-手織りとの暮らしを始めるまで- 2019.01.18 -糸、売ってます。- ミシン糸や刺繍糸しか見たことのなかった僕は、いわゆる工業用の糸、のようなサインも相まって気の向くままにそのお店へ足を運びます。 吉祥寺の商店街に面したマンションの3階。 表からは見えないそのロケーションも心を踊らせる。 少し空いたドアから漏れる光に導かれて入ったそこで目に飛び込んできたのは、糸より先に織機でした。 そこは糸屋さんではなく、手織工房だったのです。 そこで、手織りのこと、糸のこと、表現に対する考え方のこと、色々と話を聞き、一気に好奇心に火がついた僕は、日を改めて手織り体験に向かったのでした。 その後、織ってみたら気がつくこと、感じること、初めて知ること、多々、多々。 一番に感じたことといえば、「手織りってこんなに自由なものだったの!?」ということでしょうか。 なんとなーく思っていた「手織りってこんなもの」というイメージ(思い込み)がどんどん無くなっていき、その面白さと可能性にのめり込んで行きました。 もともと服好きだった僕は、自分が織ったマフラーを巻いているだけで、なんだか特別な自分になれたような気がして、それこそ、誰にもできない自分だけのファッションを見つけられたような気がして、とても嬉しかったのです。 その後は、時間があれば体験に足繁く通い、1~2年くらい、好き勝手に、織りたいように織っていました。 僕が体験で織るとなりでは、会員さんがタテ糸作りからオリジナルの作品を製作していましたが、「そんな細かい作業無理無理!」なんて思いながら、わさわさ、もじゃもじゃ、時にちまちま、織っていました。 そうして転機がやってきます。 キャンディ屋さんでの仕事を辞めることになりました。 オーナーとの確執、というと聞こえは悪いですが、どうにも僕の我が強すぎたのです。その後、オーナーとは街で会っても話をしますし、わだかまりは無いのですが、その当時の僕は、全然ダメで。。。 兎にも角にも、次のステージへ進まねば。 この道が無いのだから、違う道を歩かなくっちゃ。 そこで浮かんできたのが、手織りの世界でした。 織れば織るほどのめり込んでいく手織りの表現、工程。 タテ糸作りから自分でできるようになれば、どんなものが織れるのだろう。 そんな気持ちのまま、手織工房の会員になってやってみようと改めて門を叩きました。 そうすると、思いがけない言葉が聞こえてきたのです。 「うちのスタッフになってみない?」 つづく。
– 20代、手織りと出会うまで – 2019.01.14 1月14日、成人の日ですね。 当時、「成人式にはちょんまげ袴で出るんだ!」と息巻いていた僕は、古着好きもあいまって全力で髪を伸ばし、それこそ、襟足が肩甲骨に届くくらいまで伸びていたころもありました。 ごそごそしてみたらあの頃の画像が出てきたのでちらり。 ちょうどハタチの頃、吉祥寺はハモニカ横丁に足を踏み入れ始めた時です。 ちなみに今はこれ。 農家のおじさん? いやいや気を取り直して、当時は花火大会でもないのに浴衣を着ては街中を歩いてワクワクしていましてた。 僕は自他共に認める服好き、いわゆるファッション野郎だったんですね。 一般大学には行ったものの、時間があれば原宿、渋谷、青山、代官山、下北沢、高円寺、時に町田、帰郷の途中下車で柏とか、服屋があるところ所構わず行けそうな街には足を運んでいました。 毎日違うコーディネートじゃなくちゃ気が済まないし、スタイリングを考えることが楽しくってしょうがなかったです。 バンドマンに憧れて、パンクロックよろしくライブに行きまくり、ベースを弾いてバンドの真似事をしていた時期もありました。 それでも仕事として従事したのはもっぱら飲食業ばかり。 料理好きの兄と都内で二人暮らしをしていた時に、料理の楽しさ、飲み歩きの面白さを教えてもらい(教え込まれ?)始めての就職先はラーメン屋さんでした。 7時から22時半まで働き、それから仲間と飲みに行って始発で帰り、2~3時間寝てから仕事へ行く、なんて日もよくありました。 