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庭木の剪定

ゴーシュには20本以上の庭木があります。シンボルツリーのヤマモモをはじめ、ツバキ、クスノキ、キンモクセイ、ツツジ、シャリンバイ、アジサイ、ビワ、ユズ、グミ、チンチョウゲ、カキ、オチャノキ、センリョウ、ユキヤナギ、、、、、。1年目は手が空いた時に少しずつ一人で剪定していましたが、6年目の今となってはそうもいかず、年に一度、シルバー人材センターの方々と一緒に剪定をしています。
お願いできるところと、自分で手を入れたいところと色々なのですが、特に背の高い樹木はやり甲斐も大きく、できるだけ自分でしたく。特にヤマモモは枝振りもよく、とても登りやすいので、年甲斐もなくワクワクしながら作業しています。高さも4m以上はあるでしょうか。登って小枝を落としてまた降りて、全体のバランスを見ながら進めていきます。横にも広がっていく樹形なので、広がりすぎず、穴が空いたりしないようにイメージしながら手を入れてくのですが、初めての時はまったくうまくいかなくて大変でした。混み合った枝をどんどん落としてスッキリしていく気持ちよさのままに進み、終わってみたらなんだか違和感のある樹形。あぁそうか、切りすぎてしまったんだな、、、、というのはゴーシュがスタートして1度目の剪定でした。その後回を重ねるごとに要領も見えてきて、全体を目視確認する回数もずいぶん減って、頭の中で離れたところからのイメージが多少つくようになってきました。そうしてある程度スムーズにできるようになって、シルバーの方々にも「にいちゃん、上手だな〜!転職してこっちの仕事したらいいよ〜」なんて誉めてもらえると、それはもう嬉しいもので。大きな木の剪定は、立体造形を製作しているような、舞台の大道具さんや美術さん?になったような気持ちになっていて、もはや自分なりの変なこだわりみたいなものを出しながら楽しく作業しているのですが、それを認めてもらえたと言いますか、本業の方々が見てもそれなりにできているんだな〜とちょっとした達成感を得たりしています。あと、一番上まで登るとそれなりの高さになるため、足を滑らせ落ちたりするともちろん大怪我。その普段身近にない緊張感も程よく集中力を高めてくれるのかもしれません。兎にも角にも、少しずつ手を入れ整え、ゴーシュにいらっしゃる皆さんの目を潤せるくらいのお庭になってきたような気がしています。ビワの実も少しずつ色づいてきました。6月中旬頃にはプラムも赤くなっているかな。どうかな。織ることはもちろんなのですが、それ以外の空間も楽しんでいただけたらと思っています。

バトルスタディーズ36巻

僕はこう見えて中学、高校は野球をしていました。
ばっちこーい!と大声張り上げてましたし、テスト期間中以外は土日祝日も朝から晩まで練習ばかりでどっぷり浸かっていました。
というとびっくりされることが多いのですが、これは本当で、高校でも野球をやると決まったら、野球好きの父に連れられて東京の”isono(いその)”というメーカーのショールームみたいなところに連れられて、「社会人やプロはここの使ってる人が多いんだ!」と道具を揃えてもらったり、小学生の頃は新聞紙を溶かして糊とガムテープで固めてボール作って、トスバッティングして遊んだりしてました。
そこで表題のバトルスタディーズなのですが、著者の”なきぼくろ”さんは元PL学園(野球の超名門校)でレギュラーで甲子園行った経験の持ち主。そのなきぼくろさんの経験を元にしつつ描かれた高校野球漫画なのです。曲がりなりにも高校野球をしていた身としては、とてもとても面白く、たまらない気持ちになったりして読んでいます。週刊モーニングで連載していて8年目。高校野球をしていない人たちにも受け入れられ、楽しまれているのだと思います。それもそのはずで、キャラクターが魅力的で、人物の内面描写がエグいのです。(作中によく”エグい”という表現が出てくる。すごいの意味と解釈しています)高校生という多感な時期、私立の高校で寮生活の野球漬けという特殊な環境。そこで生まれる様々な感情と人間関係、仲間、家族とのやりとり。野球というスポーツのゲーム性、エンタメ性の高さも伝わってきますし、特に最新36巻はすごい。さっくり伝えますと、主人公たちが3年生になって最後の夏、新入生で能力めちゃ高い子が入ってきました。しかしその子が闇を抱えた問題児。夏の大会前に問題を起こしてしまいます。その出来事に対する先輩たちの寄り添い方がたまらない。そして描写の仕方。絵がある漫画なのですが、行間があるっていうのかな、余白があるっていうのかな、寄り添っているんだけどすべてを包み込むわけでなく、読み手にも考えさせてくれる感じがまた心地よく。読み応えありすぎて、ゲットして2日で5回読んでしまいました。漫画は絵の好みもあると思うのですが、頭の片隅に置いておいていただいてですね、もしどこかで目に入ることがあったら手を伸ばしてみてくださいね。「バトルスタディーズ」。とても素敵な物語の漫画です。

