもそも直接聞いてみたらどうなんだろう?より自分自身納得できるんじゃなかろうか、との気持ちだったのですが、結果、聞いてみてよかった!ということばかりでした。
コールセンターの人って通り一辺倒のお返事ばかりだったりしちゃうのかな、と不安に思っていたら全然そんなことはなく、もちろんマニュアルはあると思うのですが、とても丁寧に答えてくださいましたし、考えをどこかに誘導する感じでもなく、厚労省として認識している情報をちゃんと伝えて質問者(今回は僕)に安心してほしい、という気持ちも伝わってくる感じでした。
省庁に問い合わせなんてしたことないので最初はドキドキしたのですが、何も気にしなくてよかったんだー、と思いました。
あと、検査には筑波病院に行ったのですが、結果を知らせてくれた内科の先生もとても素敵な先生でした。
やっぱりここでもマニュアルはあると思うのですが(僕もマニュアル必要だと思っています)、ご自身の言葉で伝えてくれている感じがしますし、「体調大丈夫ですか?お電話口の声はお元気そうですね!」と気遣ってくれたりしますし、なんか、やっぱり温度があるってすごい安心感に繋がるなー!って思いました。
本当にもう、健康って大切!(当たり前すぎる締め)
心身ともに健やかに過ごすためにも、ずっとサボってしまっている運動をまずはお散歩から再開しようと誓う週明けでしたとさ。

元メンバーさんに会えた

ゴーシュにはこれまで20名弱の会員さんがいらしていて、現在、在籍されているメンバーさんは10名に満たないほどです。
みなさんご自身のペースでゴーシュとお付き合いしてくださっていて、毎週のようにいらしてくださる方もいれば、その時々で月に1〜2回いらっしゃる方もいたりと、暮らしのペースによってほんとうにそれぞれです。
今年5周年を迎えるゴーシュですが、昨日とってもお久しぶりの方にお会いできました。
ゴーシュ始まって1年目で、まだまだ知られていないし、そもそも手織りをしたい人がつくばにどれだけいるのだろう?という時に、通ってくださっていたメンバーさんです。
今はもう退会されて、3年くらいお会いしていなかったでしょうか。
それからは年賀状のやりとりくらいでした。
風の噂で「〇〇さん、お引っ越しするそうですよ〜」と聞こえてはきていて、いつ頃なのかな、会えるタイミングはないかな、、、なんて思っていました。

そうしたら、昨日「ピンポーン」とインターホンが。
「Kです〜!」
聞き覚えのある軽やかなお声。
あらまあびっくり!
来週の引っ越し前に、ご挨拶に来てくださったのです。

3年前とは随分変わったゴーシュを見ていただき、
「こっちが入り口になったのねー!」
「こんなところに石並んでたっけ?」
「あ、ライトも変わった!」
「そういえばちょっとちょっと、お子さん産まれたんですって〜!?」
なんてなんて。

時間が経っても変わらないやりとりが本当に嬉しくって心地よくって。
こうして僕はこの人に(この人たちに)支えてもらっているんだ、と感慨深くなりました。
もともと通っていた場所に行かなくなって、時間も経ってしまうと、また行くのって結構勇気というか、気合いというか、理由や気持ちがないと行けないものだったりしますよね。
だから、今回のことは本当に本当に嬉しかったんです。
今もこうして関係が続いていると感じれたこと。
感じさせてもらえたこと。
改めて感謝でした。

ゴーシュは手織りのアトリエですが、やっぱり人とのコミュニケーションを何より大切にしていきたい。
オンラインにせざるを得ない状況も多々ありますが、それでも直接会って、その場で感じるオフラインの関係を、環境を大切にしたい。
その豊かさを伝えていきたい。
そう思いました。

アトリエが終わって、ひらくのお迎え行って、ご飯作ってお風呂入れて、色々終わって落ち着いて夜に書こうと思ったらどうにも眠くなってしまって次の日の朝に書いてます。今は2022年2月10日。つくばでも雪が降るかもって。
築40年のゴーシュはそこそこ底冷えします。
ストーブ焚いて、暖かくして、今日もトントンパッタンコ。