若かったなー。 そんな生活の中でも、パンツを自分で染め直したり、穴が空いたら刺繍糸でステッチ入れて直したり、古着屋巡りを続けたり、、、手を動かしながら、服に近い時間も変わらずありました。 その後、キャンディの輝きに心奪われハンドメイドキャンディーショップへ入店。 たまたまつけたテレビから流れてきたのはちい散歩。 地井さんが街を歩きながらふと入ったそのお店では、液体のキャンディが色付けされて練られ、形がどんどん変わって最後はキラキラ輝くキャンディになるまでの一部始終が目の前で繰り広げられていました。 「温かいキャンディのご試食どうぞ〜」なんて、練り上げたばかりのキャンディをびよーんて伸ばして切って試食であげてたり。 これだこれだ! 僕のやりたかったのはこれだ! この仕事には飲食業の楽しさと物作りの楽しさと、両方があるじゃないか! そう思ったらやってみなきゃ気が済まないのは、亥年生まれのB型だから。 スタッフ募集もしていないのに、電話をかけたり、履歴書送ったり、はたまたそのお店のオーナーが海外で修行してきたことを知ったら現地のそのお店まで行ってみて、また働きたいってお手紙書いてみたり。 若かったなー。 今さらながら、結構迷惑かけていたと思います、、、、。 改めて、お騒がせいたしました。。。 そうしてどうにかこうにか入店し、キャンディ職人への道をまっしぐらに突き進んでいた20代中盤。 とある休日、相変わらず大好きな吉祥寺の街中を歩いていた時に見つけた看板の文字に惹かれ、とあるマンションの一室に飛び込んでいきました。 — 糸、売ってます。— つづく。
インドのこと- 食 2019.01.10 インドについて、人の次に思い出すのは「食」です。 初インドの方は誰もがそうであるように?僕たちも食あたりには気をつけていて、水は必ずペットボトル、食べ物も火が通っている物、を徹底していました。 していました。 していました。。。。。 しかし、恐る恐るでも一度手を出してみて、大丈夫、あら、美味しい!となったが最後、道端に屋台を見つけ、そこに見慣れぬ食べ物があれば手を出し、市場の色鮮やかな野菜たちをみては食べてみたい、、、とヨダレを垂らし、バナナは大きな房ごと買いたい衝動にかられたり、と、思いっきり食を楽しんできました。 とは言っても不思議なもので、食べまくりをした、というより、気になる物にはどんどん手を出していたのですが、一日で食べる総量としては日本で食べるよりも少なかった気がしています。 スパイスがしっかりしているから?か、腹持ちがとっても良くって、朝ごはんにサモサひとつ食べたらお昼までぜーんぜんお腹空かないですし、ちっちゃなスープと付け合わせのじゃがいも潰して揚げた不思議な物も、お腹にしっかり溜まってくれるし、本当に量食べなくても満足感のある食べ物が多い印象でした。 あと、インドはカレーおかわり自由との情報を聞いていたのですが、本当でした。 しかも、カレーだけじゃなく、付け合わせ?も。 しかも、一食15ルピー(日本円で25円くらい)とかの屋台でそうだったので、なおさらびっくり。 一緒に食べてたおじさんたちが、さも当たり前に食べているお皿をお店の人に出して、「も少しちょうだい」ってな具合です。 なんなら隣のあんたもどうだ?くらいにお店の人も勧めてくれます。 そして無言でもぐもぐ立ち食いカレー。 THE インド。 これがとっても美味しくって、作っているおっちゃんが渋くてカッコ良くって、4泊5日中3日通いました。(インスタで作っている所の動画アップしたやつです。) あちらこちらの道ばたでこんな感じで揚げまくってます。 しかも油の質がいいのか、どこで食べたものも全然お腹がもたれませんでした。 おかわり自由を体感したのはこちら。 カレー(もはやスープ)がさらっとしていて、しっかりスパイスきいていて、薄味なのに食べてる感どっしり!みたいな感じでした。 ローカルたちに混ざって食べる楽しさったらもう!