健康管理

いきなりですが、今年の1月に40歳になりました。
歳を重ねるごとに変わることといえば、年齢はもちろん、食べ物の好みや家族環境、暮らす場所、やりたいこと、仕事のステージ、人間関係、色々あるのですが、この1〜2年でぐいっと明確に変わったなー!と感じていることが”健康のこと”。昨年人生ではじめて肺炎になったんです。ちょうど1年前くらい。熱はないのに咳が出る。風邪の引きはじめのような、そうでもないような倦怠感。シャキッとしないな〜と思い軽く運動してみても変わらない違和感。そんな日々が数日続いたある日。咳と共に痰が出て、そこに血が混ざっていました。
「え、これまずい状態?!」
その日の夕方には階段登るのも少し重いものを持つにも息が苦しく、胸が刺されるような、ぎゅーっと掴まれるような痛み。呼吸が浅く、息ができなくなるような、、、、とにかく苦しい。息も絶え絶え#8000に電話。急いで医者に行ってくださと言われる。そのあしで夕方から受診できる呼吸器科へ、、、。
なんてことを経験したのですが、それ以来?ぐいっと身体がよわっちくなったと言いますか、外的要因(気温の急激な変化とか)の影響を敏感に受けるようになった気がしています。
これまでは「あれ、風邪かなぁ」と思ったら、その日のうちに生姜湯飲んで、熱めのお風呂に入って、身体を冷やさないようにして早めに寝て、、、で次の日には持ち直していたのですが、今はそうもいきません。体調崩しても1日しっかり休めば治っていたのに、2~3日は寝ていないと復活できなくなりました。いやー!書いていても少し気が滅入る内容ですね!読んでくれている方、ごめんなさい。でもでも、こうした自分の変化に敏感になったってことは、自分の身体を今までよりもっと感じられているということだから、案外悪くないなぁと思っています。気力、体力で乗り切れていた時期から日々の暮らし方が直接的に身体に影響するようになってきたということですから、毎日のことにより意識を置くようになりました。朝起きたらまず一口めは必ず白湯を飲んでいますし、眠る時間もなるべく波がないように、”規則正しい”ということを気持ちの根っこに置くようになりました。なかなかそうもいかないこともあるのですが、気持ちに置くだけで日々の選択のちょっとした指針になるので、毎日できなくても”していなかったことが少しできるようになった”という前進の気持ちがあります。身体の地力が少しずつ下がっていったことを知るように、それを持ち直してより良い方向(日々の暮らし方)にしていくことも、いきなり変える!ではなく、少しずつグラデーションで変えていければいいなぁと。
そんなこんなで、体力作りも仕事のうち!と、今年は意識的に歩くようにしています。スーパーの買い出しも車で行ってまとめてするのではなく、歩いて行ってその日必要な分だけをゲットする。とか。そうすると頻繁にスーパーにいく必要ができてくるから、結果歩かなくちゃいけなくなるようになって一石二鳥かな?とか。絶対しなくちゃいけないこと(買い出し)とした方がいいこと(運動)を合わせるイメージです。みなさんどうでしょう?日々の健康管理ってどうしていますか?今度ゴーシュで聞かせてください。