いつか、ゴーシュでお会いしましょう。



整理整頓

少しずつ、ホームページを更新し始めました。
ゴーシュを初めた時に整えて以来、ほんとにたまにブログを更新するくらいで、もっぱらメインはインスタグラムになってしまったのですが、なんてったってホームページ。HOME PAGE。 ホームな訳ですね。ログインいらずでどなたにも見ていただける。6年目を迎えたatelierゴーシュ。織りたい人に機会を、織りを続けたい人に情報や技術をシェアするべく、まずは「ゴーシュのこと」を整理整頓しています。
オープンしながら、織りたい方々の声にお応えする形で少しずつゴーシュでできること増やしてきました。

始めて織る方には”織りやすい黒のタテ糸”
体験を重ねて、違うタテ糸の色で織ってみたい方に向けて”カラータテ糸体験”
タテ糸作りの工程をやってみたい方に向けて”2日間体験”

子供が生まれてからは、「赤ちゃんがいるって予定が全く思い通りに進められない!」ことを感じ、”ようこそ赤ちゃん”をスタート。
(それぞれ詳しくは「ゴーシュのこと」をご覧ください)

2月からは、貸切体験の”貸切料”という考え方を無くしました。
もともと織機4台だけのタイニーなアトリエです。
ここ2年は、おひとりだけの予約で必然的に貸切になる、なんてこともしばしば。ならばいっそのことご希望募って、貸切という形でご利用いただけたら、よりリラックスして手織りを楽しんでいただけるのでは?と考えました。

貸切というとなんだか恐れ多い、、、という方もいらっしゃるかも知れませんので、体験ご予約の時に
”他の方も予約が入りそうだったら別の日にしますね”
とおっしゃってください。
そうしたら、僕の方から、
”では、その時間は〇〇さんたちだけのご利用にさせていただきますね”
とお伝えします。

手織りを通したコミュニケーションが生まれる場をゴーシュは作りたいと思っていますが、そこに不安があってはいけません。
どんな小さなことでも、気になることがあればどんどん聞かせていただきたいですし、言ってもらえるゴーシュでありたいと心がけています。

ゴーシュの姿勢

2020年にコロナがやってきて、ウイルス以上にたくさんの不安や不明なことが襲って来たように感じます。
何をしたらいいのか、してはいけないのか、この情報は正しいのか、間違っているのか、何を信じたらいいのか、たくさんの人が不安に駆られたでしょうし、僕も変わらずその中のひとりでした。
それでもゴーシュという場を閉めなかったのは、窓が多く開放的な場であること、不特定多数が集まる場所ではないこと、という空間状況もありますが、それより何より、「こんな状況でも手織りをすることで心安まる人がいる、手で布を織ること、手仕事には人の心を落ち着かせてくれる力がある」と信じていたからでした。
それでもお会いできなくなったメンバーさんはいますし、体験さんはパタっといらっしゃらなくなりました。
しかし、ゴーシュを心配してくださるメンバーさん、気持ちを寄せてくださる体験さんに支えられて、今もゴーシュは続いています。

2021年、少しずつ体験さんともお会いできるようになりました。
どんな方がいらしてくださるかと言えば、それはやはりみなさん、感染対策という気をつけることは当然気にしてくださいますし、穏やかでやさしい方々ばかりです。緊急事態宣言中は”対象地域からのご予約を受付中止”としていたのですが、それもご理解くださり、状況が落ち着いて来たのでようやく来れました、と待っていてくださったり。自分のことだけじゃなく、関わる周りの人たちのことも大切にしている、あたたかい方々でした。

そんな方々とのやりとりを重ねて、僕はもっともっと、ゴーシュに来たい、ゴーシュで織りたい、と思ってくださる方を信じなくちゃいけない、信じたい。
そう思いました。

2022年、落ち着くことのない状況、変化し続ける疫病。
臨機応変な気持ちは忘れず、自分たちの価値観、大切にしていることを大切にしたまま、進んでいこうと思います。
まん延防止、重点措置、緊急事態、、、、いろんな言葉が出ては収まってを繰り返していますが、ゴーシュは変わらず、火、水、木曜オープンを続けます。
地域を問わず、”ゴーシュで手織りをしたい”と思ってくださる方々とのコミュニケーションを続けたいです。