です。 市場の一角。 見たことありまくるバナナでもインドで食べたら違う味がするのかしら、、、と興味津々でしたが、ここは冷静になってやめときました。 一本だけちょうだいって言ってみればよかったかなー。 この盛り付けはなんかすげー!っなって頼んでみると 繊細に勢い良く盛り付けてくれました。 こちらも薄味の豆カレーだったかな。 この量でもやっぱり腹持ちとってもよい。 レストランにも行きました。 いわゆるインドレストランですが、さすがこういう所は品がある感じの味になっています。これはこれで間違いない美味しさ! あとは素焼きのテラコッタ(器)で出してくれるラッシー屋さんに行ったり(その器が使い捨てだからビビる)、立ち寄るお店の先々でチャイ出してくれたり、ほんと行き当たりばったりな食事情も大満足の旅でした。
ゴーシュの手織りについて 2019.01.05 あけましておめでとうございます。 年が明けて3日もすれば、今時空いていないお店の方が珍しくなってきた昨今ですが、ゴーシュのオープンは7日(月)からとなっています。 じっくり、しっかり、お休みをいただきました。 ジュコさんの実家で新たな家族と食卓を囲んだり、酒寄家の兄弟家族にゴーシュに来てもらって新年会をしたり。 同じ釜の飯を食う、ということはやっぱりいいものだなぁと感じました。 そうして、2019年。 より、ゴーシュのことをみなさんに知っていただくために、手織りがもっともっと、身近なものだと伝えられるように、改めてゴーシュについて、お知らせしていこうと考えています。 そこでまずは、ゴーシュで伝えている手織りについてお知らせしていきますね。 ゴーシュでは「織りたい」と思う人が誰でも「織りたいものを織れるように」、 「織ってみたい」と思う人が誰でも手織りを身近なものだと感じてもらえるように、「◯◯織り」と名前をつけていません。 そして、無地を織りたい人は思っている無地が織れるように、チェックを織りたいと思っている人は、思っているチェックが織ることができるようになってもらえたら嬉しいです。 ゴーシュは、そのためのお手伝いをする場でありたいと思っています。 カリキュラムを設けていないことも、同じ理由からとなっています。 カリキュラムがあれば、ひとまず通り一片の技術や知識は手にできるでしょう。 でも、本当にそこに物作りの喜びはあるのでしょうか。 家の女性たちが家族を想い、布を織り、服を仕立てていたあの頃には、やらなければいけなかった家事である以上に、家族の命を守るモノ(服、布)を作っているというかけがえのない愛情がそこにはあったはずです。 それと同じように想いを込めて、、、とまでは言いませんが、やっぱり僕は、織りたい人に、織りたいモノを織ってもらいたいです。 あと、カリキュラムがなくても織ることができるようになるという、手織りの気軽さも感じていただきたいです。 現に、僕もカリキュラムがない中で手織りを学び、今に至っています。 もちろん、織りたいものを織ることができるようになるには、時に順序だててお伝えした方がよりイメージ通りに織れるようになる場合もあります。 急がば回れ、というやつですね。 そういった時は、そのことをお伝えした上で、それでも、「今、織ってみたい!」という気持ちがあるのならば、チャレンジしてもらいたいと思います。 それで、もしタテ糸作りに時間がかかりすぎて大変になってしまったり、知識や経験がないために思ったようにならなくて、楽しく織れなくなってしまった場合は、そこからどうしたら楽しく織ることができるようになるか、必要以上の時間がかからないで織ることができるようになるか、できる限りサポートしていきたいです。 急がば回れ、と言いましたが、「やりたい時にやりたいことをやる、やってみる」こと以上にポジティブなことはないと思っています。 そこは、恐れずどんどんチャレンジできる場としてゴーシュはありたいです。 織りたいもの、形が明確にある方には、もしかしたらカリキュラムが必要な場合があるかもしれません。 そんな方はぜひご相談くださいね。 現時点、僕がお伝えできることすべてで、対応していきたいと思っています。 「織りたいものが織れる場所」として、今年もゴーシュはじっくりしっかり進んでいきます! 追伸 僕がこれまでどんな作品を織ってきたかを、tsutaeのHPよりworksからご覧いただけます。 最近の作品はinstagramのtsuyoshisakayoriでアップしています。