仕立て

ゴーシュで仕立てをしているI(アイ)さん。ご自身で織った布と、”こんな形に仕立てたい”という自分の好きな服を持ってきて、この布でこの服を作るにはどうしたらいいかなーと、まずは一緒ににらめっこ。布の幅も違ければ長さも違う2枚の布と、規制の布で作られた服を見比べて、さあ、どうしましょう。まったく同じにはできないけれど、形が気に入っていて、でも布の厚さも違うから同じシルエットが出るのかどうか、布はなるべく切りたくないし。
作るものを事前に決めて、デザインしながら織っていけば、こんな時間はありません。
初めに設計をしっかりすれば、あとはその通りに進むだけ。仕立ての時間もスムーズに進むでしょう。
でも、アイさんはスムーズに仕立てたいわけでも、早く仕上げたいわけでもなくって、織って作る時間を好きに楽しみたいんだなー!ということがビシビシ伝わってくる作り方をします。
もう、やわらかくって、寛容で、見ていて気持ちがいいくらい目の前の布と形に順応して行くのです。
こうの形にしたいけど、そうするとここを切らなくちゃいけないから、でもなるべく切りたくないからじゃあこうしよう!こうしたら形はどうかな?あ、いいかも!いい気がする!そんな感じでどんどん決めていきます。自由に作るっていいなぁ!って感じ。あぁ、この感じ、僕も知っていたなぁ。と、吉祥寺で織り、仕立てていた頃のことを思い出すようでした。
今の僕といえば、あの頃と比べて随分違う感覚で織りをしています。もう、100%感覚だけで織っているなんてことはありません。でも、思いつきに委ねてどんどん変わる織りを楽しんでいたあの頃と、デザインもしながら感覚的な要素を織り込んでいる今の織りと、どちらも楽しいと思って織っています。手仕事系のお教室では生徒さんの作風が先生の作品に似てきたりすることがよくあると聞きます。
でもこれまでのゴーシュではそんな方は現れず、むしろみなさんご自身の織りたいように織りたいものを織っていってくださいます。僕みたいに織りたい!って方が現れたらそれはそれで嬉しいのかもしれないけれど、今みたいに一人一人が違うものを好きなように織ってくれている状況が最高だなぁ!と思ったりしています。織りにも仕立てにも一種の”型”はありますが、自分や家族のためのものづくりなら、その”型”はそんなに気にしなくっていいと思います。だから、自由に仕立てるってことが輝いて見えるんでしょうね。何も決めずにひたすら楽しんで織って、仕立てをしたくなったらその時に考える。
この布でどんなものが作れるかな。どう作れるかな。自分で考えて仕立てたものは、言葉以上に特別な一枚になってくれますよね。完成が楽しみです。

こばやしゆふさん

毎日、織ったり庭仕事したり、新聞や本を読んだり、車を乗ったりしながら今日はあれを書こう、これを書こう!と思い付いてはあっという間に時間が過ぎて、わわわ、もうお迎えの時間だ!その前に晩御飯の準備しておかないと!って時間になってしまい、毎日更新したいという気持ちばかりがあって、実現はなかなか難しいわけです。それでも去年までに比べたら、こうして週の初めに書けているし、1週間は空いていなし、まぁ悪くなんじゃない?なんて小さなご褒美(やさしい言葉)を自分で自分にあげたりしています。余談ですが、とあるコーヒーショップのスタッフ募集にこんな一文がありました。
「自分で自分の機嫌を取れる人。不機嫌な人とは仕事したくないですものね。」
うーん、深い!
僕も自分で自分をご機嫌にするべく、適度な負荷をかけつつ、時に甘やかしたり褒めちぎったりしています。
さて、今日は思い立ってお昼から都内に行ってきました。青山で行われている”こばやしゆふ”さんという方の個展が目的だったのですが、それはそれはすごかったです。芸術家に説明責任はない、というのは大竹伸朗さんの言葉ですが、それを思い出すほどのエネルギーが満ち溢れていて、見ているだけでワクワクしたり、心がほわ〜っとなったりするのです。抽象画なのですが、「このモチーフやイメージはなんですか?」と聞かずとも何かしら(本当に何かしら)を感じて満足しちゃう、というか、すげーなー!という気持ちよさ?!が先に立って嬉しくなるというか。ご本人はとってもチャーミングな方だそう。それを聞いてますます納得の作品達でした。
表現をすることって、本当に素晴らしくって尊い。今回は絵や陶器の展示でしたが、音楽や詩、朗読、演技、ダンス、スポーツ、、、、、いろんなステージに上がる表現はもちろん、日常生活の中にあるやりとりのひとつひとつもその人自身を表現してますよね。(これについては改めていつか書きたいです)そのすべての表現が尊いんだよなーって。言葉を変えたら、表現は”他者との関わり合い”と言えるかもしれませんね。書いていてふと思いました。これを書いている今は22時18分。明日ヒラクの保育園に持っていくお布団カバーが乾いていなくって、慌てて温風を当てている洗面所の台の上です。こんな時間もまた素晴らしき日々の営みという表現だ〜!なんちゃって。
5月20日(土)27日(土)はゴーシュオープンします。
おひとり様でもお気軽に手織り体験、ご予約お待ちしております。