安心、安全とは何か。
そのひとつは、「明快であること」だと思っています。
言葉足らずは多いと思うのですが、恐れることなく少しずつ、記していきますね。

更新

お知らせを更新しました。
重い腰を上げてPCを開き、さて!としたのはずいぶん止まってしまった”お知らせ”の整理やこちらブログの更新、、、、、。
インスタグラムはオープン日の朝と夕方にアップしているのですが、どうにもHPはなかなか手を伸ばせず。。。でもでも、こうしてカテゴリーを作って表記しているのはやっぱり伝えたいことや知って欲しいことがあったり、はたまた書きたいだけのことがあったりしたわけで、それは今も無くなったわけではなくてですね、ならばやっぱりこうして書いて残していくべきなんだよなー、なんて新年明けて19日も経ってからようやくキーボードとにらめっこしています。
しかしながら、SNS全盛期にあってホームページ。しかもブログ。
更新が容易なのはやはりSNSなのですが、それ以上にホームページにはいいこと(やさしいこと)があるような気がしています。
やっぱり少しずつ、改めてゴーシュのことや暮らしのあれこれを記していきたいと思っています。
インスタから、どちらからかここまでたどっていらしてくれたあなた。
たまに気にかけて覗きにくてくださるあなた。
どうぞよろしくお願いいたします。


社会活動その2

“図書館スポンサーへの参加”とともに “えんとつ町のプペル・子どもギフト”というプロジェクトに参加しています。

https://salon.jp/child_gift

絵本作家の西野亮廣さんが描いた「えんとつ町のプペル」という物語は、空を見上げることを忘れた町に、星を信じる少年が星空を届けるお話です。夢を見ることを諦めないこと、夢に向かって進んでいいということ、信じ抜くこと、友達の大切さ、親の愛情、、、たくさんの大切なことが詰まっています。

えんとつ町のプペル、全文無料公開ページhttps://r25.jp/article/581356883170827173

こんな物語が子ども達の思い出の中にあったら素敵だな、と思ったことから子どもギフトへの参加を決めました。
ゴーシュの活動テーマのひとつに”循環すること”があるのですが、報告もその都度いただけますし、子どもたちの笑顔も見られます。
子どもたちの笑顔が増えれば親御さんたちの笑顔も増えますし、笑顔の大人たちが増えれば、職場に笑顔も増えるでしょうし、そうしたら自然とより良いサービスや、優しい機能が生まれることも増えるかもしれません。

本当に少しずつですが、やりたかったこと、形にしたかったことができるようになってきました。改めて皆さんに感謝!

もしまだ、プペルを読んだことがない方いらっしゃいましたら、この機会にぜひ読んでみてくださいね。

社会活動その1

ゴーシュは2021年度、つくば中央図書館の雑誌スポンサーとなっています。

図書館に来る方々に広告を通してゴーシュのことを知っていただけるのですが、それ以上に、”ゴーシュの売り上げの一部をつくばの教育に還元できる”ということに大きなメリットを感じています。

手織りを始めてから、社会活動に興味を持つようになりました。
その中のひとつに地域貢献があって、ゴーシュを始める時に、「ゴーシュでも何か地元の人たちに還元することができるようになれたらいいな」という気持ちがありました。そうして何ができるかな、と模索していたところに回覧板で目についた”図書館の雑誌スポンサー”制度。こんな仕組みがあったんだー!と膝を打ち、図書館に向かい、ふむふむとお話を伺い、手を挙げさせていただいたという流れとなっております。
原資はatelierゴーシュ基金から。(こちら改めてお知らせしますね)
ずっと織りに通い続けてくださるメンバーさんや、二度三度と織りに来て下さる体験さんのおかげで、こういった活動ができるようになってきました。
本当にありがとうございます。

オンラインの需要がますます増えて、暮らしになくてはならないものになりましたが、久しぶりに行った図書館は本当に気持ち良い場所でした。
新聞を広げるおじいちゃんや、勉強に勤しむ学生、絵本片手に目を輝かせる子どもたち。。。老若男女問わず色んな人たちがいて、たくさんの背景が感じられて、言葉は交わさずとも、そこにはちゃんと人と人との交流があるような気がしました。今になって、図書館ってすごい場所かもしれないぞ?!なんて気がし始めています。
つくば中央図書館があるつくば駅付近はお散歩にもちょうどいいロケーションだったりしますし、この機会に皆さんも図書館含めつくば駅周辺散策、してみてくださいね。