インドのこと-ジャイプール初日 2018.12.24 インドの思い出としてまっさきに浮かんでくるのは、「人のエネルギー」です。 手仕事のことや、街のことや、もちろん色々とあるのですが、やっぱり第一印象が強かったからか、どうしても思い浮かぶのは人のことでした。 もうそれは、本当に、人、人、人なのです。 インドでの滞在先であるジャイプールに着いたのは現地時間で6:30頃。 事前にお願いしておいた送迎の方ともトラブルなく合流できて、ひとまずホテルにチェックイン。 日が昇るまで一息ついて、目が覚めたら行動開始。 まずは徒歩で色々ゆっくり見てみよう、とホテルから市街地まで地図を片手に進みます。 そうして通りに出るやいなやクラクションの洪水!とでも言いたくなるような音のシャワー。 みんなとりあえず鳴らしているの?!と感じるほどのあちらこちらでクラクション。 ププー!ププー! 日本では考えられません。 ・・・・・。 うるさい。。。。 ・・・・・。 これが当たり前の日常ならなんかすごいぞ、しんどくないか?! そうしててくてく歩いていると、ストリートチルドレンが近付いてくる。 何か食べるものが欲しいみたい。 でも、僕たちは何も持っていなくて、ごめんねと繰り返す。 歩道を進むと、側道地面のあちらこちらにげんこつくらいのサイズの穴がたくさん。 じっと見ていると、その穴から穴から大きなネズミが出てきます。 よく見たらいたるところにネズミがたくさん。 さながらネズミのコロニー?! 木の上からはリスが軽やかに走り回る姿が見えます。 ワンコは穏やかな顔して、のんびーりお昼寝タイム。 歩いている最中にも、路上からはオートリクシャー(トゥクトゥクみたいなの)のおっちゃん達が「こいつら乗るかな?!」みたいな顔でじっと見てたり、こっちにどんどん寄ってきたり。 「近付いてくる人は大概なにかしら怪しいらから気をつけて」みたいなことをネットや本で見知っていたから、完全にノーサンキュー、ウィーワントゥーウォーク!といってセイグッバイ。 ふっかけられてもボラれてもやだしなーとバリヤー張りつつ、市街地にどうにか到着。 歩道も車道も関係ないように行き交う人たち、車たち。 最初の1時間はあっけにとられていたけれど、慣れてきたら眠っていた僕のワクワク心が目を覚ましてくるのを感じ初めた、そんなジャイプール1日目でした。
冬期営業のお知らせ 2018.12.21 おかげさまでtsutaeの展示会も今期の予定を全て終え、ゴーシュのイベント出店も終わりました。改めて、いろんな立場で関わってくれたみなさんのおかげさまだと感じています。今年も本当にありがとうございました。 色々と落ち着いてきたところで、インドへの旅のことを書き留めておきたいのですが、その前に大切なお知らせをいたしますね。 「ゴーシュではこの冬、営業日をぐぐいっと増やします」 いつもは月曜から水曜までの週3日営業だったのが、2月28日までは日曜日以外すべて営業日となります。 そして、一日手織り体験でできることが増えます! というのも、ゴーシュ始まって2年目になると、2回、3回と体験に来てくださる方がちらりほらりといらっしゃいます。(ありがとうございます。) イベントに出店すると、インスタ見てます〜とお声がけくださる方もいらっしゃいます。(とっても嬉しい!) そして、お話してみると少しずつこんな声が聞こえてきました。 「行きたいんだけど、営業日以外はなかなかお願いしずらくってね、、、。」 そうなのです。 