保育園のこと

平楽(ひらく・息子)が通っている保育園がすこぶる素敵なので、こちらを見てくれているみなさんにもお伝えしたい!という気持ちで書きますね。いきなりなに?というところなのですが、先日、園から渡されたものがすごく嬉しかったんです。平楽が去年(1歳の時)、園生活で描いた絵を全部とっておいてくれて、それをまとめたもの。100枚以上ありました。1歳になりたての頃はまた握力も弱く、絵は線にもならず、手前に点が少し描けていたくらいなのですが、2歳になる頃には用紙いっぱいに力強くぐるぐると大きな円をたくさん描けるようになっていました。1枚1枚を余すことなく描かせるでもなく、小さな線だけ描かれたものもあれば、数個の点だけのものもあります。きっとそこには先生方と平楽のコミュニケーションがあったんだろなーと感じられて、その過程も嬉しかったんですよね。描いた日付も残してあって、その時の平楽の時間を共有させてもらったと言いますか。それこそ園には毎日10時間くらいいて、たくさんの園児、先生たちと共に生活をしているわけですが、それはそれは目まぐるしい毎日だと思うのです。寝返りをするまでは布おむつ。寝返りができるようになったらパンツでの生活。(園内ではおむつしないのです)最初は洗濯物の量にびっくりしたものですが、それはその分先生方が子ども達をお世話してくれている、気にかけてくれているということで、その時間に比べたら洗濯物なんてまったく大変じゃないよなー!と思うようになりました。もちろん先生方は大変なんてそぶりは一切見せず、いつも朗らかな笑顔でいてくれて、そして凛とした雰囲気も持っていて、見ていて、話していて、先生たちみんなかっこいいなー!と思っちゃうんです。寛容でおおらかで、メリハリきいてる感じもしてて、とにかくかっこいい。子ども達も園が大好きなんだなーと感じます。平楽も毎朝園に行くと先生見つけたら真っ先に走って飛び込んでいきます。家族の他に安心できる大人がいてくれるという日常は、どんなに素晴らしくって貴重なことでしょう。本当にありがたいです。ちょっと最初の話から脱線しちゃいましたが、そんな日常の中でもたっくさんの絵を綺麗に保管しておいて、僕たち親に子どもの成長を感じさせてくれる先生方の気持ちが本当に嬉しかったんですね。友人からの紹介でたまたま知った園でしたが、平楽はもちろん、僕たち親も大好きな場所になっています。名前はまつぼっくり保育園。もし興味がわいた方はメールでもなんでもいいので、ご質問くださいね。ゴーシュでは手織りの話はもちろんですが、園の話、子ども達のお話しもできたらいいなぁなんて思っています。

ゴーシュの楽しみ

GW終わりまして!
ゴーシュは初めての体験さんや常連さんが織りに来てくださり、いつもながら穏やかな時間となりました。土曜日オープンも始めましたし、遠方の方もいらっしゃるかな?と思ったりもしていたのですが、そこはまだまだのんびりゴーシュです。少しずつ知っていただけるように進めていきますね。
ゴーシュでの楽しみはもちろん手織りの時間なのですが、そのほかにも暮らしにまつわる楽しみがあるといいなぁと思っていまして、そのひとつがお庭のことだったりします。
冬の間に整えたお庭の畑に色々と野菜が増えてきました。トマト、ピーマン、ナスにジャガイモ、ビーツ、ほうれん草、スイカ、とうもろこし、夏野菜が色々です。秋に向けて里芋を植えたりもしましたよ。果樹ではプラムの実がぐんぐん大きくなっています。枝葉も茂ってきたので、剪定もしっかりしました。近づかないと見えなかった果実も遠目から見えるようになりました。風通しや日当たりも良くなったから、色づくのも早くなるかな?なんて、思いつつ、庭仕事、土仕事の喜びを感じています。
2年前もプラムは豊作で、あまりに採れすぎたのでインスタグラムで”誰か貰ってくれませんか?”と投げかけたほど。なかなかこういうことはオフラインで繋がっていないと難しいかな〜と思いつつの投稿だったのですが、「欲しいです〜」と知らない方から連絡いただいたりして。楽しい記憶になっています。今年もたくさん採れたらお知らせしてみようかな。そうそう、昨年はきゅうりやヘチマもたくさん採れて、それこそ体験に来てくれた小学生に「もぎっていきなよ〜」と収穫体験?もしてもらえたりしました。身につけるもの、食べるものを自分で作ったり育てたりできたら、衣食住に直結することの一端でもゴーシュで感じてもらえたら、もっともっと生きていくことが自由に感じられるような気がしていて、そんな場づくりを今年の夏もできたらなー!と思っています。