ゴーシュは営業日以外でも、2名さま以上でしたらアトリエオープンしますので気軽にお申し出くださいね〜とお伝えしているのですが、そもそも営業日以外に体験希望することが結構なハードルだったのです。 織ってみたい!と思ってくれていたみなさん、ごめんなさい。 できるだけウエルカムな気持ちを出していたつもりですが、むしろ営業日以外でもお気軽に〜と言っていたことで、ないところにハードルを作ってしまっていました。 なので、その自分で作ったハードルを自分で取っ払っいます! 2月28日まで、週末の金曜土曜含め、週6日営業日としますね。 もちろん、この間お一人さまでも体験受付可能となりますので、今度こそ?お気軽に手織り体験してみてください。 寒い時期ですので、織ったマフラーをすぐ日常で巻くことができます。 巻いてもらいたいです。 ひとまず、冬の時期にお試しで週6日営業のお知らせです。 そしてそして。 「カラータテ糸で体験ができるようになります」 これまでの手織り体験は黒いタテ糸で織っていただいていました。 黒は他の色を吸収してくれるので、手織りの体験がなくても、色の知識がなくても、なんとなく好きなように選んだ糸を織るだけで、選んだ糸がそのまましっかり表情として現れてくれる、織りやすい色なんです。 逆に例えば、白いタテ糸だとすると、白は膨張色なので、黄色の糸を選んでもなんだかぼやっとしてしまって、選んだままの黄色に見えなかったりするのです。 なので、体験では誰でも織りやすい黒の糸で織っていただいています。 しかし。 しかしです。 織れば織るほど色んなことをしてみたくなるのが物作り好きの性ってものです。 黒以外のタテ糸でも織ってみたくなるものです。 なので、カラーのタテ糸でも体験できるようにしました! パチパチパチ。 いや、してあげたみたいになってますが、色んな色で織ってみる楽しさも感じてもらいたい!と思ったのです。 白いタテ糸で織ると、どんな風に見え方が変わるのか。 織っているときの感じ方が変わるのか。 自分の感覚の変化も面白いですし、赤いタテ糸にすれば、シックなコートにパッと映える真っ赤なマフラーだって織ることができます。 できることが増える、選択肢が増えるってやっぱり楽しいことだから、楽しいことをゴーシュではしてもらいたいなーと、思いました。 ご予約の際に、希望の色をお伝えくださいね。 スタッフがカラーのタテ糸を準備してお待ちしております。 不器用だっていいんです。 織りたい気持ちだったり、織ってみたいってだけの気持ちでも、あればもう半分は織れているようなものです。 それくらい、手織りは日常的なものだと思っています。 気持ちひとつで、ゴーシュのドアをノックしてみてくださいね。 ご予約、お問い合わせはこちらから ➡️ ☆☆☆
インド、行ってきました。 2018.12.04 インド、いやー楽しかったです。 そして、とても価値観の揺さぶられる国でした。 色々と書きておきたいこと、山盛り。 展示会がまだあるにも関わらず、行った甲斐がありました。 このタイミングで行けて良かったとも感じています。 しかしながら、そう、展示会がまだあるのです。 12月8日(土)〜14日(金)大阪での展示会で今期tsutaeの展示会が大団円を迎えます。 金曜の夜にバスで大阪へ向かい、土日と会場で手織りデモンストレーションしてきます。 展示会の準備、まだまだ終わっておりません。。。 ひとまず、インスタにアップしていない画像たちを載せてみます。 展示会、頑張ります! —- 街中には大きな木がいっぱい ジャイプールの旧市街はピンクシティというそうな。 ピンクばかりかどうかはさておいて、建物のカクカク具合がかわいいです。 そして、アンテナが多いことは撮影した後に気がつきました。 足場板は全部バンブー。 竹。 いたるところに、何年前の手仕事だろう、、、という存在がある。 ワンコたちもまた、いたるところにいるのですが、9割くらいの確率でみんな寝てます。そしてとても無防備。 ホテルはちょっといいところに泊まりました。 旅先でどんな環境で眠るかって、体力はもちろん、精神衛生にもかなり重要なんですね。