日々のこと

わたわたとしていたら、あっという間にGWになってしまった!
今日も今日とて最近はデスクワークが多くなっております。事務の改善点が色々と見えてきまして、この季節に色々と整えてしまおう!という気持ちなのですが、やっぱり機の前に座って手を動かしていないとどうにも落ち着かないというか、進んでいる実感が持てないというか、なんといいますか、、、。
そうしていつも織り始めては後回しにしていた事務仕事、、、、。織るという目の前の仕事と事務という足元の仕事、と書いてみるとこれ、事務仕事ってとっても大切!足元しっかりしていないと目の前揺らいじゃいますものね!自分で書いて納得してしまいました。さて、そんなこんなで、少数精鋭?のオンラインストアもアップデートしたいし(アップする写真は撮ってあるのですよ)、体験ご予約受付ももっとみなさんがアクセスしやすい方法があるのじゃなかろうか、とも思うし(ご予約LINEアカウント開設とか?)、あれもしたいしこれもしなきゃもあったりします。そうこうしていると気温もぐんぐん上がっていって、お庭の緑たちもわさわさ育ってくるからお手入れもしたいし、って、すごいバタバタしている人みたいですね。でも、毎日しなくちゃいけないルーティンと、そうでなくてもやりたいことと、こうしたことがあるって結構楽しいものだよなーと思ったりしています。この目の前のことたちがすっとなくなって、何にもしなくても大丈夫な状況になったとして、でもそれって別に僕はのんびり生きて生きたい訳じゃないからな〜、と思う訳で。そんな毎日の中で、いかにじっくりしっかり織る時間が貴重なことか。これって、ゴーシュに織りに来てくれるみなさんにとってもきっと同じことだったりしますよね。日常の暮らしからちょっと違う場所に行って、ものづくりに触れて、自分のことを感じられる時間を持てて。今日は少し時間があったので、お庭の草刈りをしましたよ。整えるところと、そのまま残すところと、あれこれバランス考えて、揃えてみて。織り機の前に座る時間と、目の前にあるお庭の景色と、両方でゴーシュという空間を体験してもらえたら、、、、!と思っています。

フロントランナー

まずはお知らせをば!
GWオープンします!
日程はこちら◯
5/2(火) 5/3(水・祝) 5/4(木・祝) 5/6(土)  
※土曜日もオープンしますよ
曜日で動いているゴーシュなので、いつも通りのオープンといえばそうなのですが、休日(祝日)はお休みと思ってらっしゃる方もいるようなので、改めてのお知らせでございます。
そして少しずつ土曜日オープンもしていきながら、そちらのアナウンスもしていきますね!
こちらゴーシュHPの「お知らせ」やインスタグラムで土曜オープン日をお伝えしてきますので、チェックしてみてくださいー!あと、ゴーシュでは体験にいらしてくださった方にメールでオープン情報やイベント情報などを不定期にお知らせしています。もしこのブログをご覧いただいている方で「メール欲しい!」という方がいらっしゃいましたら、画面右側の「お問い合わせ・ご予約」から”オープン情報希望”と件名に書いてメールください。