インド行ってきます。 2018.11.24 ゴーシュは26日(月)〜28日(水)の3日間お休みをいただきインドへ行ってきます。一度は行ってみたかったインド。酒寄さんは行ったらいいよ〜。むしろ行ってないの?何て言われ続けてきましたが、ようやく機会に恵まれました。 スケジュールもあまりしっかり決めすぎず、現地で心が動いた場所に向かったり、時間をしっかり使ったり、インドの空気を全身で吸い込んで来ようと思います。 話は変わって、渡印前にゴーシュの垣根を綺麗にしました。 いや、していただきました。 これまでは自分でちょきちょきしていたのですが、なかなか手が回らずどんどん大きくなっていった垣根たち。 ここはひとつ、プロの方にお願いして、手際を学んでみようと思いました。 一緒に僕は庭木の剪定をしていたのですが、みなさんを見ていると道具の使い方、持ち方から違くって、ふむふむなるほどとうなずくばかりでした。剪定で気をつけるポイントなども教えていただきましたよ。 剪定も自分の暮らすお庭のことだから自分でやりたい!ってばかり思っていましたが、一度お願いしてみるのもいいものですね。 シルバー人材センターのみなさん、ありがとうございました! そして、お庭の柿も収穫。 この柿たちが全部渋いだなんて。 渋いならせめて、渋柿みたいな細長い形でいておくれよ。。。 渋柿仕込んで、インド行ってきます! ———- ※12月の手織り体験について まだ、お席に余裕がありますので、ご希望の日程を「お問い合わせ」よりお知らせください。 帰国後12月3日(月)より順番にお返事させて頂きます。
メンバーさんからのお裾分け 2018.11.22 ゴーシュには色々な方が織りに来てくださるのですが、みなさんに共通点があるとしたら「日々の暮らしを楽しもう」という気持ちが溢れている方々なのだなぁ、と感じます。 そんなメンバーさんの一人が自家製干し柿をお裾分けしてくれました。 こちら、お宅のベランダに干していたそうです。 そして、お洗濯ものをする時にお腹が空いていたら、ちょいっとつまんでパクリと食べたりしているそうです。 そんな微笑ましい日常と共にやってきた干し柿の美味しさといったら。 どんな笑顔もしかめっ面にさせてしまうような渋柿が、干しているだけでこーんなに甘く美味しくなってしまう。 お陽さまと風の力はすごいですね。 ゴーシュのお庭になっている柿もびっくりするくらい渋かったのですが、こんなに楽しい時間を連れて来てくれるなら、僕も干し柿作ってみたくなりました。 (ちなみに柿酢はすでに仕込んでいます。こちらのレポも後でしますね。) パクリと食べたらむにゅむにゅと種が面白く出てきたのでパシャり。 食欲の秋を楽しんでいます。
2018.11.15 「今日の布、今日の靴」 おかげさまで無事に終えることができました。 会場となったShingoster LIVINGさん。 これまで重ねて来た年月を感じる時間ばかりでした。 物が溢れる今の時代において、本当に必要な物は何か。 必要な事は何か。 「自分にできる事をやるんじゃなくって、自分がやりたい事をやろうよ!」 オーナー夫妻の信吾さん、ようこさんと話していると、そんな気持ちが伝わってきます。 そして、その言葉は僕たちの背中をしっかりと支えてくれ、そして、隣で一緒に走ってくれているようです。 在廊の時間で出会えたお客様方からも、多くのお気持ちをいただきました。 手織りをする意味を抱きしめながら、これからも織っていきたいと思います。 17日(土)からは吉祥寺で個展です。 25日(日)の会期を終えたら、インドへ行ってきます。 帰ってきて、12月に大阪で個展を行い、今年の作家活動はひと段落。 そうしたらゴーシュのこれからの事も、ひとつひとつお知らせしてまいります。 2年目から3年目へ向かう準備を進めていますよ。 お楽しみにしていてくださいね。