さて!本題に入りすね。酒寄家では朝日新聞をとっているのですが、毎週土曜日の別紙で「フロントランナー」という企画ページがあります。表紙と中面合計2ページの内容なのですが、これがいつも良いんです。とっても良くって、ジュコさんと毎週楽しみにしているくらいです。何が良いのかって、各分野の一線活躍している方が載っているわけなのですが、それが誰しも知るあの人!というわけではなく、これまで知ろうともしていなかった分野の方々が多かったりします。でも、その人の背景と今がとても丁寧に取材されていることが伝わってくる文章で、とても読みやすいのです。そして誇張もなく、その人自身が伝わってくるような、想像できるような、自然と興味が湧いてくるような、魅力的な人たちがたくさん登場するのです。”フロントランナー”という名前から、前述のような活躍している人が多いのですが、でも時に、そんな何かの賞をとったわけでもなく、功績を残しているわけでもないような人が出たりもします。でもその人がまた人間くさくって、自分の道を自分らしく突き進んでいる、そういった意味でフロントランナーなんだなー!というような方も載っていたりして。「こんな人が掲載されるなんて、やっぱり面白い企画だねー!」と言い合っています。最新の記事なんてほんとたまらなかったですよ。学生時代から始めたバンドを25年続けていて、登校拒否の子どもたちが集まれる場所を作ったり、世代関係なく”前提を疑え!”と言ってアートができるスクールを運営していたりする方が載っていたんです。以前はアナーキーでいたかったんですって。でもただ逆らうのではなく、ちょっとひねりの効いた、仕組みにアプローチしていくようなアナーキスト。そして、毎晩明るくなるくらいまでお酒飲みまくっていたんですって。顔面怪我して帰るとか普通だったんですって。面白い人間でいたい。世界に通用するアーティストになりたいって。お酒を飲まなくなったら、ただのつまらない丸い人になっちゃうんじゃないかって。でも、結婚して家族ができて、お酒をやめることにしたそうです。お酒に頼ってチープなアナーキズムをやろうとしていただけだって気づいたんですって。そうして今は、なんでもない日常にこそ幸せがあると思うようになったそうです。最高じゃないですか?本文では語られなかったのですが、プロフィールを見てびっくりしました。僕が大学時代、すごく良く聴いていたバンドのボーカルの方だったのです。めちゃめちゃカッコいいんですよ!男くさくって、パンクロックで、感情的で。そんな音を鳴らしていた、鳴らしている人が、こんなことを言ってくれるなんて。なんでもない日常に幸せがある。たまらないですよね。土曜の朝から目頭熱くなってしまいました。これ、特に好き!という記事はスクラップするのにとっておいてあるんです。もし興味ある方は、ゴーシュにいらした際お声がけくださいね。これですこれ〜!と言って切り抜きお見せしますね。

かみね動物園

土曜日でひらく(息子)が2歳になりまして、人の名前や物事も随分わかるようになってきました。今朝なんて、準備にちょっと遅れた母を玄関先で「ひさこ〜!ひさこ〜!」と呼んでいてびっくりしました。やっぱりブルドーザーや電車など乗り物系は大好きで、道ゆく車を見ては「バス、かっこいー!」と叫んでいます。そんなこんなの彼に実物を見てもらいたいなー!と動物園に行ってきました。場所は表題にもあります、かみね動物園(日立)。メンバーさんに教えてもらったのですが、行ってみたらまあなんと良いところ。インターから近いことも良ければ、日曜日に行ったのに全然混み合っていないのです。穴場なわけでもないであろう、程よい来場者数ってな具合で、僕たちのような家族づれが多いのですが、動物達の前でも売店でも先が見えないような人だかりができるわけでもなく、お昼時でもベンチがそこそこ空いている、本当に程よい混み具合。もちろん動物園の内容も楽しかったです!王道?のゾウやキリン、ライオン、シマウマ、クマ、チンパンジー、ペンギンなどなど、絵本に出てくるような動物たちはいますし、動線も流れが良く、見やすくされていました。園内の芝生でピクニックのようにシートを敷いてご飯をとっている家族連れさんもちらほら見られて、素朴で穏やかな気持ちになれる、いい場所でした。もちろんひらくも大喜び!お昼寝も忘れて猛ハッスルしていました。
そしてそして、動物園に併設して、遊園地やレジャーランドといった、アトラクションがある施設もあったり、太平洋が見渡せる展望台があったり、家族がいろんな年代になっても楽しむことができる場所になっています。駐車場が無料だったり、入園料がお手頃だったり、なんだか色々やさしかったです。つくばからは高速で約1時間ですし、日立まで行かずとも、”大洗水族館”や”ひたち海浜公園”のネモフィラ(真っ最中ですね!)も行きたいし、でも日立駅にも行きたいなー!(海の見える駅舎として知られているそう)色んな場所に行って、色んな景色や空気を感じて、色んな気持ちを感じたい。さー!仕事がんばるぞー!